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生辰だね

宜しくお願いします。

本日はラム13歳の誕生日、ランプさんもこんなに暑い日にお産みになってさぞかし、大変だったであろう。しかし、生まれ出て来た子がラムならば、全ての苦労は吹き飛ぶか...


その様なビッグイベントがある為、プエルト国への帰国は翌日になったのだ。

(皆んな、ワガママばかりでゴメンね...)


朝から、ラムもソワソワ、ソワソワしていた。


「ジョー君♡」


「何?」


「今日は、本当に私が行きたい所に行ってくれるの?」


「ああ、本当だ」


「ところで、誕生日プレゼントは何が良い?」

(俺は、女性経験なんてものが、ほとんど無い!しかも13歳の子へのプレゼントなんて更に選べないよ)


「お洋服が欲しいの」


「分かった」(良かった、聞いて...)


「何処へ行きたい?」


「うーんとね、うーんとね、この間見つけた可愛い洋服屋さんが良い!」


「OK・了解だ!」


朝食を食べた俺達は、宿屋を後にした。


[ カラララン ]


とても、可愛らしい洋服屋に入った。


「いらっしゃいませ」


ラムは、もう買うものを決めていたのか、スタスタと入って行き、2〜3着持って来た。


「試着良いですか?」


「どうぞ、お使い下さい」


試着室から出てくるラムは、どれも似合っているのだが、少しセクシーな感じの物が多く目のやり場に困ってしまう。


「どうかな、ジョー君」


「着た物全部似合っていたけど、僕は白地に紺色の花柄が入ったワンピースが特に似合っていたよ」


「本当?」


「ああ」

色々試着したが、ラムには花柄のワンピースが本当に良く似合っていた。


「すいませーん、このワンピースすぐ着ていきまーす」


「はい、畏まりました」


ついでに、白いツバの大きな麦藁帽と少しヒールの高い白いミュール、ポーチも合わせて購入した。


オード○ーヘップ○ーンの様に可憐な女性になってます。


ラムは、終始ご機嫌で次は楽器が欲しいと言い出した。


俺もかなり楽器について、勉強したので、大概の物は作れる感じになったが、王都ではどうしようもないのでプエルト国に帰ったらと約束した。


(ふふふ、現在ドワーフのヴォワと共同で制作中の楽器を作っていたのだ、森妖精さんドワーフのウシュクさんと連絡のやり取りをしてくれて、ありがとう)

(多分音の調律は必要だろう...)


続いて、少し怖いけれど、闇市場にも訪れた。

普通に散策するだけならば、闇市場と言えども観光地化しているので危険も無い、奴隷市場もわからなかった。

しかし、場内を回っていて鬼人と分かると、あからさまに警戒された。話しかけて来る人は何か気味の悪い色した液体を勧めて来るし、デート気分が台無しなので早々に退散した。


昼食に、二人はパスタを食べた。

その時、思い立った様に、ラムは乗馬がしたいと言い出した。


ビジターでもOKの乗馬が出来る乗馬クラブ?に来た、当日でもレッスンしてくれるとの事なので、申し込んだ。

ラムは、本気で俺を乗せて歩きたいらしい.....一生懸命、先生の話を聞いて頑張る姿はとても素敵だった。


「ん?この気配は....」

俺はというと、大きな普通の馬は乗れないので、この世界でもポニーの様な小型の馬がいて、その子に乗って馬場内をトコトコ歩いて回った。


「ぷっぷひひ」 「しっしーーー」


「ん?」まあ、何となく分かってはいたけれどね。


馬を飛び降り、魔力を使ってジャンプした。


ストン

「よう!」

「「「「あっバレた」」」」

「ほら、アレスが笑うから....」

「一緒に乗馬するかい?」

「え、いいの」

「緋き絆だろ」


「「「「やったー」」」」


「あっ皆んな、ヤッホー!どお?どお?私上手くなったでしょ」


「「「「うん、ラムさんのみ込み早いね」」」」


皆んなで、乗馬を楽しんだ。


何故か俺をローテーションで一人一人の膝の上に乗せられ、練習された。

マスコットじゃ無いぞ!と思うも、少しいや、かなり嬉しかった。


そして、乗馬クラブを後にした、我等[ 緋き絆 ]の面々は、全員同時にお腹が、くうと鳴った。


余りのピッタリ加減に大笑いをして、晩御飯は何にしようかと、ミーティングを、したところ....


