やさしさとやさしさ
大福っておいしいですよね?でも、おいしいからって食べ過ぎたら、身体に毒ですよ
それは知られることのなかった物語。
それは知られてはいけない物語。
それは知りたくなかった物語。
知ることで得たものは他愛なく。
知ることで失われたものは限りなく。
残ったものは甘ったるい気持ちだけ。
この物語を今から語り聞かされる君たちはせめて何かを残してほしい。
何も残せなかった僕の代わりに―――――。
一週目・出会い
僕らの出逢いは最悪だった。
いつまでも思案顔でカウンターとにらめっこをする男性が一人。
かれこれ三十分も悩んでいる気がする。
「すみません、大福を五つください」
やっと決めてもらえた、と内心いらいらしていた。
最近は夜は寒いのだが、日が出ている時間はかなり暖かく、むしろ暑いくらいだった。
その暑さと相まって些細な事でいらいらしてしまう。
自分で自分を急かすように僕はササっと大福を包む。
ここは僕の実家の和菓子屋で、今は店の手伝いをしているところだ。
大福を包んでいる僕の動きをじっと目で追う彼。
見た目は、ここらでは見かけない類のひ弱そうな男性だった。
「ただいまこちらの苺大福もお安くなっておりますがどうですか?」
僕がマニュアル通りにそう言うと、彼は笑顔で少し何かを考えていた。
「………じゃあ、それも五つください」
はにかむようにいう彼はどこか愛嬌と会話に不慣れな感じが見て取れた。これがいわゆるかわいいだろうとは思った。だが、今の僕にとっては火に油だった。
いらいらを表には出さないように気を付けながら店員として愛想よく振る舞うと、
またもはにかんだような笑みを見せられいらいらしてしまう。
彼は会計を終えてから、
「ありがとうございます」
と年下の僕に丁寧にお礼を告げて店を後にする。
あれがいわゆるもやしっ子というやつだろうか?
僕は内心そう思いながら、手にしていた大福の包みを置いた。
ん?大福の包み?
僕が慌てて店の外に出ると彼の姿はもう見えない。
この辺りでは見かけない人だったし、たぶん駅に向かったはず!
そうひらめきに任せて僕は駅に続く大通りに向かって走り出す。
走って走って駅にたどり着く。
駅員室に向かい、通学で顔見知りになった駅員さんに、
「すみません、えっと………いかにもひ弱そうな男の人みませんでしたか?」
と息も絶え絶えに尋ねる。
「それなら、朝見かけたね。どうかしたの?」
「それが、大福を、買ったのに、お金だけ払って、大福、もらわずに、行っちゃて」
僕は手にしている包みを駅員さんに見せながら説明する。
「そういうことなら、駅に来たら私が渡しておこうか?」
「いえいえ、そんな大丈夫です。きっともうすぐ来ると思いますから」
大福をお土産に買うのに、これからどこかに出かけるとは考えにくい。そんなことをすれば、最近暖かくなってきているから苺大福はもちろん普通の大福も傷んでしまう。
そんな推理が僕の中にはあったのだが、結論から言ってこの推理は外れることになる。
彼が駅に来たのは日がもう落ちるくらいの時刻だった。
一時間くらい改札前で一緒にいてくれた駅員さんも仕事をしなければならないと、申し訳なさそうにホームに消えていった。
かえってこちらが申し訳なくなってしまう。
汗はもう乾ききって、身体がべたべたするのを我慢しながらひたすらに待った。
そうして待ち続けた結果、彼が駅に来たのは時計の小さい針が6を刺した頃だった。
彼は慌てた様子もなく、駅にやって来た。
何事もなかったように切符を買っている。
その姿を見ると、まるで馬鹿にされているような気がして、たまりにたまったいらいらが爆発する。
「すみません、うちの大福はそんなに気に留めるようなものじゃないですかね?」
語気を強くそう後ろからそうやって迫る僕。
びくっと肩を一回ふるわせてから振り返る彼は、困惑の色がその目に色濃く写っていた。
そして、僕が乱暴に包みを彼の胸元に押し付けるがなかなか受け取ってもらえない。やっとわかったか彼が何かを察したようにうなずいた。
