東雲主任は慌てない②
本社転勤2日目。
僕のオフィスはフレックス勤務なので、
会議や緊急の仕事がなければ、
時間管理は個人の裁量になっている。
とは言うものの、7割くらいのメンバーは
9時前後に出勤している。
年齢的にも若手の僕は少し早め、8時半に出勤した。
オフィスに入ると、東雲さんは既に出勤していた。
「おはようございます」と挨拶すると、
「おはよう、早いね」と返ってきた。
(いや、東雲さんの方が早いだろう)
「東雲さん、何時に来てるんですか?」
「毎日7時だね」
「早くないですか?」
「年寄りだからね、早起きしちゃうんだよ」
東雲さんは照れくさそうに頭を掻いた。
「早く来た分、夕方に会議が無ければ早く帰ってる。
私の業務量だと、残業すると会社が損するからね」
「仕事量は多くないんですか?」
「そうだね。高木くんのキャリアに置き換えると、
月の残業15時間くらいかな」
(思ってたよりも、大変じゃなさそうだ)
「高木くんのトレーニングプランをメールで
送ってあるから、準備ができたら開始しよう」
パソコンを起動し、メールを確認すると、
今朝7時に届いていた。
(昨日のうちに送ってくれれば良かったのに)
「昨日のうちに送ろうと思ったんだけど、
転勤初日から細かい計画を見たら気になっちゃうと
思ってね。今朝にしたんだよ」
(確かに、細かい)
業務内容と目標作業時間、習得レベル、
日割りスケジュール。
仕事のボリュームと難易度が整理してあった。
「この計画は、かなり無理してるんだよね。
課長には話してあるから、一応の目安でOKだよ。
気楽に行こう」
東雲さんはニコニコしながら言ってきた。
業務開始!と気合いを入れて家を出たのに、
気が抜けてしまった。
「9時からスタートで良いかな?」
東雲さんの問いかけに、「はい」と答えた。
本社転勤2日目。
僕のオフィスはフレックスシフトなので
会議や緊急の仕事がなければ、
時間管理は個人の裁量になっている。
とは言うものの、7割くらいのメンバーは
9時前後に出勤している。
年齢的にも若手の僕は少し早め、8時半に出勤した。
オフィスに入ると、東雲さんは既に出勤していた。
「おはようございます」と挨拶すると
「おはよう、早いね」と返ってきた。
(いや、東雲さんの方が早いだろう)
「東雲さん、何時に来てるんですか?」
「毎日7時だね」
「早くないですか?」
「年寄りだからね、早起きしちゃうんだよ」
東雲さんは照れくさそうに頭を掻いた。
「早く来た分、夕方に会議が無ければ早く帰ってる。
私の業務量だと残業すると会社が損するからね」
「仕事量は多くないんですか?」
「そうだね。高木くんのキャリアに置き換えると
月の残業15時間くらいかな」
(思ってたよりも大変じゃなさそうだ)
「高木くんのトレーニングプランをメールで
送ってあるから、準備ができたら開始しよう」
パソコンを起動し、メールを確認すると
今朝7時に届いていた。
(昨日のうちに送ってくれれば良かったのに)
「昨日のうちに送ろうと思ったんだけど、
転勤初日から細かい計画見たら気になっちゃうと
思ってね。今朝にしたんだよ」
(確かに細かいーー)
業務内容と目標作業時間、習得レベル、
日割りスケジュール。
仕事のボリュームと難易度が整理してあった。
「この計画はかなり無理してるんだよね、
課長には話してあるから一応の目安でOKだよ。
気楽に行こう」
東雲さんはニコニコしながら言ってきた。
業務開始!と気合い入れて家を出たのに、
気が抜けてしまった。
「9時からスタートで良いかな?」
東雲さんの問いかけに「はい」と答えた。
みなさん、こんばんは。
転勤2日目、やっと業務開始です。
一緒に仕事する東雲主任から届いた業務スケジュール。
意外にも細かい……A型なのかな?
本社での記念すべき第一歩を踏み出します。
みなさん、応援よろしくお願いします。
次回
「東雲主任は基本に忠実」
2026年公開です。お楽しみに!




