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国会を茶番にした男たち

国会を茶番にした女2(ばらまき女王)

作者: 明日香狂香

 案の定、疑惑の議員が入院に走った。おそらく、自民党本部が逃げるために、未使用分に当たる資金の返金でも求めているんじゃないかと考える。


 自民党としては、渡した1.5億すべて選挙資金としたら違法になるから、そんなに使ってないということにしたいのではないだろうか。だから、議員をやめることになれば、未使用で返金したとすれば逃げ切れると踏んでいるだろう。しかし、本人にそんな現金が残っているわけがない。だから議員をやめたくない。(参議院だから、まだ5年以上ある)残り任期を入院してとりあえずまっとうしたい。そうすれば返金も要求されないだろう。


 こう考えているならあまい。普段なら衆議院解散もあるかもしれないが今のところ解散はない。選挙費用があるならコロナ対策にまわせと言われるだろう。


 そうなると夫の選挙資金をあてにするか鞍替えするかしようにも、果たしてオリンピック終了まで1年以上逃げていられるか。入院してようが連座制なら即失職する。普段なら病人にはやさしい日本人もコロナでもないのに病院に逃げ込む人間には厳しい。公人なら重篤者のためにベッドを少しでも空けておくような気持ちはないのだろうか。


 どこまで計算でやっているのかはわからないが、なりふり構わずというのが今の自民党議員に要求される資質なのかもしれない。

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