表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狭い世界でも1人じゃない  作者: 新章
一章 変化の(とうとつな)兆し
4/7

とあるファミレスと再会(アゲイン)

約束の場所に

時間より10分早くついたが、女の子はすでにいた。

なぜこんなに早く見つかったというと、彼女は制服で来ていたからである。さらに、僕と同じ高校の制服だった。

そもそも、この前逃げた時に同じ高校と気づかなかったのか、、、

(あの時は咄嗟の事だったからと)脳内で言い訳した。


僕は彼女と目が合った。

「こんにちわ」お互い会釈と挨拶をして距離を縮める。

「えぇと、、、」

「ああ、僕の名前は(一応)陰北(かげきた) 大輝(だいき)」と答える、

自分の名前を言ったのいつぶりだろう、、と

ふと思った。

「影北さんこの前は助けて頂きありがとうございました。 私は 瑞田(みずた) 果歩(かほ)です。

ええととりあえず時間もあれなんでファミレスで食事とかどうですか?」

「あ、!はい、そうですね!じゃそうします。」

ファミレスに着くとおなじみのセリフ「二名様でよろしいでしょうか?」からはじまり、

「はい、!」

「ではこちらに、注文が決まったらお呼びください。」

椅子に座り、しばらくの無言が過ぎた。

「とりあえず何か頼もうか、」「そうですね。」

このお決まり中のお決まりの会話で無言の気まずさをスルーした。


「決まった?」「はい、大丈夫です、!」

店員を呼ぶ僕。

「すいません、」

「注文がお決まりでしょうか?」

「ええと、孤高(ここう)のスープとアップルティーで」

「私は、陽光(ようこう)の野菜スープと水をお願いします。」

「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ。」

僕にとって食事の来るまでの約5分間は地獄のような時間だった。

人馴れすらしてない僕が女の子とふたり、フツーに考えて気まずいそして、無言が続く。

傍から見たら『リア充?』みたいな妄想すら思いつかない。

「お腹空いたね、、?」「そうですね、」

会話が終わった、、、やはり僕には難易度が高すぎる、、


「お待たせしました。」

助かりました。心の中はこの言葉で染まった。

「じゃ、とりあえず食べようか。」「はい。」




、、、

「ごちそうさまでした。」

食べ終わると再び沈黙の時が来ると思ったが、

彼女から、、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