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休息の時間

みなさん。こんばんはそしてこんばんは。

作者の代弁者の紫乃宮綺羅々でぇ~す!


もうわかってると思うけどここは前書きでっす!

本編を読みたいならササっと飛ばしてね。


まさかまさかの三話連続での投稿なんてわたしは初めてだよ!

ホントに大丈夫なの!? 病院行ったほうがいいんじゃない!?


イヤイヤ大丈夫か。だってキン〇ダム〇ーツ3を予約したくらいだからね。

生きるでしょ。チョ~楽しみって言ってたし。


では、第三話をお楽しみください! それではっ!


「ふぅ……」

 風呂から上がり、寝間着に着替えて俺はゲーム機の電源を入れる。画面に映し出されたホーム画面からゲームタイトルを選び決定。ローディングが始まる。それと同時にハードディスクから読み込み音が鳴る。


「よし」

 ゲーム開発ミドルウェア、関連開発社、ゲーミングフォント、注意書き、オートセーブ対応などの文面やロゴが表示された長い起動時間の後、最後にゲームメーカーのロゴが出てゲームタイトルが起動した。


『ニーマ:オートマトン』


 これが俺が現在、プレイ中でハマっているゲームだ。プライムゲームズが開発しているPS4用のこのゲームは『人類が滅んだ地球で機械生命体と戦うアンドロイド』というストーリー。『命もないのに殺し合う』のキャッチコピーに嘘偽りはなかった。スキと救済がまったくないほどの完璧なストーリーだ。


 ストーリーも面白いが、戦闘アクションがとにかくおもしろい。いきなりシューティングゲームになったり、2D対戦風のアクションになったりと飽きさせない。超面白い。面白すぎるくらいに面白い。とにかく楽しくてしょうがない。しかもエンディングが二十六種類もある。そのうちストーリーエンドであるA.B.C.Dまでは達成済みだ。真エンドのEエンド発生条件が不明なので、Eエンドまではまだかかりそうだ。


 そしてタイトル画面から『road data』を選びゲームスタート。


 セーブポイントである自販機から始まり、ボスに挑む。三回目のボスだが『強くてニューゲーム』で始めていてレベルもあがっているから楽勝で勝てるだろう。


 イベントが始まり『コノママジャダメ』と連呼している機械生命体。ボスが登場し戦闘。だが、あっさりと終わってしまった。


「……そろそろハードにしようかな?」

 などと思いつつ自販機に戻りセーブ。だが、ハードにすると『ロックオン』ができない問題がある。こればかりはチップ装備ではどうにもならない。まぁ、慣れれば問題ないかもしれないけど。


 慣れた手つきでPS4の電源を切りる。


 いつもよりやけに部屋が明るいと思ったらカーテンを閉め忘れていた。昨日の続きをやる前にこの明かりは邪魔なので、窓にかかるカーテンを閉めるため重い腰を上げた。


「今日は双子か」


 窓に近づきカーテンに手をかけて、そのついでに夜の空を見上げた。


 雲ひとつない黒と光点の空には月が『ふたつ』これは『双子月現象』と呼ばれ、2003年に起きた港区大崩落の災害後に『マナ』と呼ばれる粒子と同時期に観測され始めた不可思議な現象。もう数十年以上前の現象が未だに解析不能らしい。それだけ不可解な事象なんだろうなきっと。


 スリープ状態だったパソコンを立ち上げる。ものの数秒でデスクトップ画面が復帰する。


 マウスパットの上に置かれたマウスを包むように握り、パット上を氷の上を滑らせるかのように動かす。


 モニター上でなめらかに動くカーソルはキツネのアイコンで停止させ、右クリック。


 gomol(グノル)の検索画面が立ち上がり、メニューバーからお気に入りをクリック。数あるブックマークから昨日登録した『世界変換プログラム』のアドレスをクリックする。


