ギルドだね①
宜しくお願いします。
俺はいま、物凄く緊張している。
ラムがすぐ隣に居るから?とかでは無く。
異世界ファンタジーRPGお決まりの場所、ギルドのすぐ側まで来ていたのだ。
「やっぱり、始まりはギルドだよなぁ」
「な〜に?それ...」
(ああ、ラムさん顔が近いです)
「いや、何でも無いよ」
俺達はそのまま、大きな建物の間を、抜け広場に出た。広場の先には綺麗な河が流れていた。
「それにしても、立派な建物が並ぶな」
(RPGの世界感とだいぶ違うな......)
広場の中心には円形の噴水があり、その周りを大きく囲む様に赤い煉瓦造りの5階建ビル位のサイズがある、とても美しい建造物が並ぶ様は、まるでマセ○広場の様だった。
「ところでラム、どの建物がギルドなのかな?」
「ふふ、ここの四つの建物全てがギルドです」
「えええええ!本当かよ!」
「うん、本当だよ」
全ての建物がギルドと聞いて再度見渡した。
川を背にすると、建物は半円形に並んでいて、さながらリング型ケーキを半分に切った様だった。左から順に見ていくと、ショートケーキの様な形が目につく建物で、インプやドモヴォイが管理している銀行らしい。(俺がいた世界の妖精の話と少し違うんだな......)
次にほぼ同じ大きさの建物が二棟並んでいてここのギルドの主館だ。左側が本館、右側が別館という作りで 本館に総合受付・別館に医療、通商、交易がある、最後の建物は、四棟の中で一番小さいが、河に面しており宿泊や休憩所になっていて、建物からの眺めも良く人気があるらしい。
「うーん.......僕の想像では、もっと小振りな建物に受付があって、カウンターのある酒場が中にあったり........」
「そういった感じのギルドは他国にあるみたいだよ」
「ちなみに、エルフさん達の村とか」
(おっ!エルフかぁ.......会ってみたいなぁ......)
(むっ!ジョー君のあの口元......変な事考えているんじゃ.....)
「でも此処のギルドは、世界有数の規模で管理も行き届いているってお父さんが自慢してたんだ」
「これだけの規模だ、そうだろうな」
(あれ!ラムさんの目が笑って無い?)
ここは本当に、マ○ナ広場のを少しコンパクトにしたような感じだった。
広場中央には円形の噴水がありその中に五体のブロンズ像が外向きに並び、更にその中心には白くて立派な大きな人の像が悠然と建っていた。
「ちなみに、あの像は何の英雄?」
「英雄と言うか、鬼神様です。お爺ちゃんだよ」
「は?」
「だから、お爺ちゃんなの!前にも話たけど、変な物を作ってしまう癖があるんだ」
「それにこの像は、私達鬼族とドワーフさん達の友好の証なんだって」
「何だか、会った時の体型と、表情が違いすぎるぞ!」(何と言うかカッコエエ!)
「えへへ、その内此処にジョー君の像も♡........ね♡」
「いえ、結構です」
「え〜〜なんでよ〜」
「恥ずかし過ぎ!それにさっき、変な物って言っていたよね!」
「いいんだもん!」
「?」(ラムさん?あの〜〜何が良いのでしょうか?)
噴水辺りを見て回った。
何故か噴水の中の五体のブロンズ像が気になった。
(此処は、鬼神様の祭り会場にもなるらしいな...)
