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50話 どうしてこうなった


「で、なんで彼の顔が腫れてるの?」

 マチュアさんはイスに座るハルさんを見て開口一番そう話す。


「いえ、その……」

「パンツ見た報いです」


『そうだけど、そうだけど!』

 なんで見られた方が言葉を濁しているのに、見た方が内容をストレートに言ってんの!


 話はちょっと前に遡る。



―――◇―――◇―――



「み、見事な背負い投げで」

「あ! ごめん、つい」

 ハルさんから向けられた強い殺気に反応して、差し出された手を腕から巻き込みながら懐に入ると、そこから背負って投げていた。


 反射的にしてたとはいえ、そんな簡単に投げをしてるわたしが怖いわ。


 というか、ハルさんは何を見て固まって……あ、向こうむいた。


『ん?さっきの視線の先って』

 ハルさんが見ていた先を自分で追っていくと、その先にあるのはスカートで、あの低さから見たら……

あ、今日は戦闘が無いと思ってスパッツ穿いてない!


「ふ、ふふっ……」

「いや、ほんとにわざとじゃないんだ」

「……見たの?」

「えっ、あ」


「見・た・の?」


「影だったから色まではわかりませんでしたが見てしまいました」



グシッ



「ぉ……ぅ……」


 ・

 ・

 ・


「くくっ、なるほどねぇ」

 話を聞いたマチュアさんは目元を指で拭きながら笑っている。


「というかリア、彼の顔を踏んづけたって事はまたスカートの中見せてるんじゃないの?」

「……あ」



グルッ!



サッ!



 言われて即ハルさんを見るけど、彼もまた素早くあさっての方向を見る。くっ……なかなか良い根性してるじゃないの!


「でも、リアもリアよ」

「えっ、なぜですか?」

 何かわたしにも落ち度でも!?


「まーだ白いの穿いてたの?」

「ちがっ、今は」

「青でした、……はっ!」



ガシッ!



 今度は逃げないように、こめかみを押さえさせていただきました。


「あははっ、なにこの面白い展開。だ、だめ、笑えて……お、お腹痛い」

「ギブギブ! 本当に一瞬だけだったから! マジ!」

「う、うるさいっ」


 このゲームってハラスメントきっちりしてるんじゃなかったの!?

 ※自分から見せていると認識される場合は別です


 ・

 ・

 ・



プシュー……



「くっ……ひっ……」

「ハアッ、ハアッ……」


 ハルさんは無抵抗のままわたしの制裁を受けて沈没。マチュアさんは机に突っ伏し、笑って轟沈。


『な、なんなの一体全体!』

 おかしい、以前トーレさんに下着姿見られた時はたいして恥ずかしいとか思うこともなかったのに、どうして今は物凄く恥ずかしいって感じるのよ。


『うぅ、たかがゲームの中のことなのにぃ……』



「あ~久々にここまで笑えることなかったから、笑い死ぬかと思ったわ! それにしてもリア、そろそろそ彼のこと紹介してくれないかしら?」

「……まさかマチュアさん!?」


「いやいや、私は年上にしか興味ないし、愛する旦那様がいるもの。それにリアの良い人横取りとかしないから」

「良い人って……今日初めて会ったばかりです!」


 なんでそんな判断になるか知りたいですよ。今だって、つい投げたことに対する治療とお詫びで神殿の中に連れてきただけだし。


「だって、彼は物凄く強いわよ。たぶんリアの友達のニーナさんだっけ? 彼女よりちょっと上かな」

「え?」


 ニーナってメチャクチャ強いのに、それよりハルさんの方が強いなんて信じられない。


「だからそんな彼をボコボコにしてるのを見て、てっきりそういう仲かと思ったんだけど……」

「違います、本当に今日初めて会った人です」


「そっか~……じゃあ、そろそろ狸寝入りの彼も起きてくれるかな?」

「うっ、バレてますか」

 てっきり暫くは再起不能かと思ったのに、マチュアさんと普通に会話してる。


 あくまでわたしからの制裁だからダメージは大したことは無いとは思っていたけど、見た限りダメージなんて受けた形跡がまったく無い。


 ……さっきの痛がり方や、ダメージを受けた素振りは全部演技だったってこと!?



「さて君の目的は何かな?」

「いえ、大したことはないんですがリアさんの強さの秘訣を知りたいって思ったことと、できればあなたと手合わせ願えないかな~と」


「マチュアさんは強いとかの話じゃないですよ!?」

 どう考えても興味本意で手合わせするような相手じゃないし!


「うーん、私は手合わせ募集してないのよね~」

 そうそう募集しないで下さい、もれなくわたしが危なくなりますから!


「そこを何とかお願いします! 俺、色々な所に行って強い人や魔物と戦ったりしていますが、まだ満足するほど強い人と戦えた事がないんです!」

「あらあら、君もリアと同じでマゾっ気あるのかしら?」


「ちょっ、ちょっとマチュアさん!?」

 別にわたしはマゾっ気なんか無いですよ! 断然ノーマルです!


「理由を聞いても」

「リアったら、つい最近も強化種トロールなんていうとんでもないのと互角に戦っていたのよ、基礎も格闘もレベル6でね。

 ちなみに強化種トロールは推称レベルが40以上の魔物だったって話だったわね」



グルッ!



サッ!



 さっきとは反対に、わたしが先にあさっての方向を見ている。そしてハルさんはわたしを……


「やっぱりリアさんは強かったんですね。気当てして即反応どころか、俺を投げ飛ばしたぐらいだから普通じゃないとは感じてましたが」

 ……うぅ、ハルさんが繁々とこっちを見ている。


「では、リアさんと一度模擬戦闘をして、勝ったらあなたと手合わせしてもらえませんか?」

 え? なんでわたしがここで出てくるわけ!? というか、わたしが勝てる要素とか無いよね?


「そうねぇ……じゃあ、その内容にプラスして、私との手合わせで負けたら、当面リアの修練相手として毎日模擬戦闘をするっていうのでどうかしら?」

「いやいや、さすがにそれは……」

 旅している人の足を止めてまでは


「わかりました、その条件でお願いします」

「ん、じゃあそれで」

「ええっ!?」


 あ、あれっ、当事者の意見は!?




いつも読んで頂いてありがとうございますm(_ _)m



北陸の雪凄いですね。ニュースを見ているだけでも震えてきます。

あと台湾の地震も……


今日あたりコンビニの募金箱に入れて帰るつもりです。



さて、色々ありますが新キャラです(笑)

今後彼をどのように扱うかが私の中の課題です。

イメージ的には誰かなぁ……

十代の照英さん?

長身の大剣使いって憧れます(*´ー`*)



そしてそして、今朝及び先程アクセス見ました。

評価も見ました。



《すんごい、ふ、増えてる!!》



あまりの増え方に震えが。見た瞬間二度見してしまいましたし……

色々と入れて頂いた皆様、本当にありがとうございます!

この患者を校正力に変換して、頑張らせて頂きます!



そして最後はいつものように。


初めての皆様、いかがでしょうか?

キャラのイメージとかどうでしょう?

拙い書き手ではありますが、よろしければこれからもよろしくお願い致します。


継続して読んで頂いてる皆様、メカなかなか出せずにすみません(期待値なかったりして……)

いまやっとこの辺りをカツカツやってますので今暫くお待ち下さいませ。



評価すごく嬉しかったです!

ブックマークもありがとうございます!

よろしければまだの皆様、暇なときで構いませんので、お願いできれば幸いですm(_ _)m








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