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陛下救出だね

宜しくお願いします。

ん?こんな所で鬼人と同じ感じとかってあり得るのかな?デカイ像の影から出てきた男はデコから角が一本伸びた鬼人だった、しかも臨戦態勢状態で頭には青い炎を纏っていた。

「お前は誰だ、レオンに似た気配を感じたんだが!」

「おい、名前を聞く前に名乗るのが礼儀だろ」

「あははは、それはそれは、私はアグリコールだ」

「僕は、ジョー・タカオカ」

「へえ、鬼人の限界突破まで使える奴が緋鬼(あかおに)に居るとは知らなかったよ」

緋鬼(あかおに)?」

「自分の種族の事を良く知らないのかい?」

「僕は、余り時間が無い、闘るのか、闘らないのかハッキリしろ」

「面白い奴だな、君は」

「君はここから、無事に帰れるとでも思っているのかい?」

「あの国王であるレオンも僕に敗北したんだよ?」

「あ〜お前僕の嫌いなタイプ決定だ!そして、グダグダうるせーよ」

「分かった、分かった、じゃあコイツらの相手でもしてもらうよ、万が一にでも生き残ったなら.......バルバド帝国まで来い、緋鬼(あかおに)が何をして来たのか偽り無く教えてやる!」

(偽り無くだと?)

「まあ、生き延びれたら、お前はバルバドに必ず来なくちゃな......ギャハハハハハハハハハハハハハハ」

(嫌な笑いだ、今殺すか!)

「今回の事は全てお前が仕組んだのか?」

「いいや、私では無いさっきも言ったがレオンの気配を感じて来ただけだ、じゃあな!」

「んじゃあ誰だよ、あー頭がこんがらがって来た」

夜空からドラゴニュート、地上からはリザードフォークが現れた。

黒ローブの連中は慌てて台座の入り口を閉めて早々と引き上げて行った。(閉めれんのかよ!)

頭に来ていた俺は、黒ローブの奴らに炎を2発ほど見舞ってやった。

ざっと見渡すとドラゴニュート(翼の生えた竜人?)3疋リザードフォーク(蜥蜴の人型かよ) 5体か、手には大剣を握りしめ銀色に輝くいかにも高価そうな鎧を着た奴らが迫って来た、ドラゴニュートやリザードフォークの実力が分からないが今回の俺は王都は壊さないで迎え打つと決めたのだ。


[ ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア ]


俺は闘気を纏った、大地が雄叫びで揺れる、そして俺の身体は更にデカくなった。(あっパンツ......無事だった......危ない危ない...)

先頭を歩いていた、リザードフォークも此方へ駆け寄って来る。

間髪入れずにドラゴニュートの急襲だ、夜の為見づらい上に速い!腕をクロスさせてガードするが、そのガードが甘い部分を切り刻んで来る。(うおっ闘いに慣れてんな、まあ流石にロッペンとは違うか)

ドラゴニュートが近付いて来たのを見計らって拳を出すが、腕のリーチを見切られ躱される。武術の心得など無い俺が、真面に殴り合っても躱されるばかりで時間がかかり過ぎる。

(ヤッパリ、俺には炎の拳だね)赤黒いのオーラを纏い、シャドーを始めた。

拳を振るうたびに炎を飛ばす、

「おっし、闘りますか」(今回は、自分を見失わない様に.....)


「いっくっぞーーーーーーー」


[ ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ ]


地面の岩や土が捲き上る、走りながらリザードフォークの群れに飛び込んで炎の拳を打ち込む、今度は面白い様に拳が当たる、当たる、当たるのだ。


「オラ、オララララララララララララララララララ」

(何だか楽しくなって来た......)