「それでは、適性検査に行って見よう」
「おっし!行こう」
(俺は、気合いを入れた)
「さっ此処がギルドの総合受付で〜〜す」
「すげ〜なこりゃ」
横並びに30メートルはありそうなカウンター、天井までは軽く10メートルはある感じで俺がより小さく見える。さらに床は、市松模様の様な意匠が凝らしてあり、テーブル、椅子、壁、天井に至るまでドワーフ達の匠の技が冴え渡っていた。
「さてと、受付だな」
「こっちだよ」ラムが手を引いてくれた。
「何でこんなに、受付がデカいんだ?」
「だって、巨人族の人が入れる様にしてあるんだよ」
「なるほど」俺は納得した。
20分程、ラムと雑談していたら、順番が回って来た。
「次の方どうぞ」
「大変お待たせ致しました。本日はどの様な御用件でしょうか?」
受付の方は、これまた美しい女性で丁寧に対応された。
「僕は、適性検査を受けに来ました」
「かしこまりました、一つ確認をさせていただきます。貴方様は見たところ鬼人族様とお見受けしますが、10歳を超えていますか?」
「はい、27歳です」
「あっ私は付き添いです.........未........旦.....♡」
「こっこほん」(受付嬢様が咳払いをされました)
「あっすみません」
「では、適性検査の実施規定の10歳以上をクリアしておりますので、こちらの適性検査同意書を確認して頂き、サインをして下さい」
「分かりました」
「それでは、本館の2階検査室に、この書類をお持ちになって下さい」
「分かりました、ありがとう」
「ジョー君、緊張するね♡」
「ああ、本当に」
(本当に、異世界ファンタジーなのか?随分キチンとしてしるな.......)
ラムと、2階に上がった。
「え〜〜っと」
長い廊下を歩くと直ぐに見つかった。
「ああ、ここだ!」
[コンコン]
「はい、どうぞ〜〜」
「適性検査をお願いします」
「お願いしま〜〜す♡」
「おやおや、ラム様でしたか」
「えへへ、お久しぶりです」
「此方の御仁は?」
「わ・た・し・のジョー君です♡」
「ゲーーーーホッ ゲホッ ガホッ ゲホッ」
気管支に何かが入った様に噎せ込んだ.......
「あらあら、ラム様はもう.........おめでとうございます♡」
「ハイ!」(それマジっすか?)
「わたくし、インダストリ様には大変お世話になっております、ウェヌスと申しますヨロシクねん♡」(何でしょう、凄く凄く、煽情的な雰囲気のお姉さんだな)
何処かで見た気がしたが、思い出せなかった。
「それでは、この台の上に掌を上にして置いて下さいね♡」
「はっはい」(う〜〜緊張する〜〜)
「では、気持ちを楽にして、はい深呼吸〜・・・」
「それでは、掌の上にこのアメイジン・グストの結晶を置きま〜す♡」(ソフトボールくらいの大きさの紫色の綺麗な宝石だった)
「はい、もう一度深呼吸〜・・・」
「それでは、あと20秒気持ちを落ち着けてお待ち下さい」
「・・・・3秒・2秒・1秒・はい終わりです」
「では其方のソファーでお待ち下さい」
そして、ウェヌスはアメイジン・グストの結晶を慎重に台座の上に乗せ、結晶を両手で包み込み、瞼を閉じた。
暫くして、カッ!と目を見開き目の前の羽ペンに何やら呟くと光が集まった。瞬刻にプルプル震え出し勝手に動き出して羊皮紙に何やら書き込み出した。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ.......
「それでは、終了致しました」
ウェヌスは、その羊皮紙に目をやると、驚愕の表情で少し震えていた。
「えっちょっと、これって.......さん?」
(ん?ウェヌスさんが何やら呟いている?)
「でっでは、ご確認下さい」
「ん?あっ此処に書いてあるのか、え〜〜っと」
「ジョー君、ジョー君、何て書いてあるの?」
「あっああ、ここに書いてあるよって何じゃコラ〜〜・・・・・」
「もう、教えてよ」
ラムもその羊皮紙を横から除き込んだ。
[[結果]]
名前・・・・・・・・ジョー・タカオカ
年齢・・・・・・・・18歳?
種族・・・・・・・・鬼神
体力・・・・・・・・35/100→
力・・・・・・・・・65/100→
精神力・・・・・・・40/100→
魔力・・・・・・・・90/100→
マナ ・・・・・・・100/100→
物理攻撃力・・・・・60/100→
物理防御力・・・・・63/100→
火属性耐性・・・・・80/100→
氷属性耐性・・・・・33/100→
土属性耐性・・・・・28/100→
雷属性耐性・・・・・82/100→
水属性耐性・・・・・30/100→
光属性耐性・・・・・50/100→
闇属性耐性・・・・・50/100→
(スキル)
魔力抑制
神力抑制
神気抑制
魔力制御
神力制御
神気制御
限界突破
生成
改変
神化
万物創世(封)
封印解除(封)
適性検査結果
何事もチャレンジじゃ
[[ Boys be ambitious ]]
byキビ・アル・インダストリ
と書いてあった.........
