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依頼だね

宜しくお願いします。

チュン、チュン、チチチチチチ、チュン、チュン


何時もの朝が来た。

やる事は一つだな、修練をして金砕棒を使いこなし、力のコントロールができる様になって、キビ爺と会うのだ。

(今の俺程度ではまだまだ未熟って感じなんだろうな....次元の裂け目?次元を超える?まったく想像が出来ない.....キビ爺...もちっと待っててな)


大きな伸びをして、テントの前に立つと、荒野がうっすらと白く染まっていた。


朝食を食べていると、サラちゃんが現れ、後ろから斉天(せいてん)が着いて来ていた。


斉天(せいてん)か、来てくれたんだね」

「あい、鬼神様」

「鬼神様とは呼ばないで欲しい」

「では.....お屋形様とお呼びしても良いですか?」

「ジョーでも、お屋形様でも好きにして良いよ」

「ありがとうッス」

「さて、斉天(せいてん)は何て呼ぼうかね」

「皆からは、ダイって呼ばれてるッス」

「では、ダイちゃん宜しくな」

「あい!」


俺とダイちゃんの二度目の出会いで、棒術の先生になってもらったのだ。

魔力と棒術の修練は朝昼晩と行い、自分でも分かるくらいに動きが良くなってきた。


ダイちゃんの動きははっきり言って俺の先読みを崩して来る。俺の先読みは、あくまでも読んでいるだけで未来視では無かった様だった。

何故そこまで、翻弄されるのか日を追う毎に段々とダイちゃんの動きの秘密や、対策が分かってきた。足を3本使ってより動きに変化を付けていたのだ。3本目の足は尻尾で、尻尾の使い方がバツグンに上手い。

何とか躱して、次の攻撃に繋げる動きが取れる様になってきたが、まだ攻撃を当てる迄に至っていなかった。

(修練して、段々と自分が成長している事を体感出来るのは、ちょー楽しい!)


修練と移動を繰り返し、先へ先へと進んで行き5日程経っていた。

林の中を抜けると段々と高山地帯になって来た。

(あと数日で此処を超えて、魔族領に入るのか...)


トゥルスが用意してくれたリュックの中の肉類が少なくなって来た。相変わらず魔獣が寄ってこないので、気配を消して林の中を入っていった。

冬場は活動している魔獣も少ないとは思つていたが、周辺にノロノロと魔獣が集まり出てきた。

出てきたのは、狼?大型犬?の魔獣だった。

「う〜〜ん、この世界に来て動物や魔獣の死にかなり耐性がついたと思うけど、流石に狼を調理して食べるのは....ちょとなぁ....」

川を見つけたので、何かいるか探知してみると魚がいる様だった。

魚の捕獲は思いのほか楽勝で、気配を消して川の中に潜ると、獲り放題だった。

その魚はマスだね。

(目慣れた魚の形で助かったな.....)

一応食べる分だけと思い10匹だけ捕まえてサラちゃんに火を起こしてもらい、食事にした。ダイちゃんとサラちゃんもしっかり焼いて食べてた。

(味は悪くないな、瑞獣も生じゃ無く焼いた魚が好きらしい...)

10匹の魚が、あっという間になくなってしまった。

仕方がないので、あと30匹程捕まえて干物にした。

リュックから、大きめの箱を出して30匹の魚を覚えたての氷属性魔法で凍らせて仕舞った。


男一人と、獣だけの食事は早くササっと片付けて、食後の修練をした後、直ぐに出発した。


そして、2日程山岳地帯を歩くと、海岸に出た。


「やっと海まで着いたみたいだね」

8日も掛かってしまった。

サラちゃんは、ゲッちゃんカイちゃんと連絡を取り合っていて、ラム、トゥルス、ディアそしてアレスの無事は逐一報告を受けていたので、まぁ安心はしていた。


「さてと、魔族の国グヤナ国へ行くには、どうするか?」

見渡すと断崖と海岸しかなく建物は何も無い。探知で検索すると、ここから20km程離れたところに、人族らしき反応があった。


(行ってみるか)


寸刻して、反応の有った場所に来ると、其処は瓦礫と死体が散らばり、混沌とした世界が広がっていた。

「何なんだ?これは」

(まるで今紛争が有ったみたいじゃ無いか)

[ 多分、当たりだよ! ]

(あっエリイ?)

[ エヘヘ、覚えてた? ]

(ああ)

[ 良かった♡ ]

(所でこれは、どういう事? )

[ 僕には、現状が見えないから何とも言えないけれど、その地域は、魔族と王都の貴族が領土を主張して戦っている。紛争地帯なんだよ ]

(ありがとう)

[ うん、いつでもどうぞ〜 ]


「見に行ってみるか」


瓦礫の山に近付いて辺りを見渡した。

探知に引っ掛からないかな.....

