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プロローグ 夜の学校の静寂
ためすぎだろ!という文句があったらすいません。
今度こそは続けようかと……思います。
まだまだ至らない点も多々あると思いますが、よろしくお願いします。
「……やっと、見つけた……」
夜の学校。
暗闇に満ちた場所に、少女が立っていた。
少女の手は血まみれだったが、全く痛そうなかんじはない。
その表情はとても暗く、また同時に明るい印象も与える。
「……やっと……」
顔はげっそりと苦労の表情があったけれど、その中には歓喜の表情もあった。
そして、静かに少女は歩き出す。
夜の学校の闇に向かって……