「は?」
「うっそ、お爺ちゃんのコメント?何これ変だよ?」
「なんなんだろうな?」(全くキビ爺は何を遊んでんだか!最後の一文で冷静になれたよ.....)
「ウェヌスさん適正職とか、記入が無いんだが.......」
ウェヌスは、何故か震えながら慌てて部屋を出て行ってしまった。(怒らせていしまったか)
10分程で帰ってきたが、少し待って欲しいとの事だった。
[ドタドタドタドタドタドタドタドタ]
慌てた足音が近づいて来た。
[バーーン]
部屋の扉が勢いよく開いた。
「「「「おい、」ウェヌス!それは誠か!」本当なのかい?」.......」三人の大人が勢いよく入って来た。
辺りを見渡して、何かを探していた。
「オイ!ウェヌス、キビは何処におる」
三人の中で一番体格の良い大男が吼えた。
「キビさーん」「ん?トイレですか?」
小柄な女性は何やら大きな杖?を持っていた。とても、愛嬌の有る女性だった。
「............」
とても綺麗な顔立ちの男は辺りを見回すだけだった。(何処と無くセスさんに似ているな)
「あらあら、ラム様達が驚かれていますよ」
(お、ウェヌスさんは落ち着いた様だ)
「どうなってるんじゃい」
「あら、私はキビ様が来た等とは一言も言っていませんよ」
「なぁ〜〜にぃ〜〜」大男は怒ってます。
「僕だって、慌ててきたのにな」杖を持った子は呑気な感じか?
「............ふむ」何だかセスさんより、口数が少なそうだ。
「私が、大急ぎで伝えたかった内容は、キビ様の意志を継ぎし者が現れたからですわ」
「「「おお!」」」
「勘違いじゃ無いじゃろうな!」
「ええ、あのようなユーモラスな改変ができる方は、キビ様以外いらっしゃいませんわ」
「ほう」
「ならばじゃ、その証拠となり得る物を早う早う観せてくれ」
「ええ、此方にいらっしゃる方こそ、継ぎし者なのです」
「はぁ?」
「ラッラムが、継ぎし者に選ばれたじゃと....」
「本当?凄ーいねラムちゃん」
「.............」
「勘違いしないで下さい、隣にお座りになられている殿方ですわ」
「ブッハァ!」大男が驚きの余り、息を吹き出した」
「ほ・ん・と・う・なのか?........」
「ええ、本当です」
慌しく入って来た三人は一度顔を見合わせて俺の顔を覗き込んできた。
堪りかねた俺は、ウェヌスさんに抗議した。
「ウェヌスさん、もう終わったなら帰らせてもらうよ」
「ラム、行こう!」
「あああ、お騒がせして申し訳ございませんでした」
「ご説明が遅くなりましたが、此処に揃いし4名はキビ様と長らくパーティーを組ませて頂いていた者たちなのです」
「おう、儂はマースじゃ!このプエルト国の元帥じゃな」(元帥様....かなり、失礼な態度も納得したよ)
「僕は、サタだよ、え〜っと農業の管理と支援してるよ」(胸がデカイな!)
