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幻想の運び屋  作者: Seven dayS
旧間幕  運び屋の休息+過去編
34/42

運び屋の休息時間…… 6


修正したので再投稿。




箱に手をかけた俺は、その箱の蓋を取る………

すると。


「いや………マジ?」


「ふふふふ、ふふ。

私に感謝しなさいよ。」


俺が、以前から欲しがっていたとある銃がそこにあった。


「てか、良くこんな物を見つけられたな………」


「もちろん、結構探すのには時間がかかって、ホントに骨が折れたわ………」


「そりゃあな…………これはそうゆうもんだから欲しかったんだ。」


「感謝しなさいよ。」


「もちろん。」


俺は手に持っていた銃を再び箱の中に入れると………


「なあ、レミリア。」


「何かしら?」


「用件が終わったなら帰っていいか?」


帰りたいので帰る交渉にはいっ「ダメ、今日は泊まっていきなさい。」


「デスヨネ〜………」


ほら、やっぱり面倒臭いことになった………


帰りたいけど、今日は咲夜さんにさらわれて来たから軽トラもないし、今帰ったら下手すりゃ妖怪に喰われそうだ。


ルーミアが居ればまた違うんだけど………



まあ、しょうがない…今日は諦めて泊まって行くか。

明日の配達は速達がなければ多分、間に合うし。


阿求は…多分来ないしな。


〜〜〜〜〜〜


で、今さっきレミリアから銃をもらった俺だが、護身用に持ち歩くやつは、基本的に俺はFNブローニングハイパワーなんだ………


DAじゃないのか?



ああ、あの異変の時にDAが壊れたんだよ………

もともとハイパワーはシングルアクションの自動拳銃なんだぞ。


………まあ、いつもはハイパワーを携帯してるんだ。

あれは弾数が13発で多いからな。

シングルでも使い慣れれば別になんてこともないしな……

DA、何処かにないかな?


…戯言は言ってる暇はないので理由を説明するぜ。

壊れた理由はあの例の奴………弾幕ごっこが終わってから八つ当たりのように俺に弾幕ごっこを無条件でやらせやがった…


スペルカードを持たない奴をやらせるのはただのイジメ………いや、なんだろう?

虐殺?

いや、死んでないから違うな…………




で、その結果は………もちろん負け。


スペルカードは避けきれない訳じゃないけど…飛べないから呆気ないように限界が来る………

銃弾を撃ち込んだら殺傷攻撃になるからアイツに向かって撃てないしさ………



めちゃくちゃで無茶苦茶…

さらに、理不尽が追加………




ああ、やっぱし喧嘩を売るような事をやるんじゃなかったな………


何?

拳銃弾くらいくらっても死なないだろ?



…………そこは盲点だったな…

次からはハイパワー以外も持ち歩いてやってみるか〜



「光」


「なんだレミリア?」


「食事中にこの前のことを考えないでちょうだい……」


「ああ、悪いな。」


ああ、何故分かった?


「顔に出てるのよ。」


それは、普通分からないよ。

てか、ちゃんとした理由になってねえ…


「だから、私はわかるのよ。」


「あいあい……」


「…はあ、絶対分かってないわね……貴方。」



そりゃあ、俺は俺でそんな感じ?だからな。


そんなことを信じたくなかったらそれで良いし………いや、それじゃ現実逃避……


いや、幻想逃避?



………わからな…

この場合は現実逃避と現実逃避とどっちになる?


「幻想逃避って何よ?」


…………はあ、俺の方が溜め息つきたくなるな…



「てか、レミリアは耳はかなり良いのか?」


「人間とは、比べにならないわ。」


「じゃあ…………さっきの俺の小言を盗み聞きしたな!!」


「ちょっ、ぎゃ、逆ギレ!?」


わはは、この乱れた瞬間が面白いWW



プルプル………



「あ…」


何か、やば!!

怒ったか?

いや、怒らせたか?


「咲夜〜………

何そこで笑いながら覗いてるのかしらぁ〜?」


話をそらして…そんな訳はな「いや、そんな覗き見とはごめっそうもない。」…………


いや、咲夜さん………


今あんたさ………普通に物陰から出てきたよね………


「じゃあ、何かしら?」


「盗撮です。」



「ならいい………って、えっ!?」


………え?


咲夜さん…アンタは一体何をしてるんだよ………



「お嬢様のカリスマがあふれた感じがとても良いんですよぉ〜」


いやいや、咲夜さん………


貴女、鼻血、鼻血が出てる……だから全く説得力がないよ…

ないんですよ………



てか、気がついて少し自重しろ……


「さ、咲夜……何か、別の事を考えてないかしら?」


どうやらレミリアは何かに行き渡ったみたいだ………


ちなみに、俺は知らんぞ!


「じゃあ、お嬢様………では、その覚悟はよろしいですか?」


「や、やぁ………やだぁぁぁ!!」


結局、レミリアは食事中に泣き叫びながら………飛び出して行ったとさ。


めでたしめでたし…………いや、そんな訳はない。


「咲夜さん……」


「なにかしら?」


「冗談はほどほどに……よろしく。」


「チッ!!

わかったわよ。」



いや、絶対にアンタは分かってないな……………


てか、舌打ちすんな…………



「咲夜さん………」


「なに?」


「今回は、鼻血を自重すれば… 咲夜さんの野望は成功したぞ………」


「何考えてんのよ………変態。」


いや、そりゃないでしょう…………


「いや、そんな変なことは考えてないんだけどな………

咲夜さんが変態なんじゃ?」


「人間は、誰でもこうゆうものよ。」


ダメだ………この人にはやっぱし常識は通用しない…………



「でも、あのカリスマが無くなったあの瞬間のアレには同意する。」


「同士がいたわ!!」



………その頃のカリスマは


「さ、さ…咲夜が怖いよぉ………」


と、某図書館で友人に泣きついていたとさ………





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