「わざわざすみません、届けてもらって。でも………」
そう言って見覚えのある包みを見せられる。
「忘れたことに気が付いてお店に戻って説明したら、新しい大福をもらえて………」
すごく申し訳なさそうに、それをごまかすように、またあのはにかむような笑みを見せられる。
僕は顔が赤くなるのを抑えられない。
恥ずかしさ、自分への怒り。
さっきまで彼に向けていたはずの感情が自分を襲う。
「本当にすみません、ここまでしてもらったのに」
今となってはその心遣いが痛い。
「そのもしよかったら、その包みの大福も僕に買わせてもらえませんか?」
その言葉が僕のHPゲージを0にする。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
感情任せに包みを彼に押し付けて走り出す。
背後ではがたんごとんと列車が線路を走る音がしていた。
二週目・再会
「すみません、苺大福を七つください」
僕は唖然としていた。
店に入ったと同時にそう注文した先週の彼。
彼が店を訪れてからちょうど一週間が経っていた。
「こちらこそすみませんでした」
反射的に立ち上がって頭を下げる。
すると、頭をカウンターに打ち付けてしまった。
「だ、大丈夫ですか!?」
僕が痛みに悶えていると心配してくれる。
「はい、大丈夫です。それよりもこの前はすみませんでした」
涙目になっていたが、もう一度カウンターに打ち付けないように気を付けながら頭を下げる。
「それはもういいんですよ、それよりもここの大福はおいしくてもう一度買いに来てしまいました」
そうやって前に見た笑顔とは違う豪快な笑いで、うちの大福をほめてもらえた。
それがなぜか無性にうれしくて、
「そうなんですよ、うちの大福はここらじゃどこにも負けないんです。それもうちの父が仕込むあんこと母が作る生地が絶妙に合うんですよ」
カウンターから身を乗り出して力説してしまう。
彼は一瞬固まっていたが、何がおかしかったのか笑い出した。
自慢の大福を笑われた気がして、僕がジト目を向けると、
「いや、ごめんごめん。つい、笑っちゃって。本当にここの大福が好きなんだね」
つい顔が赤くなってしまう。
「そ、そんなことより!何かお詫びをしたいんですが」
恥ずかしさをごまかすために強引に話題を変える。
「そんな気にしなくていいよ。忘れた俺が悪いんだし」
「でも、それじゃ僕の気がすみません。なんでも言ってもらえれば」
ここまで来たら、意地でもお詫びをしないと気が済まない。
彼はしばらく考え込んでいたが、こう答えた。
「だったら、俺の話相手になってくれませんか?もちろん、嫌なら違うことにするけど」
正直意外だった。てっきり、大福をタダでほしいとか、おまけしてほしいとかそういうものかと思っていた。
不思議な人だな。
最初はあんなに嫌な印象しかなかったのに今ではむしろ好印象だ。
自然とこの場になじんでくる。
「いえ、もちろんです」
それ以外の答えがあるはずもなかった。
「では、先に注文を。苺大福を七つください。二つは今から食べるから残りの五つを包んでもらえるかな?」
疑問符が頭に浮かんだが、言われた通りに苺大福を用意する。
カウンターの隣にある腰掛に腰を下ろして待っている彼のもとに苺大福を二つとお茶を運ぶ。
「ありがとう」
当たり前のように感謝の言葉を言われる。
僕が彼の座っている反対側の腰掛に腰を下ろす。
すると僕のところに一つ苺大福を差し出して、彼は言う。
「これは君の分だよ」
あまりこういう優しさを経験したことのない僕は言葉に詰まってしまったが、
「………どうも」
と言うことはできた。
当たり前のように僕の知らないことを見せられる。
悪く言えば、振り回されている。でも、良く言うなら―――――。
「迷惑だったかな?」
顔色をうかがうような声色に気持ちが焦る。
「い、いえ、そうじゃないんです。こんなに優しくされたことが初めてでどう返せばいいのかわからなくて………」
