55話 準備と期待と
日常パートは書きやすいけど、人を増やしすぎると把握できなくなりそうで……主人公、きちんと友達いる……はず……
※18/02/14 誤字脱字修正しました(今回酷すぎでした、反省 _(:3」∠)_)
「月曜ってダルいよね~」
「うん、全面的に同意するわ」
今日は朝練が無いとのことで那緒と一緒に学校へ。
最寄り駅から二人で話しながら通学する月曜日です。
しかし、『ダルいよね~』とか言ってる理由が『土日としっかり(ゲームの中で)働いたから』とか言ったら社会人の人に怒られると思います。
「そういえば、今日があのお婆ちゃんとの料理対決だっけ?」
「なんか色々変わっているんだけど……今日はベリルさんにわたしの料理を食べてもらう日ね!」
「え~っと、私も行っていいんだよね?」
「もちろん! 暫くしたら那緒や要さん達が王都に行くって聞いたから、出来れば一緒に食べて行って欲しいかな~って」
「うーん、本当は阿里沙も王都に連れていきたかったんだけどなぁ……」
要さん達は依頼が終わったこともあり、クランの本拠地がある王都クラベルへ帰るとの事。もともとシーレフへ来た理由はわたしを迎えに来た要さんと那緒の個人的な理由だけだったけど、初期村回りではあり得ないような高レベル推奨の依頼が発生したことで、近くにいたクランメンバーを招集し対処をしていた。
その依頼が終わった以上、シーレフではすることも無いことから撤収の号令がかかったとの事。
寂しくなるなぁとは思っているけど、そもそもレベルが違うから基本的に行動は同じにならないし、こればっかりは仕方がないかな~と。
「早くレベルを上げて王都に来ること!」
「いやいや、そう簡単にはレベル上がらないって。日々神殿でやることもあるし」
「うー、もうすっかり神官職に染まりきってる~」
「ま、仕方ないよ【職業】なんだからさ」
そんな話をしながらクラスに到着したのでお互いの席へ。その後、全体朝礼があることからクラス全員が校庭へ移動。
「生徒会長代行、秋月要です。五月も中盤を過ぎ新入生を始め、学年が一つ大きくなった皆さん……」
未だに生徒会長は入院中なので、今日も要さんが代行として朝礼を仕切っていた。
こうやってスピーチしているのを見ていると、一つしか歳が変わらないはずの要さんはやっぱり年上なんだなーって改めて思う。成績優秀容姿端麗な生徒会長代行を友人として持つのは鼻高い……あとで怨嗟のような愚痴がなければ尚良しなのに。
午前中は何事もなく授業終了。その後クラスメイトと賑やかなお昼を堪能してから午後の授業に。
「フットサルかハンド(ボール)かぁ、那緒どっちする?」
「ドッヂは無いでしょ~」
「いや、ドッヂじゃなくどっちね?」
と話しながら二人ともフットサル班に。お昼仲間とチームも組んだので、ぼちぼちっとプレイしておこうかな~
・
・
・
「那緒! シュートがめっちゃ凄い! 相手びびってたよ」
「阿里沙も部活入れるぐらいドリブル上手いじゃん! あと揺れすぎ、自重しろEカップ」
「最後の誉めてないよね!」
最近どこぞの部長並みにオヤジ化してますやん!
