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マイ・テラー 1
あの本を、あなたは覚えていますか?
とある一冊の本…。
誰の本棚にも、どんなに月日が流れようと、
今でも変わることなく必ず一冊が置かれている。
たった一つの、かけがえのないストーリーラベル。
あなたはその本の名前を知っていますか?
私は時に、新しい小説ばかりを求めて、
この本に見ない振りをして通り過ぎてしまった日々があります。
あなたも…、私も…、
誰しもがそうなのではないでしょうか…。
他人や、新しい何かに左右されて、
大切なストーリーを見つけ出すことを
忘れてしまった時間が存在するはず…
そんな、あなただけの誰にも譲れない素敵な物語を、
もう一度開いてはみませんか?
。