「そういう時は素直にありがとうって笑ってくれたら嬉しいな」
まるで見本を見せるように笑う彼。
そう、良く言えば、いろんなことを教えてくれる。
「そう言えば、まだ名乗ってなかったね。俺の名前は戸口しずる。君の名前は?」
「僕の名前は、かなた。冴木かなたです」
今ならこの出逢いが僕を変えてくれたんだと笑って言える気がする。
三週目・約束
「こんにちは、しずるさん」
「こんにちは、かなたさん」
カウンター越しにあいさつをする。
先週は結局日が暮れるまでお互いのことを話し合った。
しずるさんは隣町からたまにこちらに住む友達に会いに来ているそうだ。
普段は実家住まいで、買って帰る苺大福はご家族の分らしい。
「約束のものはある?」
約束―――先週の帰り際にした約束。
他人にこんな約束をしたとは自分でも信じられない。
「できてますよ」
僕はカウンターを離れて店の仕込み場に入る。
仕込み場にはお父さんとお母さんが大福を作っている。
お父さんは僕を一瞥し、お母さんは作業を止めて心配そうにこちらを見ている。
僕はそれを無視して、仕込み場の奥にあるリビングに向かう。
テーブルの上にはきれいに皿に置かれた二つの大福。
それを持って僕はカウンター横に持って行く。
「どうぞ」
自分の顔が固まっていることがわかる。ここまで緊張しているのはいつ以来だろうか。むしろ初めてではないだろうか。
そんな僕の思考とは関係なく彼の口に淡々と運ばれる大福。
彼は、慎重にゆっくりと咀嚼する。そして、ごくんと飲み込む。
彼は目を閉じて、考えている。
やがて眼を開くと、
「うん、おいしいよ」
彼のその端的な言葉にうれしさが込み上げてくる。
彼がさっき食べた大福は僕が作ったものだ。
先週彼とした約束―――それは、僕が作った大福を食べるという約束。
いずれこの店を継ぎたいと僕は思っていた。
でも、両親に反対されていた。理由は教えてもらえなかった。
その悩みを彼に相談したところ、
「おいしい大福を作って、ご両親に食べさせてみたらどうかな?」
とのことだった。
「もしも、いきなり渡すのが怖いなら、僕が試食しようか?」
ということがあり、僕は大福を作って彼を待っていたのだ。
「これならご両親も納得するんじゃないかな」
「だといいんですけど………」
僕はこの一週間で猛特訓したつもりだ。
正直、途中から大福の食べ過ぎで、途中から味がわからなくなっていた気がする。
それに、若干太った気がしないでもない。
「でも、一週間でこんなにおいしい大福を作れるようになるものなの?」
「いいえ、違うんですよ。確かに、毎日両親の仕事を見ていたこともありますけど、一番の理由は小さい頃に教えてもらっていたことが大きいんだと思います」
昔はよく仕込みの仕方を教えてもらっていた。それが中学に上がってからはだんだんとなくなっていき、高校に上がってからは仕込みは一切させてもらえなくなった。
それでも、昔教えてもらった技術はしっかりと僕の中で息づいていた。
「だったら今こそ見せつけてあげよう、かなたくんの実力をさ。正直、ご両親の作った大福には及ばないけどさ、俺は君が作った大福を自信を持っておいしいって言えるよ」
そうやって優しい言葉を僕にいつも投げかけてくれる。彼がそう言うならと思ってしまう。
もう彼は僕の中に確かに居場所を確立していた。
「早速、渡してみます」
そう言って、僕は彼の前に置かれた大福を持って仕込み場にいるお父さんに話しかける。
「お父さん、暇な時でいい。だから、僕が作ったこの大福を食べて」
そう言って僕が差し出す大福をお父さんは一瞥だけしてから、
「いらん。お前が作った大福なんぞ食べる気なんてない」
と明確に拒絶される。
一言で言って頭が真っ白になった。
そして、手にしていた皿が落ちて割れる。その音がどこか遠くでなっている気がする。
僕は何が何だか分からなくなり、いてもたってもいられなくなり、その場をとぼとぼと後にする。後ろから僕を呼ぶお母さんの声が聞こえる。
