表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

 岩本はスマホの動画を止め、電話をかけた。

「お疲れ様です。セキュリティーの岩本です。8番アラームが鳴ってるんで確認してもらえますか。はい。よろしくお願いします」 

 電話を切る。スマホの動画を再生。

 こうゆう仕事を1日14時間やっている。そろそろお昼の仕事に移りたい。と岩本は考えていた。

 カメラを眺めている。

「うわ、まただ」

 カメラに映っているのは暗いロッカールーム。もやのような白い火の玉がゆらゆらと飛んでいる。

「こえー。幽霊だよなこれ」

 モニターを見つめてからカメラを違う画面に切り替える。寝ている人の映像。

「さぼってんなこの人。まあいいけど」 

 画面が切り替わる。ソファに座る人、ズボンを下ろす。

 画面を切り替える。いちゃつく男女の映像。

「この人達、仲いいな」

 頬杖をついて、二人の男女がちちくりあっているのを眺める。

 画面を切り替える。

 岩本はうとうとしていた。パソコンからアラーム音。ビクッとする。

「やっべ」

 電話をかける。

 新作カップラーメンを食べることにした。電気ケトルのお湯をカップラーメンに注ぐ。

 3分。

「これ、うめえじゃん」

 ラーメンをすする。

 モニターを見ている。喧嘩している職員二人。

「うわあ、なんか喧嘩してるけど大丈夫?」

 缶コーヒーを飲む。岩本は渋い顔をした。

「そろそろ歯医者行かないとなあ」

歯が痛んできていたのだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