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幻想の運び屋  作者: Seven dayS
 旧序の章  運び屋のハジマリ
14/42

ツイてない運び屋…… 3



うん、俺………ホントにツイてないね……


ホントに………



「そーなのかー」


「そうだ、ホントにツイてないんだ………」



人里の中だけでもこんなに足止めを喰らうなんて………


「って、お前誰だよ!?」


「忘れたのか〜?」


「ああ、ルーミアか…………って、お前まさか窓から入って来たのか?」


まあ、どうでもいいけどね。


俺が人里から出発して約数分………

今は時速80キロと言ういつもの俺ならありえないスピードで道を駆け抜けている。


うん、まあ……誰もいないしね。


事故らないから大丈夫でしょ。



てか、ルーミアは窓から入って来たとかは別に関係ないし………


喰われる?

いや、知り合いだから喰われねえよ。


「じゃあ行くね〜」


「って、速いなお前………」


「バイバ〜イ」


ルーミアは一体、なんで命懸けでここに来たんだ?




まあ、ここ『幻想郷』じゃあそんなこと小さいことはどうでもいいんだろうな…………


人間から考えたら小さいことじゃないけどな!!


〜〜〜〜〜〜



さて、そんなことを言っているうちにまたまたやって来ましたよ『博麗神社』に………


ここには人里いや、幻想郷に名高い滞納者な巫女が居ます。



知ってますよね?


知ってますよね皆さん?




そう、あの「アンタ……… 覚悟は出来てるでしょうね?」


え?


「えっと、宅配便です。」


「そんなのわかってるわよ………」


…………えっと、こんな時、俺はどうすれば……


「とりあえず、速達ですんでここにサインを。」


「はあ……… それも分かってるわ。

だから、アンタはそこに突っ伏してなさい!!」


霊夢はお祓いに使うような棒を振り上げる…………いや、危ないな……


うん、この巫女………


(^_^;)


ダメだね………



「だから、何故そうなる。」


「うるさいわ!! 」


そして、棒がものすごい勢いで空気を斬りながら振り下ろされるが………


ガン!!



俺は上着のポケットに入れておいた予備弾倉を素早く取出し、それでそれを受け止めた。


うん、でも衝撃がヤバい……



正直……力がおかしい、力の強さが………


「チッ…………」


舌打ち………か。

何か最近多いな………



「とりゃあ!!」


え、次は蹴りですか!?



バキ!!


やべ、もろに喰らった……



「これでも喰らってなさい!!」


って、あれは弾幕に使うお札!!



マズイぞ、あれを喰らうとのたうちまわることになる……


たまに刺さるし………



俺はホルスターからハイパワーを抜くと、一発撃ってやった。



バン!!


すると………


ボン!!



賽銭箱に穴が………やべ…



「………お受け取り、ありがとうございましたぁぁぁぁぁ!!」


「逃がすか!! 器物損壊でぶっ飛ばしてやるわ!!」



ああ、どうしてこうなった………








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