そして、お母さんの声が近づくにつれて磁石のように僕の足取りは早くなる。
ふと、腕をつかまれる。
「かなたさん!」
振り返ると、そこにはしずるさんの顔があった。
ふいに頬を熱いものが伝う。
「かなたさん、泣いて―――」
彼に涙を見られるのが嫌で、自分の嫌な部分を知られるのが怖くて、僕は彼の腕を振りほどいて駆け出した。
かけてかけて駆け抜けて、たどり着いたのは公園だった。
そんなに家から離れてもいない公園。
馴染みのある公園の遊具の中に隠れる。
隠さないと隠さないと隠さないと。
自分の中にある醜い何かがあふれてしまう。
そうやって僕は体を丸めて、何も漏れ出ないように自分をきつく抱きしめる。
そっとその肩を抱きしめられる。
反射的に振りほどこうとするも振りほどけない。
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着いて」
耳元で囁かれる優しさに流されてしまいそうだ。
「もう無理しなくていいんだよ?今は、今だけは素直に甘えていいんだよ?」
僕が作っていた壁があっさりと崩される。
この時に初めて気付いた。
優しさは毒だ。
「うぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
泣いて泣いて泣いて枯れ果てて空っぽになるまで泣いた。
彼は黙って僕の嗚咽を受け止めてくれた。
そうして、声も枯れた頃に、僕は今までため込んだものを言葉にして外に垂れ流していく。
「本当は大福なんてどうでもいいんです。仕込みもやらせてくれなくなったんじゃなくて、自分からやらなくなっていたんです。ただ何となく毎日過ごす中でどうでもよくなっていったんです。やらなくてもいいかなって。でも、進路を考えないといけなくなって、楽な方楽な方って実家を継ごうと思ったんです。でも、結局うまくいかなくなって、周りのせいにして――――」
「―――――逃げていた?」
言葉を奪われて僕の嘆きが止まる。
「逃げちゃダメなの?楽な方を選んじゃダメなの?確かに今はうまくいってない。でもさ、ここから先はまだ決まってないんじゃないの?」
「でも、もう―――――」
「―――――もうじゃあないよ」
またも、言葉を奪われる。もうなされるがままである。
「まだ選択肢は残ってる。まだ間に合うはずだよ?まだ春だよ。変わるにはもってこいの季節だ。だから、まだ間に合うはずだよ?」
彼の言葉が空っぽになっていた心に入りこんでくる。
「もしも、その勇気がないっていうのなら、俺が君に勇気をあげる」
そう言って、彼の唇が僕の唇に重なる。
唇から熱が伝わって、それが全身に回っていく。
彼は口づけを終えると、
「まだ足りないかな?」
と最初の頃に見たはにかんだような笑みを向けてきた。
その笑みを今は愛おしく思う。
本当に不思議な人だ。
僕はもう彼のやさしさなしでは生きていけない気さえしてくる。
彼の毒はあっけなく僕を仕留めた。
そして、私は考える。
「はい、まだ足りません」
まずは彼に甘えてからにしよう。
?週目・毒
今日の日が待ち遠しかった。
今週は彼が店に来る日だった。
私は彼の言う通りに変わった。
やりたくないこともやった。それが自分のためになると信じて。
というのは、嘘だ。
彼に甘えるための大義名分がほしかっただけだった。
「こんにちは、かなたさん」
「こんにちは、しずるさん」
カウンター越しにあいさつを交わす。
カウンター横の腰掛にいつも通りに横に座って、私が作った大福とお茶を出す。
「しずるさん、実はこんなことがあってね―――――」
私はもう彼の優しさなしでは生きていけない。
「あっ、今年の苺大福もおいしいね」
彼の言葉は今日も私を易しく落としていく。
最後まで読んでいただきありがとうございます。何事もありすぎてはダメなものです。過ぎたるはなお及ばざるがごとし、でしたかね?何事も過剰なのはよくないです。何事も適宜適当に。
改めまして、最後まで読んでいただきありがとうございました。