英雄とギルドの英雄
後6人、凄い難しいです。頑張りますけど
1章ー3 英雄ユウヤ
また夢を見た。毎日来る日も来る日も同じ夢を見る。魔王を倒す夢だ。確かに、魔王を倒したことはある。だからといって、倒した事実しか記憶に無い。考えてもしょうがない、200年ほど前まで、自分は魔神と街の人々から言われてきた。だが、邪竜インキャーを倒したことで、街の人々からは救世主ヨーキャと呼ばれることになった。今日は新しくできたギルドに行こうと思っている。早速街に行くか。
「救世主ヨーキャ様、今日はいかがなさいましたか?」「ん?あぁ、街のギルドに行こうと思ってな」「救世主ヨーキャ様なら、必ずやギルド長に認めてもらえるでしょう。案内いたしますぞ。」「ありがとう、助かる」「いえいえ、とんでもない」
「さぁ、ここがギルドです」連れてこられた所はギルドというには、あまりにも豪華で、何処かの貴族が住んでいるような場所だった。「ここがギルドか?」「はい、中に案内しましょう」
「...それで、ギルドの冒険者になりたいと?」「あぁ、そうだ。俺でもなれるか?」「明日の適性検査を受けてください。今日はパルキシス団長は森の魔物討伐に向かっておりますので、明日でよろしいですか?」「わかった。明日また来る。ところで、パルキシスとはあの英雄パルシールの子孫か?」「えぇ、そうです。団長も街の人々からは英雄と呼ばれてますよ。」(英雄か。そういえば俺も英雄ではなかったか?うーん。昔のことはあまり覚えていないな。とにかく、今日は帰ろう。)
夏休みの部活の合間で書いているので、投稿がランダムになるかもです。