「私は......此処のギルド長をしている。....ユピテルだ.....よろしく頼む」
「実は後.....一人居るのだが.....間に合いそうに無いな」
(あら、ユピテルさん言葉が聞き取り辛いけど中々良い人の様だ)
「僕は、今ラムさんの所でお世話になっている、ジョー・タカオカです。此方こそよろしく」
「皆んなの挨拶が終わった所で、先程のはなしに戻りましょ♡」
「どうか、キビを同朋を心から慕う我らに貴殿の羊皮紙を観せて頂けないだろうか?」
「ラム」「なぁに?」
「この人達の事を良く知っているのかい?」
「もちろんだよ」
「私が小さい時に、体術を教えてくれたり、回復魔法を教えてくれたりしたんだよ」
「OK分かった」
「僕の適性検査の結果です」俺は羊皮紙を渡した。
皆、一斉に羊皮紙を覗き込んだ
「こっこりゃ〜〜凄い!」
「ナニコレ ナニコレ やばく無い?」
「........うむ」
最後には
「ガッハッハッハァ」
「最後の適正職の欄にチャレンジじゃと?面白い」
「ところで、なぜ年齢のところに?マークが入っておるんじゃい」
「実は僕はキビ爺さんと会ったときは確かに26歳でいや、既に27歳になった筈なんだ、だから僕が聞きたいよ」
「ふ〜〜む」
「ウェヌス分からぬか?」
「スキルの所に答えがありそうよ」
「ど〜れ」
「ん!」
「おお、この抑制と制御か!」
「そうよ」
「きっとキビ様はジョー様を改変したのだわ、キビ様の核を抑制する為にには、核と、ジョー様の体の元素ごと改変が必要だったのよ」
「それで、あえて25歳以下になる様に更に改変させたのですわ」(ん?更に.......だと?)
「そうか、そうに違いない!ガッハッハッハッハァ、キビの奴は本当に飽きさせない奴じゃい」何か大男の目に涙がチラリと見えた。
「羊皮紙は、非常に正確にその者の名前、性別、年齢、犯罪歴等が分かり、書き込まれます」
「ですので、ジョー様は嫌かも知れませんが、現時点では間違いなく18歳です」
「よく分からないのが、さっきの発言では、年齢までの改変は不要だった様に聞こえましたが?」
「ええ、鬼神様の力の抑制だけならば、不要ですわ♡」
(キビ爺!いつかシバク.................いや、感謝か?)
「おい、そうじゃないぞ、若いの!キビは、イタズラ好きじゃが、意味のない事はあんまりせん漢じゃ」
「儂ら、神族は普通と違うんじゃい、実は今までの能力値が25歳になると、飛躍的にあがるのじゃ、どうじゃ分かったか?若いの!」
「はぁ........?」
「わ〜〜い、ジョー君との年齢差が縮まった!嬉しい♡」ラムは、皆様の目の前で抱きついてきた。俺は抱かれた感触が最高過ぎて動けなくなったのだ。
「質問しても良いですか?」
「なんじゃ?」
「このステータス値は、低く無いですか?」
「それは......私から.....説明.....しよう」
(ユピテルさんが、積極的に喋り始めたよ....)
「我々神族は、スキルに抑制等していなくても、25歳を迎えるまでは、全ての潜在能力でリミッターが効いてしまうんだ、大人になってコモンセンスを理解したのち、25歳を迎えるとステータス等に変化が現れるのさ、ここまでは理解はしたかい?」
「ああ、はい」(なるほど)
「それに神族は、元々のステータスの測定基準が神力や神気が基準となる為、低く見えてしまうのかも知れないね。しかも、君は更に抑制と制御でダブルブロックされていて、この数値だからね、リミッターが外れた時の事を考えると、末恐ろしくなるよ.......」
「大丈夫だよ、ジョー君はジョー君で私が絶対に力のコントロール・マイスターになってもらうんだもん」
「あーハイハイ、ラムちゃんが、こんなに他人を慕っているのって、僕始めて見たよ」
(見た目は、ラムより幼く見えるが!あっこれがロリババア!な・の・か・!)
(あら?ラムさんとサタさん....目が怖いのですが....)
(むぅ....ジョー君、サタさんのお胸ばっかり見ているの.........メッだよ!)
「色々と、教えて頂き、ありがとうございます」
「最後に、ステータスの所の矢印は何なのでしょうか?」
「ああ、あの矢印か、ガッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・儂は知らん」
「おい、ユピテルどうだ、分かるか」
「........何か覚醒する....と....数値や能力が....上昇する...のかな?」(あれ?会ったばかりの頃の口調に戻ったぞ?)
