3 ゆびきり
双子が遠い。
第三話です。
イアさんが泣き止みイアさんと目があった。
僕達は同時に、
「「ふふふ」」笑った。
「きっとお母さんの温もりってこういう感じなのね初めて知ったわ」その後イアさんは
「それを教えてくれた君、ううん水葉に私の大切なものを受け取って欲しいものがあるの」真剣な表情でそう言った
そう言われた僕は。「はいイアさんの大切なもの僕にください」
「ふふ、ありがとう」そう言った後にイアさんは大きく息を吸った
「我等が母エリティアと我等が星イリーネに告げる!、いつ如何なる運命が待ち受けようとも久遠の時まで水無月水葉と共に在る事を我が名イディリアの名に誓う!、水無月水葉汝は共に在る事を誓うか!」
イアさんは僕にそう問いかけた、でも僕の答えは決まってる、だからイアさん、
「誓います、泣きそうな時、苦しそうな時抱きしめて頭を撫でながら共に在る事を」
迷子の子供の目をしなくていいんですよ。
僕が誓った後イアさんの目は欲しかった玩具を買ってもらった子供のように輝いていた、ふふ可愛い人だなぁ。
「此処に誓いは成立した!我イディリアと汝水無月水葉は共に在る事を!この誓いは永遠に破れることはない!我等が母エリティアよ!我等が星イリーネよ!我等が誓いの証ご照覧あれ!」
そう言ってイアさんは僕の方に近づいてきて
そのままキスをしてきた。
ぼくはキスされながらはじめてだからと途切れ途切れ伝えたら、舌を入れられた。
もうなにがなんだかわからないよぉ。
そうしてしばらく時が経ってイアさんが口を離して、ぼくはそのまま腰が抜けて女の子座りをして顔も赤らめて口に指を当てて。
「ぼくおとなになっちゃった」
その瞬間皆固まっちゃった、んん?なんでだろう?。そう思ってたら抱きしめられた
「水葉可愛いもうその可愛さは最早罪だわ妹達は女神だけど越えてるむしろお母様も越えたわ私の中で」イアさん興奮しながら言ってきたので。
「イアさんちょっと落ち着いて」んん?ちょっと待って。「妹は女神って?」
もしかしてイアさんは女神様。
「ああ、ごめんなさい今度は隠さずに自己紹介するわね、私の名前はイディリア、創世神エリティアが初めて創生した始まりの生命この世界の神含めて全ての種族の祖よ」
越えてた。「あら思った以上に落ち着いてるわね」
それはそうだ僕はそんな事よりも
「さっきの誓いは何ですか!最後にキスってまるで、けっこっけ」「ふふ、結婚式みたいって言いたいの?」首を縦に振った
「でも結婚式とはまるで違うわ」そうですよねー僕は安心した、あれでもなんでだろう心がチクチクする。ああそっかそう思ったのが僕だけみたいでちょっと悲しいんだ。涙がでそうな顔を下に向け
「だってあの誓いは結婚式なんかよりも遥かに重いわ」「えええぇぇぇ!!」られなかった
「当たり前じゃない、結婚式の誓いを軽いと言うつもりはないけど、結婚式の誓いは破ろうと思えば破れるし」
「じゃあ今した誓いはどういうものなんですか?!」
「君の魂に私の魂を結びつけた簡単に言えば水葉が死ねば私も死ぬまぁ当然それだけじゃないけどでも安心して私が極が一死んでも水葉は死なないから」
「なんでそんな誓いをしたんです?」
「決まってるわ水葉以上大切な人はこの先存在しないからよ」自信満々な表情でそう言った。だ、け、どぉ!。
「僕は今怒ってます、なんでか分かりますか」そう今の話を聞いて僕は怒っている。
「え、待ってなんで怒っているのもしかして誓いが、やだったの?」「ハズレです誓いが嫌なんじゃなくて足りないんですなので、指切りしましょう」「ゆびきり?」
「僕がいた所で行われてる誓いで破ったら罰があります、小指を曲げてひっかけあうんです言葉もありますがそれは僕が言うので、イアさんは死なない事を誓ってください」
「ええ死なない事を誓うわ」
「では、ゆびきりげんまん嘘ついたら、僕は死ぬゆびきった」僕は笑顔で言った
「指切りしたからもしイアさんが死んだら僕も死んじゃいますね」
イアさんは怒って「なんでそんな罰のある誓いをしたの!」
「あれもしかしてイアさんは誓いを破るつもりだったんですかあんな誓いをしたのにイアさんは酷い人です」
「そんなわけないでしょう!」
「だったら問題ないですよね」
イアさんしばらく唸っていたけど反論出来ないからか、溜息をはいて諦めたみたいで。イアさんは笑顔で
「これからよろしくね」僕も笑顔で
「はいこれからよろしくお願いしますね」
だが僕らは忘れていた。
「盛り上がってる所に悪いが、俺らが居る事忘れてないか?」
「「あ、忘れてた」」
僕ら以外にも人が居る事を。
水葉は此処ぞという時に男前なヒロインです、
男ですけど。