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32話 集合

ジャンル別日間、週間に載ってました。

ありがとうございます!


 俺達は王都の門へと出た。

 ルシアーネに慰めてもらったお陰か、気分は以前より悪くない。

 

 俺達は集合の10分前に近くの木陰に座って待っている。

 相変わらずこの街の活気は賑やかなようだ。

 だが、昨日に比べて王都の門が混雑することは思っていたほどない。

 逆に街の中心部の人口密度が高くなったくらいだ。


「昨日に比べると随分、人集りが減ったようだな」

「主いない時、まだ少しいた」


 俺が呟くとルシアーネが反応する。

 

 そういえば、今日もまた1人でレベル上げをしていてくれたらしいな。

 この王都を経由してモンスターを倒しに行ってくれていた。

 

 ルシアーネは勿論の事、俺より遥かにセカンドワールドにいる。

 アワタスト王国はこうも広々としている。

 が、彼女もだんだん飽きてくるのではないか?

 定住国変更が確か一ヶ月先だ。

 その時になったら、帝国みたいなもっと活気のある地域に行ってみるのもいいのかもしれないな。


「ルシアーネは今日はどこに行ったんだ? あのゴブリンの出る森か?」

「昨日、行ったとこ」


 昨日行ったとこ?

 もしかして彼女1人であの骸骨ダンジョンに潜ったのか?


「あんな危険なところよく行けるな……無事だったか?」

「無事。昨日みたいな異常事態は起こらなかった」


 それは良かった。

 あんなこと起きたら無事になんか済むわけない……。


「それに主いないなら、魔力空にして勝手に帰れる」

「……ああ! そんな方法があったのか……ならどこに行っても安心だな」

「そう!」


 まさかこんなルール違反みたいな手段があるなんてな。

 なら、いっそ俺がいない方がいいんじゃないか?

 と、思うが彼女1人の経験値の稼ぎにも限界がある。

 

「でも一周だけしか無理だった。1人だと手間かかる。クランポイントもそれで10Pだけ」

「ダンジョンを攻略するとポイントが貰えるんだな?」

「合ってる。難易度上がるとポイント増える」


 つまり、今の俺はとにかくダンジョンを踏破しまくれ!

 と、言うわけだ。

 

「……てことはレベルもそこそこは上がったんだな?」

「昨日ほどではない。でも上がった」


 ステータスを開いてみる。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 バンドウカイセイ 男性 Lv.145【炎帝の騎士団】

              〜〜叡智の星〜〜               

【種族】人間

【ジョブ】双対の戦士

【加護】『双対の加護』『戦士の加護』『混沌の加護』


【体力】16000/16000

【魔力】11500/11500

【知力】10000/10000

【武力】15000/15000

【経験値】100/14500


【スキル】『autoレベリング』『獅子奮迅』『心眼』

     『封・¿?¿? ¿?¿? ¿?¿?』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おお! 10レベル以上も上がってる! それにクラン表記も追加されているな」

「主、頑張った。褒めて」

「そうだな! ありがとうルシアーネ」


 俺はルシアーネの頭を撫でる。

 解けた満足気な笑みを浮かべて寄りかかってきた。


「もっと、もっと!」

「もういいだろ……流石に重い。離れーーーー」



 俺が引き剥がそうとすると背後から声がかかった。


「おっ……カイセイ、お嬢! 待ったか?」

「カイ君にルーちゃんおまたせ! 来るの早かったね」

「おっ! 来たな!」


 振り返ってみると咲と翔の2人がいた。

 ケモ耳、犬尻尾のボーイッシュな格好をした咲。

 柄の悪い上半身の肌けた金髪の翔だ。


「カイセイ、お前の腰に差しているソレ! 遂にまともな武器を手に入れたのか!」

「銀色でカッコイイね! それはもしかして刀かい?」

「そうだぞ、昨日のアレで手に入れてな。なかなかに良いもんだろ?」


 俺が自慢すると2人がペタペタと触ってくる。

 半ば、スカーレットとイザベラに譲渡して貰ったものだが……。

 それだけに本当にいい代物だ。


「そういえばユキっちどうしたんだ?」

「そうだね。カイ君と一緒にいるかと思ったけどまだ来ていない?」


 2人が周囲を見渡す。

 あのことは2人に伝えることはない。

 そのせいで雪が疲れて寝込んでしまっていることも。

 ここは適当に嘘をついて誤魔化すことにした。


「ユキなら今日は早く寝るって言ってたな。調子が悪いとかって……」

「ははん? カイセイもしかして嫌われちまったんじゃないか?」


 ニヤニヤとしながら翔が答える。

 一瞬、ドキッとしてしまった。

 

「おいおい? マジかよ。あんま強く言ってやるなよ」

「ユキちゃん、いじけちゃった……? 僕からメールすることもあったから人の事は言えないんだけど、ほどほどにね」

 

 俺は2人の知らない、別の意味に捉えてしまった。

 もしそうであっても、あながち間違っていないんじゃないか?

 と、自己嫌悪に陥りそうになり、顔が引き攣る。


「……いや、それは関係ないから。それより今日は冒険者ギルドに案内してくれるんだろ?」

「おう、そうだったな! 話が脱線しちまった。ほらついて来てくれ!」

「ルーちゃんもついてきてね!」



 そう言うと、俺とルシアーネは冒険者ギルドまで案内されるのだった。

寝落ちbackspaceで執筆が全部消えていました。

夜中にメンタルが崩壊しそうになりました……頑張って書き直しました。



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