リザードフォークは、途轍もなくタフで体中が火傷だらけになっても、悲鳴すら上げずに向かって来る。

もう少しだけ力を解放して拳を打ち込んだ。


[ グボン ]

「おっ」

リザードフォークの身体がくの字に折れ曲がり、背骨や肋骨が完全に折れた様だ。


「ゴェッゴガガッガ」リザードフォークは声を上げ糸の切れた人形の様に倒れた。

「何言ってるか分かんねーよ」

「あと、4体だな」

喋っているのか、吠えているのか判断がつかないが、力加減が分かりその力加減で、俺は突っ込んで行った。

リザードフォークが2組に分かれて連携攻撃に切り替えてきた、鬼神モードは回復も同時にするが間に合わない程の連撃を受け続けていた。たが俺の拳が叩き込まれる度に、リザードフォークのあらゆる箇所の骨は粉砕していく、両腕がプラプラと得物すら持てない状態でも未だ俺に向かって来る、焼き尽くすまで向かって来るみたいだ。

リザードフォークの脅威が去ったので、厄介なドラゴニュートへ標準を絞る。飛び上がって攻撃では単調過ぎてヒラヒラと躱される。

更にドラゴニュートが厄介なのは、手に持つ大剣で、魔法なのか毒なのか分からないが、傷の治りが非常に遅くなる。ジワリ、ジワリと傷が深くなり、体力が奪われていく。

段々と俺はイラついてきたが、同時に閃いたのだ。

ドラゴニュート対策だ!

リィパルシャン [ 障壁魔法 ]に雷を纏わせて、行動範囲を狭める又は地上に落とす。

「これだ!」

飛び回るドラゴニュートの動きを先読みをして障壁を張る、思惑通りになり、ドラゴニュートの3疋はバラバラと地上に落ちてきた。

「チャンスだ!」

後やる事は一つだ、ドラゴニュートに炎を纏った拳で、タコ殴りだ。

ドガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ


何発見舞ったのか分からない位殴り続けた。

散々手こずらされたので、俺の力を少し弱めて殴って殴って殴り続けた。


俺の周りを血飛沫が舞い、赤いミストの中で暴れている様な光景が、リザードフォークに何かを与えた。


ドラゴニュートが完全に肉塊になったのを見届けて、リザードフォークへ向き直った。


「ん?」

今までになく、リザードフォークが怯み出した。


「後はお前達だけだな、さあ殺し合いの続きをしようか?」


「ガッゴゴゴ」


「ん?」


「どうした?何か伝えたいのか?」


リザードフォークは、俺を見ながら唯唯震え、得物を拾おうにも両腕が只の紐の様になっていたので、プラプラと揺れているだけだった。

完全に戦意を失っているリザードフォークに...


「おい、かかって来ないのか?」バキッバキキ


指を鳴らし、全身に漆黒の闘気を纏い、威圧をぶつけた。


[ パキーーーーーーーーーン ]


「ん?何だこの音?」


「てってっ撤退だーーー」


「あら?リザードマン、喋れるやん」

(やっぱり、精神支配でもされていたのかな?)


この闘いの数ヶ月後、リザードマン達を含めた竜人族からはジョー・タカオカは緋き(あかき)魔神の殲滅者と呼ばれるようになるのだ、絶対に逆らってはいけない魔神様と...。


俺はディアの結界を解除した。

俺の身体も2メートル位まで縮んだ。(何だか、このサイズが一番しっくりくるな)

ディアは泣きながら抱きついてきた。俺はそのまま頭を撫でながら......

「遅くなった」

「うううん、私信じてた」

「薬飲まされたとか、平気か?」

「私はヒーラーだよ、大丈夫」 ブイ

これ以上の言葉はいらなかった。

(但し、プエルト国に帰ったらユピテルさんに文句の一つでも言わないと気がすまなかった、絶対に文句言ってやる!)