「おっ!」

生きてある奴がまだ居た様だった。

でかい木の板を退かすと、青いローブを着たお爺さんが、倒れ込んでいた。

「おい、大丈夫か?」

「意識はあるのか?」


俯いていた顔を、突然こちらに向けて....


ギロリと目を開けた!


[ バチコ〜〜〜〜〜〜ン ]


「ぐえ〜〜〜〜っ・・・・・」



俺は思わず、本当に思わず手が出てしまった。


だって、だって、凄い形相だったんだもん♡



「やべっ!死んだか.........南無.....」


「コラコラ、勝手に殺すで無いわ」


「儂は未だ生きておる。いや今し方死にかけたがな」


[ ポリポリ ] 俺は頭を掻いた。


「お主は何者じゃ?」

「僕は、ジョー・タカオカ 冒険者だ」

「ほぅ、でじゃ、鬼人の冒険者である、お主が此処へ何用じゃ?」

「ちょっと調べたい事があってね」

「誰かに、雇われたわけでは無いのか?」

「ああ、誰の依頼も受けてはいない」

「そうか」

「実はの、今し方冒険者に我等を魔族領まで護衛の依頼を出し、集まった冒険者達が全滅してしまった所なのじゃ、どうだ、お主雇われないか?」

「こんな惨状になってまて未だ魔族領へ向かうのか?」

「どうしても、渡さねばならぬ物があるのじゃ」


「う〜〜ん、丁度僕も魔族領に行く予定だったのだけど、ギルドの依頼は勝手に受けられない筈だが?」

「ふむ、そんな事か、王都ザグロスのヤハウェは知っておるか?」

「ああ、最近ホセアギルド長から変わった新しい人だよな」

「おお、そうじゃ、ならばヤハウェに急ぎ伝えとこうかの」

「えっとお主の名前は、なんだったかの?」

「ジョー・タカオカです」

「ふむ、ふむ」

「よし、依頼は受理されたぞ」

「え、マジ?」

「おう、マジじゃ!」

「暫くすれば、受理書が飛んで来るわい」

「ふ〜〜ん、分かった。僕は何をすれば?」

(このお爺さん凄い人なのかも?)

「そうじゃな、お主の怪力でこの地面を殴ってくれんかの?」

「はぁ?・・・思いっきり?」

「そうじゃ、全力で頼むぞ」

「硬いのか?」

「まあ、そこらの鉱石よりもな」

「分かった!」(まぁ鉱石位か...)

俺は闘気を纏い鬼神モードになり、更に土には氷か?初めて試すが冷気を更に纏って白い煙に包まれた。

何だかお爺さんが一生懸命詠唱を唱えているが、ガタガタガタガタ震えていた。

しょうがないので、バウンダリゾーン [ 結界 ]で包んで結界内温度を上げた。


ユックリと闘気を拳に集中させていく.....

先ずはこの辺りで一発殴ってみるかと拳を叩きつけた。


[ ドゴン! ] 拳を地面に打ちつけた。


[ ピシリ ] (ん?何かが割れたか?)


[ ドシューーーーーン ] 何かが飛び出てきた。

(何だ?丸い塊が飛び出して上空へ飛んで行ったぞ?)


[ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ]

その後、大地が揺れる、俺の目の前に広がる断崖が崩れて海に迄せり出していた部分が海の藻屑に消えた。


その後高波が此方を襲ってきた。

しかし、地割れが辺り一面に出来ていたので、波は全て地面に吸い込まれてしまい、簡易的な沼地が出来上がってしまった。


「ふぅ〜〜.....収まったか?」


お爺さんの結界を解除すると、自分で依頼したクセに、放心状態で口をパクパク、パクパクさせていた。


「な・ん・な・の・じゃ・・・・・はっ!ひっ姫・・姫様は?」


「ん?どうした?」


「おい、頼むお前の殴った場所に結界が張っていたのじゃが.....その結界毎、何もかも無くなってしもうた、なっ何たることなのじゃ!」

「さっ探してくれ〜〜」

「忙しい、お爺さんだな」

探知で探すと直ぐに見つかった。

「見つけたよ」

「どっ何処じゃ?」

「上」

「なに?」

「だから、上だよ!」

「なっなにを....,冗談じゃろ?」

「う〜〜ん何だか分からないけど、殴ったら跳ね上がったんだ」

「マジで?」

「マジだよ」

「げぇ〜〜ったっ頼む、たったた助けて下さい」

「ああ、そうだね」

俺は飛び上がり、丸く作られた美しい緑色の結界を両手で包み込み、優しく地上へ降り立ち、そっと置いた。

すると、結界は限界を超えたのか、ヒビが入り霧散した。


結界の中から、8人程の人族が現れた。

(おや?何だか一度見た事が有る奴らじゃ??)


