表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想の運び屋  作者: Seven dayS
 旧序の章  運び屋のハジマリ
7/42

会談? 縛り付け?


修正番になりまぁす。






「それで、貴方はいつ頃ここに来たの?」


「えっと、昨年の春くらいですね。」


「へえ、それじゃあ貴方は新しい生活が始まるっていう時にこっちに来たのね。」


「まあ、そうゆうことになりますね。」



彼女と話が始まってから……はや数時間。


どうやら俺は彼女に気に入られてしまったらしく………話を切ろうとすると上手く話を繋げられてしまい………

帰れないでいる。



先程なんか……

「そろそろ、夕食の時間になりますね。」


「なら、大丈夫よ。

今咲夜が貴方の分まで準備をしているから。」


と、夕食までも帰れずに縛られてしまった。



この吸血鬼………中々やり手だな………


やはり…流石、名家の当主って言う所か。



「そろそろね……」


「何がですか?」


そう言うと、レミリアは横にあったハンドベルを手に取って鳴らした………


すると………


「お呼びでしょうか? お嬢様。」


咲夜さんが現れた………



おい、一体貴女は何なんだい?


「夕食の準備は出来たかしら?」


「はい、先程に完了しましたが……」


「なら、良いわ。」


「夕食のお時間はどうしましょうか?」



「あと………一時間くらいしたらにするわ。 」


「承知しました。」



…………一時間後だと?

まだ話すのか?


「さて、次は貴方が乗って来た不思議な物について説明してもらおうかしら。」


マジすか?


「長くなりますよ?」


「別に良いわ。」


じゃあ、彼女は最初の犠牲者だ!!


「まず、自分が乗って来たのは『自動車』と言います。

自動車じどうしゃは、原動機と言う物が出す動力によって推進し、軌条によらないで進路を変更できる、車(車輪で接地し陸上を移動する輸送機械)です。進路と速度を、運転者の意思に基づき自由に制御できることも条件です(性能と道路の状態)。

(余談…日本法においては、自動車という単語には、三輪以上の普通自動車だけでなく、排気量が50ccを超える自動二輪車も含まれる。)

英語では automobile または motor car と言って、automobile はもともとフランス語で、[オトモビル]という発音もフランス語読みから来ている。auto- 「自動的に」+ -mobile 「動くもの」で、まさしく「自動車」を意味します。英語で単に car といった場合、車輪を有するもの全般を指すので(鉄道車両や非燃料動力の人力車や荷車、馬車、リヤカーなども含む)。自動車の推進には原則として人間による制御が必要ですが、実は自動運転技術も研究されており、実用化されれば文字通り「自動的に動く」交通機関になります。


次に、どうして動くのかの動作原理を説明します。

現在の自動車のほとんどは、次のような原理で動作しています。

まず動力源となる原動機が力を発生させる。

原動機は、多くの場合、回転運動の形で力を発生、出力する。

(現在のところ内燃機関が主流であるが、外燃機関や電気モーターを用いるものも存在する。)

ちなみに、力を発生させる動力源は、燃焼機関においては燃料、電気モーターにおいては電池(二次電池、燃料電池など)を用いています。

次に原動機で発生した力は、クラッチ、トランスミッション、ドライブシャフト、デファレンシャルギア等の動力伝達機構を通じて、

駆動輪に伝達されます。

そして、駆動輪が回転し、路面との摩擦力により推進します。

ただし従輪(駆動輪以外の車輪)は、推進の結果として回転する

ただしこれらの過程は必須ではなく、ある種の自動車はこれらの過程の一部が違ったりなかったりと結構複雑です。一部の電気自動車は、シャフトを使わずに電気モーターと車輪をダイレクトドライブで直結して車輪を直接回転させています。電気式自動車(電気自動車とは別)では、シャフトを使わず、原動機で発電機を回して、その電力で車輪を直接回します。ロケット自動車は、原動機の出力がそのまま推進力となり、駆動輪が存在しません。


それで「もう………良いわ………」わかりました。」


よし、ノックアウト!!


俺は、散々付き合わされた鬱憤を晴らし……

ようやくすっきりした。



「じゃあ、帰って良いですか?」


「それはダメ!!」


Oh………結局ダメなのか。

まあ、それならこっちにも考えがある。



「代金の方は今回は初回限定の無料になります。」


「はあ………」


溜め息?


「それで、これは店のパンフレットなんで、後から見てください。」


「それなら今のうちに見「それじゃあ!!」ちょっと?」


そして、俺は自分の能力を使って館から抜け出して軽トラの中に転移した。


「今日は散々な目にあったな…………」



そして、人里の帰路についた俺は、夜道に軽トラを急発進させるのだった………



〜〜〜〜〜〜〜〜


「私は、見捨てられたのでしょうか?」


こんばんは、阿求です。

今まで私は何時間も光の倉庫の前で待ってました………



何故か?


それはですね………


「じゃあ、明日の点検が終わったらドライブに連れてってやるよ。」


と、昨日に言われたからです。


でも、昼過ぎに来た私に待っていたのは………人を待つ寂しさでした。




私との約束は何だったのでしょうか?


ブロロロ!!


あの音は!?




私が顔を上げると…そこにはいつもの軽トラがありました………


なんでここまで気が付かなかったのでしょう?



「阿求!? こんな時間にどうしたんだ?」


やっぱり、忘れてますね………


「光? 何か心に思い当たる事はない?」


とりあえず、最初は優しく聞いてあげましょうか………


「さあ、今日は点検して(ry」


へえ、忙しかったんですね〜………


「いや、もう許しませんよ!!」


「いや、だから何があった!?」


「もう許さないです!!」


私を怒らせたことを後悔させてあげます!!



「光の馬鹿!!」


バチン!! バチン!!


「痛っ!!」


バチンバチンバチン!!


「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!」




「お前ら、ここで何をやってる?」


「へ?」


「阿求、ちょっとこっちに向け………」


「?」


ガン!!


「お前もだ!! 光!!」


「嘘!! 俺は犠牲者だっ ガン!! アァァァ!!」



その夜の人里はいつもと違って静かだったとさ………






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