隣の下っ端の結界も解除したが、気絶していた。

バリリリリリ

「うぎゃっ」

「ひあああああ、ごめんなさい、ごめんなさい」

「どうした?」

「ジョーさん、あんな闘い方を見せられたら誰でもこうなりますよ」

「そうか?」

「レオン陛下の所まで、連れて行け!」

「はっはひ」

下っ端に連れて行かれて何故か倒壊した宿屋まで帰って来た。

ラム、ルクリウス、アレス、トゥルスの入っていた結界を解除した。

「再会を喜ぶ前に未だやらなければならないことが有るんだ」

「おい、邪眼の下っ端何処だ」

「はい、この下です」

「ん?」「この宿屋の地下室なのか?」

「そうです......レオン国王は目立って仕方がないので、この宿屋から出せず、転移魔法の使い手も気まぐれなヤツでどうしても、レオン国王は転移出来なかった様です」

「此処が入り口です」

「また、お前に結界をかけるぞ」

「はい、分かりました」

「また、すまないが待っていて欲しい」

「うん、気をつけてね」


ガチッギギギギギギギイイイイイイイイイ


木でできた地下室への大きな扉を瓦礫ごと開けた。

地下室へ続く階段を降りていくと、結界で覆われた部屋が有った、俺は闘気を纏いまた身体がデカくなったが気にせずに、力一杯殴った。

パリーン

「へ?おっとっとっとお〜」

その結界は余りにもた易く、弾けて消えた。

(何だ?あれが結界か?)

部屋の中に入ると、鎖で繋がれた片腕の大男がもう死にかけていた。

「おい、アンタはレオン陛下なのか?」

「き...さ...ま...ら...の...お...も...」

「もう、喋らなくて良いよ」

鎖を強引に引き千切り、レオン陛下を担いで、痛み止めの電撃を少しかけながら階段を駆け上がった。



[ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ.............]


「大変だ、ディアさん治療を頼む」

「お父さんなの?」

「お父さん、お父さん、お父さん」

「ラム、落ち着けまだ息は有る」

「最後に未だあと一つ片付けなきゃいけない事が有るんだ」

「ルクリウスさん一緒に来てくれますか?あの軍隊を動かしたゲストパスを持って」

「また河を渡るのか?」

「そうです」

「すまない、あのゲストパスは、一回のみ有効なのだ」

「もう使えない」

「そうか、不味いな」

「あの、ジョウ君、このバッグ持って行ってね」

「ああ、ありがとう」

「うううっ」

「お父さん」

「コレを......持って.....行け.....さすれば...顔パスだ..」ニヤリ

(おいおい、死にかけのオッサンが、サムズアップしてきたよ)

「お父さん、良いの?........分かったジョー君貴方に王家の紋章を預けます」

「マジ?」

「マジですよ♡」

「あーもう分かった、有り難く()()()いただきます」

「時間が惜しいから僕はもう行く明日か明後日中には帰ってこれると思う。なのでギルドで落ち合おう」

「おい、ジョウ様アチシを忘れてないかい?」

「え?」

「ジョウ様一人なら余裕で飛べるぜ」

「それは助かる、行ってくれるか」

「あったりめーだ」

「よし、頼んだ」

「んで何処に行くんだ?」

「ロッペンの巣だ」

「ふぁ?」

「急ごう」

「あーもう、アチシの事も一生頼んだぜ!」

「ああって......は?」

「おい、言質取ったかんな」

「いや、マジで?」

「マジめ....です♡」

(ああっずるいそのギャップが、可愛いと思ってしまった俺は浮気症なのか?)

アレスがドラゴンになった以前も見たが、立派な竜で美しい。

「さあ、早く!」

「ああ、宜しく頼む、」(長い夜になりそうだ...)

「いくぜ!」


ふわりと少し浮いたかと思うと超高速で飛び立った。


意識をロッペンに集中させて、荒野の何処に集まっているのかを探った。すると、アッサリと20疋程のロッペンが集まっている場所を察知した。(探索スキルだなこりゃ)

察知した場所をアレス(竜)に伝えると、船や馬とは比べものにならない位に早く目的地に着いた。(飛ぶって最高だね)

その場所は大きな巣が幾つも残っていてロッペンが住み着いていた面影が残る場所に傷だらけのロッペンと未だ未だ幼いロッペンが18疋残っていただけだった。生き残りのロッペンは、凶暴だったあの飛竜の面影も無く大人しく巣で丸まっていた。