 モニターに白い背景でその中央に『世界変換プログラムへようこそ』と黒い文字で表示されているシンプルなサイトにつながる。


 昨日と同じ画面。シンプルでJavaやHTMLなどで装飾もなにもしていないあっさりとしたホーム画面。


 だが、ひとつだけ違っていた。


 『世界変換プログラムへようこそ』の直下に『世界設定を再開する』という項目が追加されていた。『これか』と直感でつぶやき、すぐさまクリック。

 ページを飛ぶと昨日パスワード登録画面で見た、四つのブロックボックスが姿を表した。


 『記憶再構成呪文を教えて下さい』と催促する画面に四つのボックス。すぐさまメモしておいたパスワードを入力する。


 エンターキーを弾くと、画面が切り替わり昨日終わらせた画面そのままに表示がされる。


「よし、とりあえず職業はこれでいいとして……」


 決定しようと下にスクロールさせると『職業を世界に託す』という文面があり、隣にチェックボックスがある


「世界に託す?」

 いまいちよくわからない設定だな。


 ハテナアイコンにカーソルをあわせると補足説明が別ウィンドウで表示されて読むと『職業を世界に託すを選択すると、現在設定されている職業から全く別の新しい職業が設定されたすべての職業から創造されます。チェックされないままですと設定された魔法のみ世界で使用可能です』


 なんだ、これ?


 この説明文からの出た感想だった。


 派生と違うところは新しい職業が生まれるって所か……この文をそのまま解釈すると俺が設定していない職業が自動的に設定されてゲームに反映されるって事か?


「いいか」

 俺はチェックボックスをクリックして続けて決定をクリック

 

 世界設定メニュー画面から今度は『魔法』をクリック。


 画面に『世界で使用可能な魔法を設定して下さい』と文面が表示される。その直下に『魔法名称』『属性』『効果』『使用可能職業』と魔法の詳細設定が並ぶ。


「魔法か……」

 無意識下でつぶやいてしまい。キーボードに手を乗せたまま思考作業に入る。


 悩むこと数十分。


「とりあえず……」


『魔法名称:フレイム』『属性:火』『効果:対象一体に火の玉で攻撃』『使用可能職業:魔法使い』


『魔法名称:ウォルス』『属性:水』『効果:対象一体に水の槍で攻撃』『使用可能職業:魔法使い』


『魔法名称:ウインド』『属性:風』『効果:対象一体に風の刃で攻撃』『使用可能職業:魔法使い』


『魔法名称:グランド』『属性:土』『効果:対象一体に土の柱で攻撃』『使用可能職業:魔法使い』


「とりあえず……基本の四元素魔法はこれでいいか」


 次の魔法にとりかかる。


『魔法名称:ヒール』『属性:回復』『効果:対象一体の傷を瞬時に治療や体力の回復』『使用可能職業:導師』


「ふぅ……とりあえず一度これで確定するか」


 スクロールを下まで持って行くといつもの『決定』ボタンがあった。


「ん?」


 だが、決定ボタンの上にまた気になる文が書かれている。


「魔法……を世界に託す。まただ」


 世界に託す? さっきも思ったけどどういう意味だ? 


 世界を託すにチェックボックスがあった。とりあえずハテナアイコンの

補足内容を読む。


「……魔法を世界に託すを選択すると、現在設定されている魔法から上位の魔法や全く別の効果の魔法が設定されたすべての職業から創造されます。チェックされないままですと設定された魔法のみ世界で使用可能です。か……不思議なダンジョンみたいに魔法が自動で生成されるのか?」


 いまいち意味がわからない、とりあえずこれにチェックを入れればいちいち魔法全部を俺が設定しなくてもいいのか。


「お……」


 補足内容は下にスクロールできるみたいだ。


「なお、魔法を世界に託すをチェックされる弊害といたしまして、魔物や悪魔、天使、魔王と言った。設定不可の職業でも魔法が使用される可能性があります。か……う~ん」


 俺はこれ以上魔法の設定に悩まされないならとチェック入れて決定ボタンを押す。


「あれ?」

 ひとつ思いついたことが頭の中で出てきた。


「MPの消費設定がなかったな……」



次話へ続く


こんばんは、間宮冬弥です。死にません。

まずは、この稚拙な作品を最後まで読んで頂きましてありがとうございます。


まずは謝罪。

前回、「この勢いで書ききりたい」と言ったのですが今回の第三話で

投稿は一旦、終わります。

一応、あと少しで続きが書き終わりますので、書き終わりましたら投稿いたします。


今週か来週には、と考えておりますのでお待ちいただければと思います。


それでは失礼します。

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