だけど二人とも(と言っても那緒は元々スポーツ万能だったとは言え)十分目立つぐらいな活躍だったことは確か。特にわたしがドリブルしてた時なんか、自分でも「やだ、カッコイイ」と冗談で自惚れるぐらいにキレッキレ。
うーん、ゲームの中とは言え、やはり向こうで鍛えていることがプラスに……なったら凄いけど、さすがに無いよね。もしそんな効果があったらVRMMOしているみんなが万能になってるハズだし。
『考え方とか心構えが変わったから、というのはあり得るかもね』
こういう事は要さんにお任せしよう、そうしよう。
「ところで阿里沙〜」
ピラッ
「ちょ、ちょっと那緒!?」
「スパッツ穿いているから恥ずかしくないっしょ?」
那緒はわたしのスカートの端をいきなり摘まむと、躊躇いなく捲っていた。
「は、恥ずかしいに決まっているでしょうが!」
「そお?」
那緒はそう言うと躊躇なくスカートを捲り、恥ずかしがることなくスパッツをわたしに見せる。
「そこは恥ずかしがろうよ!」
「大丈夫、大丈夫~んで、いつから穿いてるの?」
「え、こっちだと今日からかな」
何気にチェックされてるというか、那緒がよく見ているというか……
「阿里沙がスパッツ穿いたのはゲームの影響?」
「たぶん……そうだと思う」
例の一件以来、自己防衛としてゲームの中でもスパッツを穿くように。落ち着くし、蹴りをしても見えることは無いから気に入っていると言うか。マチュアさんに勧められたこともあるしね。
そうやって考えると、やっぱりゲームが影響することは色々あるのかもしれない……ちょっとだけ怖いかも。
―――◇―――◇―――
「ログイン終了~さぁ今日は色々頑張らないと!」
帰宅してからいつもの手順でやるべき事はすべて片付けてからPAWへ。
統合も問題なく終わり、もう一人のわたしへ引き継いでいたことも確認し、キッチリ出来ていることに感謝。
「おはようございます!」
「おはようリアさん、今日は一段と元気だね」
朝のお祈りが終わったダレスさんがわたしを見ながら頷く。
「今日がお願いしていたベリルさんとわたしの友達を迎えた夕食会になるので、どうしても張り切ってしまうのが出てしまいます」
「なるほど、我々もお手伝い出来そうなことがあれば遠慮なく言ってくれればいいよ。普段から美味しいものをいただいているからね」
毎度ダレスさんはわたしを気遣ってくれるけど、返って申し訳ないぐらい。
「いえいえ、神官長にはこうやって場所を提供いただいているだけでも感謝しきれません! もちろん今日の夕食会は神官の皆さんの分もご用意しますので、一緒に食べてくださいね!」
「おお、それは嬉しい限りだよ。本当にリアさんにウチへ来てもらって良かった」
わたしもです!
・
・
・
「はい、午前の修練おしまい~」
「ありがとうございます」
【鎧通し】も取り敢えず形ぐらいにはなってきたと誉められてかなり嬉しかったり。
「本当にリアは飲み込みがいいと言うか、覚えるのが早くて教える身としては楽しくて仕方ないわ」
「それは先生の教え方が良いからですよ~」
「ふふっ、もっと誉めてもいいのよ」
実際、マチュアさんの教え方はポイントがしっかりしているので、こちらとしても『何を・どうする』というのがハッキリしていてやり易い。
……ボリュームとかは厳しいけどね。
ちなみにハルは自動生活で狩りをしているようで神殿内にはいなかったけど、どのみちログイン時間が現実の19時以降だったはずだから気にしなくても大丈夫だと思う。
『毎日ログインしてる方が問題と言われかねないかな~あははは……』
「あ、今日はお昼以降の修練時間は設けないから料理頑張ってね! ぶっちゃけ楽しみにしてるし!」
マチュアさんも心底楽しみにしているようで、本当にニコニコとしている。
「はい! ベリルさんにもですが、皆さんにも喜んでもらえる夕食を頑張って作りますので期待して下さい!」
さぁ、言った限りには頑張らないとね!
いつも読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
オリンピックをチラチラ見ながら話を考えていると、どうしても冬なお話になってしまいます。
『雪の精が〜』
『氷の魔法が〜』
『絶対零度の〜』
など、話に関係ないところに繋がっていき、見事に脱線していきます(´・ω・`)
さて、アクセスも2/7以降相変わらず高い価で推移しています。ありがたいことです(-人-)
でも、イキナリ上がった要因についてはわからず……ツイで流したりとかもしていないのですがね。
ただただ感謝で良いのかな〜と悩むところです。
はい、あとはいつもの感じで。
評価ありがとうございます!
ブックマークありがとうございます!
これらのおかけで、アクセス増えたと考えています、本当にありがとうございますm( _ _ )m
新規の方も、継続の方も、感謝の限りです。
引き続き頑張っていきますので、よろしければコメントやレビューも頂けると嬉しい限りです。
あ、もちろん誤字脱字ツッコミで全然okです!
これからもよろしければ読んでいただければ幸いです。
ではでは〜




