一話 魔法
1話 魔法
「…生き返る気はない」
「琴葉さんと同じ世界に飛ばしてあげるから」
お馴染み花畑…無一文で未来たちが目を覚ましたところだ。
「琴葉と?なら行く〜」
そう、彼女はMSTの最後で自殺を図った白石結衣である
「条件は1つ、魔王討伐、報酬は琴葉と結衣の来世の幸せ」
「追加で双子も追加して」
「いいよ」
地球で死んだ人間で自分が気に入っている人は知り合いの神の世界に派遣して遊んでいる。もちろん許可ありだが
「わかった」
「じゃ飛ばすね〜」
ちなみに本作の私、エレナは基本的に解説役である
「結衣おはよう」
目が覚めたら琴葉がベット脇に座っていた
「琴葉ぁぁぁぁぁぁ」
「久しぶり〜色々ありとう…後ごめんね」
琴葉に抱きつくと頭を撫でられた
「感動の再会(?)中悪いが申し訳ない、さっさと説明と自己紹介をしよう」
「わかった。」
「俺の名前は江莉 想亜まぁ色々教えるからとりあえず今は名前だけ」
「私はいいね」
琴葉はわかる
「2人だけ?」
「うん、あなたと私がいた世界とは違うパラレルワールドの日本」
「なるほど?」
異世界転生した事は知っている。
「魔王が日本を東京を制圧、今はとりあえず各地に魔物を放ってどう動くかをみてる感じかな?魔法が使える世界」
「へぇ〜魔法ね…現代兵器出せ」
魔法が使える世界で現代兵器を使用して無双する夢…みなさん一度は見たことがあるだろう(厨二病であれば特に)
「で、魔王を討伐しようって話…琴葉が俺に持ちかけた」
想亜が追加する
「2人だけですか?」
疑問に思ったことを投げかける
「うん、先月パーティ組んだばっか」
「私はお金を稼ぎつつ強い魔法使いがいると言われてる仙台に来た」
「…じゃぁここは?」
「仙台都市、ここ含めて都市が8都市」
「当分の目的は?」
「君たち2人の育成…最低ラインまで徹底的に叩き込みつつ情報が集まる高知都市に向かう」
「高知が情報?」
「気にしたら負けだ」
「そうだね…そうとなれば色々教えてもらいますか」
「おっけい」
その後1ヶ月間徹底的に魔法の技術を叩き込まれた
「光、水、氷、光、雷、闇、植物の属性と独自属性がある。お前は火属性を学んでほしい」
「理由は?」
「火属性は火力がある。その代わり防御面と精密性がダメだその点琴葉は水属性で精密性と防御面が強い…が火力が弱い、連携前提で魔法を教えるからお互いカバー仕上げるようにしろ」
「なるほど…」
「魔力の操作を最優先に覚えろ。魔力を一番最初に鍛えておけば後で苦労しない」
「なるほど……」
しばらくは体術を中心に鍛えつつ魔力を物に込める練習をしつつ高知県に移動する。
数ヶ月後
「ある程度は動けるようになったね…2人とも上達早いよ」
ある程度魔法も扱えるようになった
「じゃ杖貸したげる」
1メートルほどの棒の先端に炎の形がついてる杖を渡される
「軽…」
「軽いでしょ〜初心者はもうちょい重いの使うけどどうせ買い換えるなら高級ブランドのやつにしよと思って、それで魔法撃ってみて」
小さな火の粉を飛ばす魔法を使ってみる
「……あれ?打ちやすいし安定して飛ぶ」
「そりゃそうだ…だって君たち今まで手でやってたでしょ?」
先端に雫の形がついた杖を受け取った琴葉も驚くほど精度がいい
「杖とアクセサリー、手の三種類があって行った順番に精度が安定する」
「え?じゃぁ私たちは」
「精度ぶれっぶれで手で撃ってた…そりゃ的に当たるはずもない」
「それもそうか…杖を使うと精度が良くなると」
琴葉が頷きながら言う
「そそ、俺みたいにクソほど練度上げたら…」
そう言いながら人差しで5メートル先のマトを指差す…直後人差し指の先から黒色のビームが出る
「……え?」
思わず声が出る
「練度を上げればこんな感じで杖なしでも杖の精度を維持できるし、手の方が威力高いから便利だよ」
この人には勝てない…心の底からそう思った。
「今日はここまで…明日の朝からまたやるから早く寝ろよ~」
そう言って宿に帰って行く
「…勝てる気しねぇ〜」
そう言いながらもう一度杖で火の粉を打ってみる
「それなぁ…」
「100%これじゃ魔物倒せない」
琴葉がそう言いながら杖を撫でる
「……あの人は何者なの?」
「5段階魔法使い、すごい強い人、国内で28人しかいない」
意外と多いなと思いつつ杖をしまう
「さっ帰ろ」
そう言って琴葉と2人で帰る。
さらに数ヶ月後
「まぁある程度戦えるようになったしパパッと1段階の基本技習得しちゃおうか」
想亜さんの頭はかなりイカれている
「防御は琴葉が担当、琴葉の後ろから結衣…って形にしたいけど基本的に1人で戦えるようにしてほしいから2人とも二段階までは1人で戦闘ね」
「わかった。」
そう言いながら魔導書を読む…難しい
「なんとなくはわかった。」
火は防御と精密性が他より劣る代わりに火力と範囲攻撃はトップクラス、水は精密性と防御面が強いが火力と範囲性が弱い、うまく2人で連携組んで弱点カバーし合えということだ。ちなみに想亜の闇魔法は対人戦用に作られており、光以外の全ての属性に対して有効的な代わりに取得が難しい
「とりあえず小型の木片に火つけて飛ばすくらいはできるようになった」