俺達を見ても襲っても来ない、アレスが人型に戻って、辺りを見回した。

探索スキルを使い探したが、いまいち何処にいるのか分からない、だがこの側に居るのは間違いないのだ。

「あの〜〜ラムのお母さんのランプ殿下〜〜」

「ランプ殿下〜〜」

「おーい、アチシが来たぞ〜〜」

「ランプ殿下〜〜」

大人しくなったと言っても流石に巣の近くで大声出してたら、ロッペンもまぁ怒るでしょ。

[ グェグェグェ〜〜 ]

襲いかかって来たので。

闘うのも面倒なので、上着を脱いでから闘気を纏った。

俺は、デカくなり、威圧をぶつけた。

野生の本能だろう、あの時殲滅させられた。俺の気配を察知してロッペンが一斉に逃げ出した。


暫くすると

「貴方達は?」

「僕はジョー・タカオカです」

「あっあっあああ」(言葉にならないのかただ、ただ頭を下げてきた)

「頭をお上げください、ランプ殿下」

「貴方は、ラムのお友達の」

「そうそう、ラム様のお・と・も・だ・ち・只のお友達のジョウ君だぜ」

ゴチン

「イチチチ」

(俺は無言でアレスの頭をど突いた)

「私達はレオン陛下直轄パーティのメンバーで私は剣士でルグと申します」

「私は、バルタです癒しの賢者をしておりますの」(癒し?)

「儂は、カスパ じゃ宜しくのうところで若いのよくこの場所が分かったのう」(お爺ちゃん、でも目が鋭いな)

「この辺りまでは、僕の探索スキルで分かったのですが、細かく特定までできませんでした」

「なっなんと、儂とバルタの二人掛かりで、感知できない様に隠蔽の魔法を全力で詠唱し続けていたんじゃがのう」

「僕の隣に居るのは「アチシは、ジョウ様の未来のお嫁むがもがもが」マース辺境伯閣下のお嬢様です」

「なっ何と、あのマース元帥の.....」

「レオン陛下も予断を許しませんが、今は無事です」

「また、一度王都ザグロまで来て頂けますか?」

「ラムさんも来ています」

「あらあら、まあラムまで」

「あの」

「何でしょう」

「僕が聞いていたパーティメンバーですが、一名足りない様ですが?」

「え?、レオン陛下を救出の際にはメルキが一緒では無かったのですか?」

「はい、レオン陛下、お一人でした」

「なっ何て事、メルキが、遣られ...たのか...」

「メルキは、若くて素早い奴じゃ、何処かで身を潜めておるかも知れん」

「皆、此処で くよくよしても始まらないではないですか、今はレオン陛下の元へ行く事が肝心です。皆王都ザグロまで参りましょう」


「「「はい」」」

(流石は妃殿下、しっかりされている)


俺達は、このロッペンの巣を後にして、一路ベースキャンプへ向かった。

ランプ殿下の救出時時点で既に真夜中になっていた為、お腹がクウと鳴った。ダメ元でバッグパックを覗いた。おや?優しく紙に包んであるバゲットが10個も入っていた。しかも水筒は3本もだ...トゥルス...サンキュー


「皆さんお腹は減ってないですか?」

「宜しければ、パンと水筒が有ります」

「本当か?それは助かるな」(ルグさん)

「私たち、転移されてから食事が取れて無かったから、助かるわ」(バルタさん)

「お主は、正に救世主の様じゃな」(カスパ爺さん)

「ジョーさん、感謝します」(妃殿下まで....)