「流石、ユピテルちゃんだわ♡きっとそうに違いないわ」
「あれ?ユピテルさん、口調が......」
「うふふ、そうなのよユピテルちゃんわ、ギルド長って言うチョー大変な役職に成っちゃった為に、交渉や有事等がない場合は、凄〜く体力消費を控えた口調や動きになるのよん♡」
[バーーン]
部屋の扉が又?勢いよく開いた。
「おい、ウェヌス!聞き及びましたぞ!」一人の大人が勢いよく入って来た。
「だれ?」俺は問うた
「失礼しました、私はヘルメス、ギルド内に持ち込まれる様々な素材の流通管理、ここのギルド長であるユピテルさん管理の転送魔道具を起動させてる者です」
「僕は、ジョー・タカオカです...よろしく」
「おや?ラムさん、こんにちは」
「ヘルメスさん此方こそ、こんにちは」
「あの〜すみませんが、私のお父さんからの伝言来てるかどうか教えて貰えませんか?」
「あっええ、構いませんが秘匿権が有りまして此処ではちょっと......」
「では、後で伺います」
「助かりますって、それよりも、キビ殿ですよ、キビ殿!皆んながお揃いという事は、本当に居らしたのですか?」
「「「いや」」」
「え?」
「では、何故?皆が此処に?しかも、マース殿は泣いておられるし」
「なっ!泣いてねーーーし!」
「なっ何て恥ずかしい事を...言うんじゃい....ズズッ」
「あら、ヘルメスさんこんにちは、遅かったのね」
「キビ様は、本当に此処には居ないわ」
「た・だ・し・此処にいらっしゃる殿方が、キビ様の意志を継ぎし者なのよ」
「成る程、成る程、私の情報網に少し引っかかっていたのですが、貴方様でしたか」
「え、僕?」
「そうです、本日の早朝 雷を纏った竜巻がラム様の城で目撃され、先程カフェでハンターを名乗る獣人が腕を潰されて、このギルドへ来ました。」
「あの、カバが?」
「やはり、貴方様でしたか」
「この国では、喧嘩を売った者が処罰されますので、ジョー様は、ご安心を」
「ああ、はい......ありがとう.....」
「あのカバは、自業自得よ!」(ラムさん強い)
「ところで、その羊皮紙を私も観せて頂いて宜しいですか?」
「あっはい、どうぞ」
「おお、こっこれは.......成る程、成る程......ふむふむ......いや....面白い!.....」
「いや、いや、キビ様も、考えられましたな」
「何か分かったのなら教えて欲しい」
「少々長くなりますので、私も纏めておきます、ですので、またの機会に」
「お願いします」俺は今の情報だけで一杯一杯だ、これ以上は頭に入らないと思っていた所なので助かった。
「では、以上で適性検査の修了よん♡」
「この羊皮紙をギルドカードに改変できる迄暫く待っててねん」
「はい、宜しくお願いします」
カードが出来る迄の間、俺の知らないラムの話を聞かせてもらった。
カードが出来上がった。
ピカピカのカードだ、大事に仕舞おうとして止められた。
「あっそれは.....」(ん?どうしたラムさん)
「ステータスカードは掌の上に乗せ、ローディングって呟いてくださいな♡」
「こうですか?......ローディング」
すると、カードがパッと無くなった
「使う時は、掌を上に向けリードって呟いてください」
「リード......おお、出てきた」
「ありがとうございます、ウェヌスさん」
「ぶーーっ」
「私が、ジョー君に教えたかったのにぃ......」
(あらあらラムさんが膨れてらっしゃる)
「あら、ラム様ごめんなさいね♡」ラムにWinkをした。
「もう、いいもん」プイ
(子供っぽい仕種も良いです)
「このカードで出来る事は様々です、分からないこと、聞きたい事が、ありましたら何卒私をお頼り下さいね♡」
「はい、これからもよろしく」
「ラム、これからお父さんとお母さんのメッセージ聴きに行かないか?」
「うん!そうだね、それでは、ヘルメスさんの仕事場に行ってみよう」
「ラムさん、ジョー殿、それでは私がご案内致します」
「私の職場はギルド別館2階です」
「はい」
「ジョー君、私に付いてきてね♡」
「あっああ、分かった」
(ラムさんは、やっぱり天使でした)
(さて、ラムのご両親か...メッセージだけだと自分に言い聞かせるが.........やっぱり緊張するよね)
読んで下さり、ありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。




