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21話 骸骨ダンジョン⑤

続き


 俺達の目の前でスケルトン中尉が倒れ経験値へと変わる。

 一気に20レベルも上がった。


「おっ! キタキタ! 流石に苦労した甲斐あって潤沢だな……」

「主、集中! 次どっち?」


 レベルの上昇を喜んでいると、ルシアーネに頭をポコンと頭突きされた。

 ミサイルであの格上の強敵を一体倒せたのか興奮し目を輝かせている。

 ルシアーネは『どっち、どっち?』と俺を揺らしながら迫ってきた。

 

 残るは槍使いのスケルトン少尉と大剣使いの大尉。

 先に少尉を倒して最後に難敵と合間見えるか?

 それとも、中尉を倒した上り調子で大尉に行くか?

 幸いなことにレベル上昇によってこの2体にも見劣りしない程レベルはある。

 ここはーーーー安全策をとって着実に……。


「スケルトン少尉から行くぞ! 立ち回りはさっきと同じだ! 遠距離攻撃をしてくる奴はもういない! 落ち着いて行くぞ!」

「了解。魔力に余裕がある。さっきのミサイル4連続発射可能」


 ルシアーネの右腕が異様に変形していく。

 俺の両横腹に密接するよう円筒状の銃器が出来上がっていく。

 左右に2本ずつ生えてきて一気に重量が重くなる。


「……っ重!? おいおい、こんなもん同時発射されたら木っ端微塵になるぞ……」

「今の主なら耐えられる。多少トラウマが……なんでもない」

「おい! 今何を言いかけたんだっ!?」

「……衝撃に備える」


 ルシアーネがガッチリと俺に捕まる。

 俺の体はルシアーネの形状変化した金属の固定器具が張り巡らされた。

 脳に微振動の揺れが伝わってくる。

 今までに見たことのない変貌を遂げる彼女の腕に一種の恐れを抱いた。


「おいおい! マジでコレはヤバい! こんな重苦しくてまともに撃てる訳ないじゃないか!? 今まで通りアサルトライフルで……」

「ホーミングミサイル弾。コレで安心!」


 “ピーピー”という異質な機械音が聞こえてきた。

 魔力がゴッソリと削り取られていく。

 ルシアーネは嬉しそうな笑みで頭を俺の肩に預けた。


「ル、ルシアーネ! 降りて打とう! もう十分距離も離れたし……ここなら一人で思う存分撃てるぞ!」

「何言ってる主? 二人で一人。私一人で打ったら反動でダメージ受ける。着弾前に武力0になる。ダメ」


 ルシアーネに何故か怒られた。

 今、この時も正にミサイルの形状は変化し続け全く聞く耳を持ってくれない。


「主、今良いこと思いついた。スキル発動して」

「……? ああ、武力バフだな。『獅子奮迅』!」


 一気に力が湧いてくる。

 ルシアーネの改造された右腕の重量にもなんとか耐えられるようになった。

 すると、銃口がスケルトン少尉の方ではなく反対方向、俺達の背後に向き始めた。


「一応、言っとくがミサイルを射出する向き間違っているぞ……」

「大丈夫。一旦後ろに出してから誘導する」

「誘導……?」



“ブォォォォオンーーーーーーーーー“

“ブォォォォオンーーーーーーーーー“

“ブォォォォオンーーーーーーーーー“

“ブォォォォオンーーーーーーーーー“



 ミサイルが途端に4連同時発射された。

 俺は膨大な衝撃波に押しつけられ、衝撃と共にスケルトン少尉のいる前方へとぶっ飛んだ。


「…………っグガァッ!? ゲボっゲボっ!」

「槍をやってから剣の方もすぐにやる。『心眼』発動する!」


 脳の処理が追いつかない。

 俺は何故か空を飛んでいる。

 全身に訳の分からない痛みを感じて……。



ーースキルの発動条件を満たしましたーー

ーー全スキルを発動しますか?ーー



 脳が有無を言わさずスキルを発動させる。

 体力が極度に低下した時に発令されるスキルの強制発動だ。

 ステータスの数値がメキメキと減っていっている。


 すると数秒先の未来のようなものが見えてきた。

 いつもより少し長く見える。


 4本のホーミングミサイルが俺の誘導によってスケルトン少尉に被弾する。

 大爆発が起こると同時に少尉の骨骨が砕け落ち、光の泡へと変わっていく。

 レベルが幾分か上昇した俺は上手く風圧に乗り、スケルトン大尉への元へ駆け出す。

 ルシアーネが6本に増えたホーミングミサイルを再び後方に撃ち出し、衝撃と共に加速がかかる。

 そして、俺はいつの間にか被爆するスケルトン大尉の目前にいた。

 全速力で振りかぶる脚でーーーー


「…………マジかよ」







“ヴァヴァヴァヴァッーーーーヴァゴオオオオオォォォォンっっつ!!”


 

 




“ヴァヴァヴァヴァッーーーーヴァゴオオオオオォォォォンっっつ!!”








ーー経験値200000取得しましたーー

ーー【双対の加護】経験値200000取得しましたーー


ーーレベルが45上昇しましたーー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 バンドウカイセイ 男性 Lv.131〜〜叡智の星〜〜


【種族】人間

【ジョブ】双対の戦士

【加護】『双対の加護』『戦士の加護』


【体力】14500/14500

【魔力】10000/10000

【知力】8900/8900

【武力】13400/13400

【経験値】200/13100


【スキル】『autoレベリング』『獅子奮迅』『心眼』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私事の為、月末は更新が控えめになります。

投稿できない日も出てきてきますが、お待ち頂けると幸いです。

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