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幻想の運び屋  作者: Seven dayS
旧二の章  運び屋から見た紅魔郷  
19/42

森林、道中……… 嘆き

少しだけ字数が復活。



次の話は今までの中で一番長い話になりそう?

七月、それは一般的見解だと季節の『夏』が始まる月。(その人により、誤差はあるかもしれないが……)


現代では暑さが厳しくなり、アイスクリーム類や冷たい麺類の売上高がアレになり、熱中症の流行りもきていたりする。


そんな現代が暑さに見舞われている中………

ここ(幻想郷)でも夏がやって来ていた。



やはり幻想郷でもかき氷や冷し中華などを筆頭とする冷たい食べ物の売上高が急上昇し、人々は暑さに苦しむんだりと……

あと、運び屋のカークーラーもかなりのフル活動をしていた………


まあ、それを『夏本番』と言えばその一言で済むんだけれど………も、


まあ、冷たいことは言わないで聞いてくれ……


で、これはそんなあっつい七月の某日に起きた出来事である。

不自然に暑くない異変と、その場所にへと速達で向かった運び屋の話。


まあ、俺の話(体験談)だ。


〜〜〜〜〜〜〜〜


俺が誰も外に居ない奇妙な人里からかなりのスピードを出し、飛び出てから約数分。


そのままの森林に入った俺は案の定若干スピードを落として森林の中を進んでいた。


しかし、森林と言えども、何故か先程から森林のあちらこちらに何かが爆発したように吹き飛んでいたり…へし折れていたりと、

ようするに、めちゃくちゃだ……




まあ、これは誰かが『弾幕ごっこ』と言う名の殺し合いをしてる印………だよな?


普通ならば『非殺傷』なのが弾幕ごっこ。

しかし、とある時に……スペルカードは凶器となり、猛威を振るう…



それがもし、今に当てはまるのならば… 俺の命はいつもと違ってかなりの確立で失われることになるだろう。


俺は緩やかなカーブを曲がりながら他に何か変な物はないか、危険なことは無いかと辺りを見渡す。


「あ〜あ……… こりゃめちゃくちゃだな……」


しかし、やはり辺りには弾幕ごっこの後の妙な静けさが残り……めちゃくちゃの一言である。



先ほどに俺はアレだけ覚悟を示していたが、しかし、進んだ道には行く手を阻むようなような奴らもいなければ………小動物が居そうな気配もない。

ようするに静けさが漂っていて…奇妙と言える。



てか、あの弾幕ごっこ(殺傷)って考えてみれば自然破壊だよね?


だってさ、外れた弾幕って何処に行く?


外れたら回りにあたり散らされるだろ?



結果、木はへし折られ、小動物は死ぬし、

さらに下手すりゃ山火事だ………



うん、やっぱし幻想郷だけで現代でなくて良かった………


うん、これがもし現代だったら戦争も糞もねえよな、

ホントに…………



まあ、そんなことをしているうちにさ………


ズゴーン!!


ドカーン!!


ピチューン!!


ほら、あっちで終わったみたいだよ、殺人ゲー…いや弾幕ごっこ……



「…………はあ」


俺は、溜め息をつくと回りを見渡してスピードを落とす………何故かって?


そんなのさ……


そんなのさ…………



弾幕ごっこをやった奴らが道をめちゃくちゃにするわ、木々をぶっ飛ばして行くわで………道が危ないからに決まってるだろ!!



わからないか?


あんな現代じゃ殺戮にしかならないような数の弾幕を出してやり合ったら………めちゃくちゃだよ!!


あ………俺は、何回同じようなことを言った?


悪い悪い………



まあ、ホントに………今回の異変が終わったら大規模植林と大規模な整備をするように呼び掛けないと。


もちろん、主にアイツらを働かせてやるけどな!!


「はあ、ホントに勘弁してくれよ……

俺は、単なる一般的な一般人なんだぞ……」


そんなことを考えながらも俺は溜め息をつきながら軽トラを進める。



そして、その後の約数分後………



「!?」


キキィィィ!!



突然、タイヤの滑る音が周囲に響いた…………





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