「おおっ皆無事じゃったかの」


「大賢者様、お願いしますからもっと優しく扱って下さい」


「おお、それはすまなんだな」 (ほっ生きとったわい)


「そちらの、御仁は?」

「ああ、そうじゃの紹介せねばならないな」

「儂の倅じゃ!」

[ ズビシッ! ]

あっ思わずチョップが出てしまった。

「あたたた」

「冗談じゃよ......今しがた雇った冒険者じゃ」

「なに!冒険者の分際で大賢者様に手を挙げるとは、死をもって.....」

「わっはははは、お前らではどうにもならない、無理じゃな!」

「此の御方は、鬼人族の先代国王キビと同等の逸材じゃぞ!............多分......」

「まっまっまさか、あの王都で噂が流れていた犯罪組織の邪眼一味を捕獲した唯一の冒険者、その者なのですか?」


「おや?そんな噂まで流れておるのかの?」


「なっ何と、大変失礼を致しました。かくなる上は

潔く腹を切って.....」

(おいおい、随分と極端な奴だな...)


「はいっストーップ!誰と勘違いしているのかは分からないが、僕は修行の旅の最中なんだ」

「でも、受けた依頼はしっかりとこなすから、安心して欲しい」

「随分と自信がありそうだな」

「ああ、一応Sランクの冒険者だからね。受けた依頼はしっかり請け負うよ。だから、安心してほしい」 (何だか、正直に話したら面倒くさそうだ)


「おお!Sランクとは、頼もしい」

俺は鬼神モードを解除して小さくなると


「あああっ!きっ君は!」


「大賢者様、こっこの子です。この子が我々を助けて下さった、人外の強さとアホほどお人好しな冒険者です」


(おいおい、褒めるなら褒め抜いて欲しいな.....アホって.....まぁ良いけどね...)


話している最中に、鳩みたいな鳥がやって来て、封書を渡して去って行った。

今回の護衛依頼の受理書だった。


「さて、依頼も完了じゃな、先に進むかの」


「はい」


「僕は護衛だけで良いんだよね」


「そうじゃ!特にあそこにおる、女子だけは何としても守るのだ」


「分かったよ。それでは全員このブレスレットをつけて欲しい」

「何だそれは?」

「障壁魔法 が付与されているんだ」

(疑われている.....)

「まぁ要らないならいいよ。忘れてくれ」

「待って、私は頂きたいで・・す・・」 ポッ


「はい、どうぞ!」

「いやっ!」

「ん?」

「ちゃんと付けて!」

「???...分かったよ」

俺は彼女にブレスレットをはめた。

何故かブレスレットをはめた手を高く上げて喜んでいた。

(流石は、姫様天然ですな)


「よろしいのですか、姫様にあのような魔道具を....」


「命の恩人を信じるのじゃ」


ならばと、結局全員ブレスレットを.......何故か俺が全員分着ける羽目に合った。

(はぁ〜〜・・・どんな罰ゲームだよ)


「ところで、魔族領に行く迄の移動手段は?海をどうやって超えるのかな?」


「まぁ、魔獣じゃな」

「魔獣?」

「そうじゃ!」


大賢者は海に向かって詠唱を始めた。すると青い魔法陣が浮かび上がり、暫く眺めていると海が持ち上がり出した。


(うおっ!デカイ鯨?)

「フォッフォッフォ」

「儂の召喚獣じゃよ、名はのぅ...名は....名前はのぉ..................」



「ホワティじゃ!」

(おい、スレスレじゃないのか?」


「ほれ、ホワティに乗るのじゃ」

「乗る?」

「口の中に、儂の魔法で作った部屋があるのじゃ」

「成る程ね」

「ゾロゾロとホワティの中に入って行くのだが...」

俺が近付いた時、ホワティが暴れ出した。

(ん?何故?)

「ふむ、人外の強さじゃから、本能で拒絶しとるのじゃな」

「ああ、そういう事ね」

俺は、気配を消した。

「ん?何をしたんじゃ?」

「僕の気配を消したのさ」

「ほぅ、成る程のぅ...」


「さぁて、出発じゃ!」


ホワティの大きな口は閉じ、始めは大きく揺れたが後は揺りかごの中の様な心地が最高で、あっという間に、夢の中に引き込まれてしまった。


ラム?ディア?トゥルスなのか?ルクリウスとアレスが、セクシーなベリーダンスの衣装を纏って何だか目つきが怪いぞ....いつも以上に積極的だ、何だろうお香の香りか?良い匂いが漂っていてとても居心地が良いのだ。


段々とブラックアウトすると、以前に楽しんだ湖に来ていた。あの日のルナティックナイトの様な月が出ていて、皆んなが楽しく湖に入って遊んでいる。


(何だか、おかしくないか?)


(夢なのか?)