「僕が準備したんじゃ無いんだ、パーティの一人でトゥルスさんが持って行けって言われたんだ」

「皆んなで食べましょう」

「アチシの分は?」

「アレスの分もちゃんとあるよ」

「ヨッシ」


六人は車座になってパンを食べ、水分を補給した。

やはり、こんなに過酷な状況でも、食事の時は笑顔になり、話も弾んだ。

ランプ殿下の冗舌さ加減に驚き楽しい、王様との馴れ初めを話してくれた。いつの間にかランプ殿下が俺の隣に来て頭をよしよしされまくった。

(やはり、親子だなぁ.......気持ち良いけどね)

アレスは、竜化したり、人に戻ったりすると非常に疲れるらしく、パンを食べながら途中で寝てしまった。

(アレスは、本当に子供みたいで、可愛いなぁ)ヨシヨシ


「さて、もう一踏ん張りです、頑張りましょう」


「「「「おー」」」」


アレスをおんぶしてベースキャンプへ向かった。

段々と空が明るくなってきた、とても美しい光景に俺は景色に見とれた。

「そろそろ、ベースキャンプじゃないかな?」(ルグ さんだ)

「あら、本当だわ」(バルタさんも気が付いた様だ)

「ふぅ、やっと着きましたね」

「ええ、ジョー・タカオカ様、皆を無事に此処まで連れてきて頂き感謝しますよ」

「え?」

「あらあら、しらを切るのですか?」

「何故、分かったのですか?」

「貴方より、ず〜〜っと前から私も冒険者だからです」

「はっはは」

「ん?どーいう事だよ」(アレス、起きたみたいだな)

「起きたのか」

「え?いやまだ.....グーグー」

(はい、狸寝入り決定〜〜!)でも頑張ってくれたから、このままおんぶしておこう。

「貴方は、魔獣が近づけない様に、何かの結界を張り続けてましたよね」

「ああ、はい魔法障壁[リィパルシャン]に少し雷を纏わせて、魔獣対策をしてました」

「なっ何と、君の魔力はどれ程あるのじゃ?」

「しっ信じられないが、本当なのか」

「まあ、竜人がこんなに懐くなんて、普通じゃないと思いましたけど、私も興味がでてきましたわん♡」

「ガルルルル」おい、アレスが犬になってしまった。

「あっもう着きますよ」(何だか、照れ臭くって誤魔化したよ)

俺達は、ベースキャンプの入り口まで来た。

「おや?君は先日の...」

「はい、先日はありがとうございました」

「でも、また王都迄かい?」

「はい」

「では、ゲストパスは、持って来たのか?」

周りの皆んなも連れ去られたので持っている筈もなくざわついた。

「ゲストパスは、ございませんがこの紋章で如何ですか?」

「こっこれは、プエルト国 王族の紋章ですね」

「大変失礼致しました、どうぞ此方へ」

「あっ皆様もどうぞ此方へ、ではこの船にお乗りください」

(おおっ流石は王家の紋章パワーだな、警護役が7人も乗船して来たよ)

船は直ぐに出発した。

「ジョーさん、その紋章は?」

「レオン陛下より貸していただきました」

「「「ふぁ?」」」

「いえいえ、それはあり得ません」

「は?」

「何故ですか?」

「その紋章は、軽々しく貸すことなど出来ないからです」

「へ?」

「その紋章には、しっかりと譲渡契約しませんと奪った者に死の呪いが掛かり2時間で確実に死に至ります」

「マジですか」

「マジですわよ」

(やはり、親子だ)

「貴方は、王家の者から直接、授けられたのですね」

「あっ!レオン陛下から、ラムさんに渡って確かに授けますって言われました」

「そういう事でしたか」

「ならば、貴方をもう認めなくてはいけませんね」

「今後とも、良しなに」

(ひぇ〜〜ランプ殿下に頭を下げられてしまった)

「...................................」

「おほほほほ」

「ごめんなさいね、少し意地悪だったかしら?」

「いいえ」

「良かったわ」

何だかバルタさん、カスパさん、ルグさんがあんぐり口を開けて放心状態だ。

アレスは?俺の小さくなった身体の小さな腿に頭を乗せて気持ち良さそうに寝ています。


「乗船中の皆様、間も無く到着します」

「王族の方 専用の馬車もございますが如何致しますか?」

「秘密裏に動いている為、目立つ馬車は結構です、普通の馬をお願いします」


「畏まりました」


俺達は、王都の厩舎へ向かった。

読んで下さり、ありがとうございました。

次回も宜しくお願いします。

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