「アッアチシ、肉、肉、肉が良い、食べた〜い」

「「「「「よっし、焼肉店にしよう」」」」」


「「「「「「おー!」」」」」」


全員の心が一つになった瞬間だった。


焼肉店を探していると、看板に ド〜ン と肉の切身が描いて会ったので直ぐに分かった。

「よし、ここに入ろう」


「「「「「やったー!」」」」」


[ カラララン ]


「らっしゃい!」 元気な声が響いた。


「らっしやませ!本日は、大変珍しいコカトリスが入荷してますよ!」


「へぇ〜コカトリスは、食べれるの?」


「大変、美味ですぜ」


「そんなに珍しい鳥?の魔獣を何処で、捕まえたの?」


「最近この王都に来た、凄腕ハンターらしいんで...確か名前が、、キャッツライト?だったと思う...まぁうちはセリ落としただけで、会った事はないけどね...ガハハハ」

(威勢のいい、おっちゃんだな)


(このパーティ名何だかとっても想像がつくな...)


「そうだな、コカトリスは美肌効果もあるらしいからな、食べた方がいいだろう」


「マジ、ルクッチが、言うなら間違いねぇな、おっちゃんコカトリス貰うぜ」


「まいどあり!」


コカトリスの香草焼きとササミみたいなやつが入ったサラダとバゲットだった。


アレスとルクリウスは、ステーキを1枚更に追加して食べていた。沢山食べてる姿は目ていて、気持ちが良いけど......大丈夫か?

(ぬっ!今回は、アレスとルクリウスが危険だな、何て思ったら)

二人にギロリと睨まれた。やはり読まれてる?


お腹が満たされた我ら緋き絆は店をでて宿屋へ向かった。


宿屋に着いて、両手一杯に買い物をした荷物を置いて、食堂に皆んなで集まった。


[ パン パパン ]

クラッカーを鳴らして、ラムの13歳の誕生日を祝った。

「「「「「誕生日、おめでとう」」」」」


「ありがとう、ございます」


「私、お友達とお祝いするなんて、初めてだから何だか、とっても、うっうっうぇ〜〜ん、ひっく....ひっく....」


「ラム、これからもよろしくな」


しばらく、ラムは泣きじゃくった...


「え〜〜っと、僕からは、このお菓子をプレゼントします」


トゥルスお手製のホールケーキが出てきた。生クリームがピンク色になっていて、とても可愛い仕上がりだ、食べるのが勿体ない程の拘りの逸品だった。

アレスは何故か切れ味バツグンな感じの短剣だったり、ディアは超強力な虫除けサシェをプレゼントした。特に黒くてカサ...に効果があるらしい。

ルクリウスは、これからの思い出を書きとどめて欲しいと言って、羽ペンととても豪華な日記帳をプレゼントしていた。


「よし、これから皆んなで花火をしよう」


「「「「わ〜い、花火」」」」


手持ちの、カラフルな物や、打上げタイプ、やはり最後は線香花火で締めくくった。


宿屋に戻り、俺はお風呂に入りサッパリした。

ラム達は、俺と入れ替わる様に、キャッキャ、キャッキャと楽しそうに出て行った。


(俺、今めちゃくちゃ充実してる、キビ爺ありがとう....早くキビ爺の所にも行かないとな...)


彼女達のお風呂はきっと何時もの如く長風呂なので、さっさと眠りについた。



明日は、プエルト国へ出発だね。




読んで下さり、ありがとうございました。

次回も宜しくお願いします。

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