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魅了の力は封印するのでお姉様!ざまあ展開はご遠慮します!  作者: 瑠璃
第二部 第一章 Tell me you love me

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カトリーヌ・ヴィセンテ店へようこそ

 次の日、セラは、お義父様お義母様だけでなく現公爵夫妻のお義兄様ご夫婦もご一緒にキャラウェイ公爵へとやってきた

 今日は、セラは公式行事用の魔法騎士の装束でやってきた

(私が一番好きな服装だ)と思わずドキドキしてしまった


 ヴィユンティ公爵家とキャラウェイ公爵家として婚姻についての形式的な話し合いが終わるとお茶が運ばれてきたが、もうお義母様とおば様そしてヴィユンティ公爵夫人のお義姉様の様子がソワソワしはじめた。


 切り出したのは、お義母様だった


「さて、難しいお話は殿方にお任せ致しまして私達は婚約式とまあ諸々必要なアリスのドレスをえらんでまいりますわ」


「え?カトリーヌ・ヴィセンテの店には私達ふたりで参りますよ」とセラがそういうと


「まあ!あなたね!そういう所よセラ

 私達がこの日をどれだけ楽しみにしていたか」

 お義母様の「喝」がセラに入ってしまった


「私、お義母様達にも見て頂きたいわ」


「 わかりました いずれにしても馬車に全員は乗るのは大変ですし2台でいくと店に迷惑がかかるので私とアリスは先に参りますね」


 セラはそういうと私を抱きかかえてスっとその場を消えた


「もう、ほんっとにあの子ったら」


 一瞬にして王都の街中にあるカトリーヌ・ヴィセンテの店の前に、でてきた

 街中を歩いている人は突然私達が現れて驚いた しかも魔法騎士が、女の子抱きかかえていきなり現れてきたらそれは驚くでしょう


「ねえ、早く下ろして……」顔を赤くして

 お願いする私に


「え? どうして? 」と悪戯そうな微笑みをうかべながら少し首を傾げていう


 もう! この人は…… でもかっこいいから許す


 セラは、平然とした顔で、 私を抱きかかながらお店へ入っていくのである

 店に入ると意外な人が中にいた


「いらっしゃいませ」とカトリーヌ・ヴィセンテと従業員が並んで出迎える中に

 カレンが一緒に立っていた


「カレン!…… お願い、セラ下ろして」


「仕方ないね…… 」

 残念そうに下におろしてくれた


「ふふ、あいかわらずね…… セラ様」


「ハハハ そうかな みんなこんなもんじゃないかな」

 しれっとセラはいう


 ああ〜!はずかし〜!


「カレン、びっくりしたわ どうしてここに? 」

 恥ずかしさを隠しながら話そうとは、おもうが下ろした後もセラの手が腰にガッチリホールドしていてドキドキがとまらない


「今日は貸切にしているはずなのに、誰かいる! しかも私がいてびっくりしたでしょ?」


「うん…… すごくびっくりした!

  ん? いや、だからどうして?」


「仕事で王都にきていてね カトリーヌ様とは昨日商談にきていたの

 そうしたら、あなたの話聞いてびっくりしてここで待っていたの」


「ごめんなさい、急に決まった事で本当は誰よりも先にあなた達に知らせないといけなかったんだけど……」


「そんな気にしないで、クレアとキャロも同じ気持ちよ その代わり4人で集まったら覚悟しなさい 根掘り葉掘り聞いちゃうから」


「こわいなぁ」


「ところで、商談って?」


「領地にある鉱山からとれた宝石をアクセサリーにするのに、腕のいい職人をスカウトしてね 試作品持って王都に売り込みに、ある宝石店とカトリーヌ様の所にきていたのよ」


「カレンあいかわらず凄いわ!」


「ふふふ、我ながら頑張っているわよ」


 カラン と扉の開く音がした

 お義母様達が到着した


「あら、カレン どうしたの? 」


「おば様、ご無沙汰しております いえ、偶然仕事で参りまして 皆様が起こしになられると伺ったのでご挨拶させていただこうかとおもい、不躾で申し訳ございませんがおまちしておりました」


「まあ、でも良かったはセンスの良いあなたの意見もぜひ聞かせて欲しいわ」


「ありがとうございます」


 早速、ドレスの話に入った


「私は、魔法騎士団の制服で結構です」


「まあ、式は最初それでね でも召し替えが必要だものね」


「え!私まで衣装を変えるのですか」

 と、困った顔をするセラ


 でも、制服姿は大好きだけど……絶対、セラ様のタキシード姿も見たい!


 困った顔をしてるセラに

 見たい! 見たい!見たい!とおねだりの視線を浴びせる


「は〜っ! わかりました 1着だけですよ ただし、条件があります今回のアリスのドレスは私の希望を最優先にしてください」


「わかりましたわ、ヴィユンティ卿 では、アリス様とおふたりお並びくださいませ」


「やっぱり素敵ですわ。おふたり共お美しいすぎますわ〜! これは……」

 といってカトリーヌはそのまま奥の部屋にこもってしまった


「どうしたのだ? 気分でも悪くなったのか?」


「大変申し訳ございません、先生はゾーンに入りましたらああいうになりますので暫くいたしましたら出てまいりますのでそれまで皆様お茶でもお召し上がりください」

 と助手がお茶とスイーツをだしてくれた


 前にもこういう事あった気がする


「ふふふ、まるで鶴の恩返しみたいね」とカレンが笑う


「え?つ、つるの? 何?カレン」


「ああ、独り言よ 気にしないで」

 カレンは時々よくわからない事を口にする

 が、相変わらずのようだ



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