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2 その日王様は御伽噺を見た

治療まで書けませんでした理由は後書きで。

第二話です

すると王様が口を開いき説明しだした、

「今更だが説明しよう俺らの事、君を召喚した理由を、その後に俺の処遇を君が決めてくれ」

そう王様が言った。


「此処はフロンレアス主に森の国と呼ばれている、俺はフロンレアス国王レイナス フォントだ君が言いやすいように呼んでくれ」


続いてお姉さんが言った、

「私はイア呼び方はイアでもお姉ちゃんでもいいわよ、こいつのまぁ客人みたいなものよ」

レイナスさんがボソッと何か言った「お姉さんと言う歳ではないでしょうに」イアさんが笑顔で「何か言った」「いえ何も!」


「レイナスさん汗がすごい出ていますが大丈夫ですか?」

「大丈夫だとも俺の事はどうでも良いから、次は君の事を教えてくれないか」

「誤魔化したわねまぁいいわこいつの存在よりも君の名前を聞く方が重要ね」


「君の名前を私に教えて」僕は自己紹介した

「僕の名前は水無月水葉です水葉が名前なので水葉と呼んでください」

ああそうだあれも言わなきゃ。「性別は男です」



そう言った瞬間その場が静かになった、次に何が起こるか分かっている僕は手で耳を塞いだ正解は。






「「「「「ええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」」」」」

僕とイアさんを除いた皆さんで大合唱です!。


大合唱が終わって皆固まっているみたいなので、手を耳から離してイアさんに聞いてみた。


「イアさんは驚かないんですね?僕が男だって言ったら今まで家族以外皆驚いていたんですけど」

そこは僕も予想できなかった、


「それは私達と君達との価値観の違いね、私達からしてみれば可愛い男やカッコイイ女それに醜い人が居るとして、それの何がおかしいの?どれも一つの生命でしょう」


「それに私からしてみれば君の容姿や性別よりも、その在り方に驚くわ」


「僕の在り方ですか?」


「ええ君が私の事を止めて私が君に言った言葉で、君は確実にあいつに怒りを抱いていた」

「君は話を聞いてから許すか許さないかを決めるって言ったけどその時に君はあいつを一回許した」

「だって話はあいつを殴るなり蹴るなりしてからでもよかった、君にはその権利があったし君が望んでいれば私がさせていた」

「それでも君は殴らず蹴らずに話を聞く選択をした、正直私からしてみればそれが理解出来ない」

「何故君は許せたの?何故話をしようと思えたの?」


何故ってそれは

「まだ誰もどうしようもない事態になってませんよね?」だって、

「帰れないのは現時点での話であってこれから先は分からないでしょう」

未来は誰にも分からないのだから。

「もちろんレイナスさんの頼みを聞こうが聞くまいが帰る為に尽力してもらいますし」

それに何より、

「イアさんがいますし頼っていいんですよね」

一人じゃないから。

「何故会ったばかりの私の事をそこまで信じられるの?!私は君の事を騙してるのよ?!」

「レイナスが悪いって言ったけど元を辿ればわたしが悪いのよ!」

「召喚の儀式を作ったのはわたし、わたしは寂しかっただから儀式を作って呼んだの始めは喜んでくれた、友達になってくれた、一緒に遊んでくれただけど、帰りたいって言われたから帰る方法を作った、だけどそれはこの世界の中でしか使えなかった、絶望したあの子は自殺した最期にお前のせいでって言って、あの子と同じようにわたしが君の日常を幸せを奪ったのよ!帰る方法はないのよ!それでも信じるの?!」

なるほどイアさんが理解できないって言っていた本当の部分は、自分が何でここまで信頼されているのかが分からないのと、自分が信頼されるのが怖いんだ。

「信じます」

「ーっ何で!!!」

信頼する理由そんなの決まってる。





「イアさん僕が召喚されてからずっと僕の事心配してくれてますよね、」そうイアさんはずっと僕の事を心配してくれていた、

「だから僕はイアさんを信頼しますよ」

それに何よりイアさんは今叫んだ時から。






「だから涙を流しながら自分を追い詰めないで下さい」

涙を流しているのだから。

僕はイアさんに近づき頭を心臓の音が聞こえるように抱きしめた

「僕はイアさんを恨みません、嫌いになりません」

「だから今はいっぱい泣いてスッキリしましょう」

「ごめんなさい、ごべんなざい」

頭を撫でながら、

「だいじょうぶ、だいじょうぶだから、ね」

その光景を見ていたレイナス達は後にその時のことをこう語る。

「御伽噺に語られる聖母のようだった」と

あらすじに書いてある通り考えながら書いているので、書いてる最中に此処はこうよりこうのほうがいいってなって、

こうなりました。

次は第三話です

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