何だか、俺は思い出を汚されている様で、不快な感覚が大きくなってきた。


(何なんだよ!いったいこれは!)


意識を覚醒しようにも、何故がこの夢の世界から抜け出せないのだ。


イラッと来た。


イライライライライライライライライライライライラ




「いい加減にぃ!!!!し・や・が・れ〜〜〜〜〜」



ドッッッカァァァァァァァァァァァァァァァァァン!




何かが飛び出して、天井が抜けた。

即座に、その黒い何かをバウンダリゾーン [ 結界 ] で拘束した。


「ふぅ〜〜っ」


「お前は、誰だ?」

結界に捕まっている、黒い人型の何かは意識を失っているのか動かない。


「サラちゃん、ダイちゃん分かるか?」

「何だろう、魔族っポイけど分かんな〜い」

「わたしも分かりません」

(おーい)

[ な〜に〜? ]

(エリイ、教えて欲しい)

[ うん、良いよ ]

(僕を夢の中に閉じ込めようとした様なんだ。そして見た目は、つるんとした鼻のない顔に羊の様な角が2本頭から生えていて、黒い髪、紫色の瞳、背中に小さなコウモリの様な翼が生えているんだよね)

[ げっマジで! ]

(ああ、マジで...)

[ 多分魔族のリリンだよ、良く抜け出せたね ]

(此奴は危険なのか?)

[ かなりね、男にとっては最悪の相手だよ ]

(あの夢みたいな世界は此奴の魔法か?...)

[ その通り!欲望のままの世界を展開して来るからね ]

(情報ありがとう)

[ 良いよ、またね〜〜 ]

(いつか、直接会ってお礼をしなくっちゃだね)


部屋から出て、皆んなの様子を見に行った。


み〜〜んな リリンにやられている様だ。

お姫様は?まあ見事に術中にハマっていた。


(さてさて、ふっふふふふ)

どうやって、夢の世界から引きずり出すのか?考えたが、やっぱり電撃だね!


[ バリバリバリバリバリバリバリバリバチチチチチ ]


「「「「「「うきゃ〜〜〜〜」」」」」」


魔族もかなり、驚いていた。


「ホイホイホイッとね!」


魔族は、全て捕まえて、一つの結界に閉じ込めた。


流石は魔族!必死に俺の結界から転移をして逃げようとしていた。


「お爺さん?この魔族はどうする?」

「お爺さんではなく、大賢者 ベッルーノじや!」

(おいおい、自分で大賢者とか言っちゃったよ...)

「それでは、ベッルーノさんどうします?」

「情報でも聞き出すかの」

「目的は何じゃ?」

「小さな声でコソコソと話している様だが、良く聞き取れない」

「結界で聞こえないのではないか?」

「いや、ワザとやっているんだろう」

俺は紫炎を放ち2人のリリンを塵に変えた。

「お主、容赦ないのぅ」

「鬼ですから」

「さぁ、どうする!僕は気が短いんだ」

更に1人また1人と結局10人中9人を塵に変えた。


「おおい、やり過ぎでは?」

「僕の思い出を汚した罰だ!」

最後の一人となった、リリンは、ガタガタ、ガタガタと震えが止まらなくなっていた。

「おい!最後の1人だな、根性見せて消滅するか?僕の炎で塵になったら二度と再生は出来ないぞ」

「正直に話すか?」

「はっ話します、いえ話させて頂きますわ」

「そうじゃな、では答えて貰おう」

「グヤナ国の者なのか?」

コクリと頷いた。

「誰の指示なんじゃ?」

「....デメララだ」(目が泳いじゃってるし...嘘くさ)

「ほぅ...やはり死にたい様だ...」

「ままままま待て、正直に話します」

「えっと、サマロ様だ」 (やっぱりな)

「目的は何じゃ?」

「お前達が女王デメララに渡そうとしている物よ」

「ほぅ?何だと思っておる」

「魔人アルゴの核では無いのかしら」

「お前はアホじゃな、ドロミテ帝国にそんな物があるわけ無かろう」

「儂らが届けるのは、アディ王女ただ一人じゃ」

「なっ何ですって!」

「お前に指示を出した奴はあほの様じゃの」

「うそっお〜!」

「ベッルーノさん、もう聞く事は?」

「もう何も聞き出せんじゃろうな」

「そうか」

俺は紫炎で焼き殺した。

「え?」

剣士達は、驚いていた。

「解放しないのですか?」

「どうせ逃しても、グヤナ国の者に殺されるだろ、それに殺される前に僕達の情報を洗いざらい喋られてもね。だから尋問から解放したのさ」


その後、魔族領のグヤナ国に着くまでの間、兵士達は無言になってしまった。


(さあ、もうすぐ上陸だね)

読んで下さり、ありがとうございました。

次回も宜しくお願いします。

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