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魅了の力は封印するのでお姉様!ざまあ展開はご遠慮します!  作者: 瑠璃
第二部 第一章 Tell me you love me

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おじ様の気持ち

「お義母様、もうすぐ王都ですよ

 私はキャラウェイ公爵家に帰りますが明日カトリーヌのお店に行く時にお迎えに上がりましょうか?」


「アリス、大丈夫よ

  ふふふ、セラも行くからこちらからお迎えにあがるわ」


「あ…… そうですね ありがとうございます」


 ヴィユンティ公爵家の領地をでてから3日かかり今日王都についた


「父上、やはり転送ゲートを作るべきですね」

 そう言いながら うーん!と背を伸ばす

 キャラウェイ公爵家に到着するとおじ様達とともにアイリーンとフェリックスが出迎えてくれていた


 馬車から降りるなり

「やっと捕まえた、大魔法使い君!」

 とフェリックスがセラの腕をつかんだ


「嫌な予感が的中した……」


「おいおい、言ってくれるな義弟よ」


「ねえ、お姉様……フェリックス様ってあんな感じだったかしら」


「そうよ、まあ今は色んなものに解放されてちょっとテンション高いかしら……」


(高いというものではない……)

 結局、私を送ってすぐヴィユンティ公爵家邸に行くはずだったフェリックスに引きずられながらフェリックスの執務室へとふたりで入ってしまった


 私は、おじ様とおば様とアイリーンとお茶をしていたのだが……

 おじ様達は今セラが執務室にいるのに婚約の話を出していいものか悩んでるようで気まずい空気をかもしだしている

 私も、そろそろ執務室から彼がでてくるかもしれないし……話だそうか悩んでいた

 お茶を囲みながらほんっとにどうでもいい話ばかりを4人でしてたのである

 フェリックス、どうせセラを確保したければ

 王宮の執務室へ連れていけばいいのに

 なぜここ!

 おかげで話出すタイミングが、わからなくなってきた

 それにしてもフェリックスは、もうすっかりキャラウェイ公爵家の入婿どの気取りでいて、実際フェリックス・キャラウェイと名乗ってる時もある……

 公爵家の使用人達ともすっかり馴染んでいる

 まあ、もうすぐ結婚式なわけなんだけど……


 やっとおじ様が、「セラ君とは……」

 と言い出した時、フェリックスとセラが応接室に入ってきた


「ああ、みんなお茶していたんだね

 サリ、僕達にも茶を用意してくれ」

 とソファに座った


 セラも私の横に座り少し緊張しながら

「あの、急にこういうお話になり申し訳ございません、アリスは、必ず幸せにします

 領地にいきましたら、大変なことも多いですが僕が必ず守りますから」


「実はアリスにはずっと影……護衛をつけていてね……

 君がずっと守って来てくれていたことや、彼女がヴィユンティ公爵家に預けられた時から守って来てくれた事等を全て報告をうけていたんだ……

  僕は、彼女を引き取ったのだが、結局彼女を危険な目にあわせてしまった……

 隠す様にヴィユンティ公爵家に預けてしまって弟夫婦に申し訳ないとずっと思っていたんだ……

 でも、君と出逢うための運命だったんだと思えると少し救われた気持ちになってね……

 本当にアリスには幸せになって欲しい

 頼んだよセラ君」

 おじ様がそうゆっくりと話するとおば様が声をころして泣いていた震える肩をおじ様がそっとささえた


「おじ様、おば様…… 私は凄く感謝しているんですよ 私を見つけて引き取ってくださって……父と母も感謝しています」


 おじ様は、泣きながら頷いてくれた


「ありがとうございます

 明日、また両親とお伺いいたします」

 とセラは、挨拶し立ち上がった


「ああ、じゃあ馬車を……」とおじ様が声をかけると

「あ、ありがとうございます 大丈夫です」

 と言って スっと姿を消した


「大魔法使いというのは本当なんだな……」

 とおじ様達が呆気にとられた


「そうなんです!おじ様今日は、普通の服装ですが魔法騎士の黒装束姿は、本当に素敵でカレンに聞いたのですがセラ様みたいな方をスパダリって言うんですってよくわかんないですけど大魔法使いな上にめっちゃくちゃ強い騎士であってあの容姿は無敵らしいです」

 とついついまた、語ってしまった……


「まあ、アリスが王妃の座を頑なに拒むほどスパダリのセラ様が大好きなのはよくわかったよ」

 とフェリックスが、クックックと笑いながら茶化してくる


 ああ、よりによってフェリックスのまえで…… 私ったら……


 先程のしんみりしたムードはかき消されみんな笑顔でその夜は更けていった


 この事があって以来、フェリックスは何かにつれて、スパダリセラ様とセラをからかうのだが本人は、なんの事がさっぱりわからず……また、こいつきっとロクな事言ってないなとセラは思うのであった……





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