4 うん、なるほど
あらすじと一話をちょっと変えました、
第四話です
「気を取り直して説明するぞ俺が何故君を召喚したのかを」レイナスさんはそう言った、
「俺には四人の子供がいる、長男と長女が居て双子の次女三女が居て、君に助けて欲しいのは最初に言ったが双子だ」
「双子は生まれた時から病を患っていた、だが俺達は誰も気づかず生まれた生命に喜び、愛しながら育てていた」
「双子も大きくなりこのまま何事もなく幸せに過ごせると思っていた、双子の五歳の誕生日を迎えるまでは」
「君のいた世界では行われているかわからないが、俺達は五歳になると魔力の解放をする何故五歳で魔力を解放するかと言うと
「俺達は生まれた時から魔力があるが生まれたばかりでは魔力操作が出来ず死んでしまうため本能で体の中に閉じ込めて生まれてくる」
魔力この世界には魔法があるのかな?
「それで魔力を操作出来る歳が五歳なんだ、だから俺達は五歳の時に解放する、だが双子に限っては解放するべきではなかった」
「双子は解放した途端に倒れたからだ」
「俺達は双子を介抱してしばらくしたら双子も目を覚ました、だから愚かにも俺達は安心したいやしてしまったそれが始まりだと知らずにな」
「双子はその日を境に日に日に弱っていた、それでも俺達は気づかなかったただ調子が悪いだけだと、双子の片足が動かなくなって初めて俺達は異変に気づいた」
「異変に気付いた俺達は原因を探した、そして突き止めた双子には」
「体を動かす為の力、生きる為の力、即ち生命力が常人の半分もない事が」
「今までは足りない生命力の代わりに魔力が補っていた、だがそれを知らなかった俺達は
解放してしまった」
「体の中を廻っていた魔力は外に流れ体を動かす為の力がなくなっていった、俺達は治す方法を探して見つけだした」
「治す方法は二つ、一つは魔力を操作して行う身体強化の技術だ、だがそれでも体を動かす事は出来なかった何故なら」
「双子は既に独自に覚えて使っていたからだ倒れた時から体の異変に気付いた双子は俺達に心配かけないように覚えて隠していた」
「双子が話した時にはもう首から下は満足に動かせず体で温もりも感じられなくなっていたそうだ、俺達には最後の方法しかなかった死ぬ寸前の者をも治したと言われる生命力に満ち溢れた万能薬リェラチーレ」
「俺達は直ぐに材料を集める為に行動したそして俺達は材料をあと一つまで集めた、だが最後の一つはもうこの世界には存在してなかった」
「だが代わりになるものは一つだけあったそれは」
レイナスさんが言う前にイアさんが言った。
「お母様の力のかけら、即ち創世神エリティアの力のかけらよ」
「こいつが知る中でお母様と会う事が出来る人物は一人しかいないこいつが小さい頃に面倒見たりもしていたお母様の子供である私頼んできたというわけよ」
「それでこいつに頼まれた私はお母様と会わせただけどお母様は力のかけらを決して渡さなかった」
「何故ならお母様は平等だからこいつに授けたのならば総ての生命に授けなければならないから」
「だけどお母様の力のかけらを総てに授けたら必ず世界総てを巻き込んだ争いが起きるそうなったらこの世界イリーネは滅ぶ」
「だけど決して個人だけに授けないそんなお母様でも例外はある」
「それが水葉達異世界人よ」
「異世界人はたまにこの世界に来るのよ今まで十人くらいかしらもっともあの子と水葉以外は召喚されたんじゃなくて急に来たみたいだけど」あの子と言ったイアさんの目が辛そうだったので手を握った。
イアさんは一瞬驚いたが僕と目があって笑みを浮かべた。
イアさんが続きを言おうとしたら、レイナスさんが
「そこからは俺が言いますかけらを貰えなかった俺は貰える存在異世界人を調べた、世界中から古い文献などを探して俺は異世界人を召喚する方法を見つけた」イアさんが
「私がした召喚の方法をね、召喚した時しばらく離れたけどその間にまさか勝手に人の部屋に入って魔法陣を見て理解出来て召喚方法を残してる人がいるとは思わなかったわ」
イアさんが怖い顔でそう言った。
「それでこいつが召喚してそれに気付いた私は急いで此処に来てあとは水葉が知ってるとおりよ」
「要するにレイナスさんは僕にイアさんのお母さんから貰ってきてほしいと言う訳ですね」
レイナスさんは頷いて土下座して
「償いもするしお礼もする俺に出来る事はなんだってする!、だから伏してお願いするどうか!どうか!力のかけらを貰ってきてくれ頼む!」
イアさんが。
「水葉は好きなように選択して私は君がどんな選択をしようとも私は絶対に君だけの味方で在り続け、助けて、守る、だから私に頼っていいのよ♪」笑みを浮かべながら僕に言った。
レイナスさんは心の底から罪悪感を感じてるし、それでも家族が大切だから助けてほしいと思いを感じる。
うん、なるほど
「双子の所に僕を案内してくれませんか、
治せると思うので」
「本当か!」レイナスさんが立って僕の方に突進してきた!って危ない僕は衝撃を覚悟した、
が気付いたらイアさんに助けてもらった、
お姫様抱っこで。
「言ったでしょ君を守るって」ウインクしながらそう言われた、ぼくは羞恥心が顔を赤くしたがそれ以上に嬉しいぼくは、
「はい頼りにしてます」笑顔でそう言った。
ただ僕達は気づかなかった
周りの人達が心の中で思っていた事を、
違うなんか色々違うと。
やっとあらすじまで終わりました、
次は第五話です