一段階魔法、魔力を属性の魔法に流し込みそれを石や木材などを媒介に飛ばす魔法…何かしらのものが必要なので媒介を持ち歩かなきゃ行けない上に威力も他と比べたら弱い…が媒介に流すので一番安定して飛ぶのが特徴だ
「魔力の消費が少ないねぇ…」
元々自分の魔力が少ないので少ないのかどうかもわからない
「1段階魔法の試験は簡単、魔法局から出てる1段階の魔物の討伐、それだけ」
「へぇ〜ちなみに強いの?戦ったことある?琴葉」
想亜さんの強い弱いの物差しはアテにしないことにした
「ん〜ライフルあったら余裕で殺せると思うよ」
「…弱」
1段階の火の粉の魔法は弱いと言ったがそれでも5.56mm程度の威力はある。
人に命中したら当たりどころによっては殺せるだろう
「ってことで街から出るよ」
「と、言いますと?」
「クエスト2人分受注してきたから街に出て近くの山に出没する魔物2体の撃破をする。ちなみに俺は加勢はしないから、2人で協力して撃破してね」
要は強い人間の力を借りるなということだ
「一応近接戦用のダガー渡すけど…使わないことが第一ね。あくまで魔法主体」
ここで教えてエレナ先生だよっ
基本的に魔物は魔力を込めた物で切らないとダメージが入らないよ☆
例えばその辺に落ちてるナイフを魔力の込め方を知らない私が拾って、それを魔物に刺した。としよう
でも魔力がこもってないから切り落としたりしてもすぐ再生するんだ。
でも魔力を込めると再生が困難になる
だから魔力を込めた刃物で切る。鈍器で殴る。魔法をぶつける…というわけだ
ちなみに魔物の倒し方は脳を8割損傷させる。だよ
以上教えてエレナ先生でした
「…いた」
「私のやつだね…」
森の中を歩いていると魔物がいた。
琴葉のクエスト討伐対象の豚の体をした魔物だ。
「…とりあえず先手必勝」
琴葉が石の周りに水を纏わせて飛ばす。物差しが壊れてる想亜さん曰く
“魔力の質量で押し切ればほぼ一撃で葬り去れる”らしい
「ダメージ無し」
「入ってはいる」
自分の身長と同じくらいの豚が突進してくる
「死ぬってぇぇ」
琴葉がそう叫びながら水属性の魔法を付与した石を飛ばす
「フライ・ザ・ファイア」
ダッセェ名前だなと毎回思いつつ飛ばす…ちなみに琴葉の水はフライ・ザ・ウォーターである。ダサい
「ネーミングセンスのかけらもない」
木片を四つ投げて杖で捕らえて火をつけて飛ばす。一連の流れができるまでにかなりの時間がかかった
「銃が欲しい」
走って距離をとって射撃、突進もそこまで早くないので全力疾走すれば追い付かれない
問題はあとこれを2回やったら間違いなくバテる
とりあえず木の影に隠れて自分が思いついた作戦を決行できないか自分の持ってるものを思い出す
「琴葉!可燃液体持ってない?」
自分は持ってなかったので琴葉に聞いてみる
「は?」
あくまで自分が使ってる攻撃魔法は小さなものを飛ばす魔法でそれに属性を付与した時に燃えたり水が付いたりして攻撃力が上がるものである…つまり
「燃えないと、すぐ消える」
「んな可燃性液体持ってるわけないでしょ!」
「ダガー飛ばして」
ダガーごと飛ばせばいけるはずだ
「……クソバレた」
ダガーを腰から抜いて琴葉に渡す
「いつもと形が違うから安定しない…クソ」
そう言いながらダガーを杖で捕らえて水属性を付与している
「行けっ」
水で覆われたダガーがまっすぐ豚の魔物に飛んで行く
「命中!」
魔物が倒れる
「倒せた?」
「元々脳みそがちっちゃかったんだろうね」
そう言って討伐したという証拠となるツノを切り落として袋に入れ、頭に刺さったダガーを抜く
「問題は…」
音に引き寄せられてもう一匹の討伐対象が近づいてきたことだ
「しかも魔法もちぃぃぃぃぃ」
レーザーが耳を掠める
「こっわ、下手したら今ので私死んでたよ?」
そう叫びながら琴葉が石を投げる
「フライ・ザ・ファイア、ウォーター…まぁその他の全ての属性で共通するのはあくまで基礎攻撃魔法に属性を付与しているということだけだ。第二段階までは基本的に媒介がいる。媒介切れが無いよう多く持つ、身近で媒介になりそうなものはある程度訓練をしておく当たり前だよね」
そう言いながら水を飲む
「基本中の基本なのに教えないのか?」
「先生は、全部教えてもらった子と技だけ叩き込んで後の応用やサバイバル能力は教えない…どっちが成長しますか?」
「最初は圧倒的前者、でも最後大物になるのは自分なりのやり方で技を応用してなんでも応用できるようになれる後者だ」
「と、教えたのは先生です。僕は2人に期待している」
「でも、媒介切れの時に周りのものを飛ばすように指導ぐらいはしてやっていいんじゃないか?」
「無い時周りにあるもので代用する。僕が石がいいよと言ったら彼女たちは石しか使わない…だから僕はあえて何も2人に教えない…そしたら血眼で代用できそうなものを探す。さっきだって僕がダガーを渡した理由をちゃんと理解していた」
「…スパルタだな」
「誰かさんに同じことされたのでね…先生前衛募集してるんですけど」
「遠慮しとくよ。君だけで魔王を倒しなさい…私が死んだという噂が流れたから魔王が暴れてるのだろ?生きてることがバレたら元もない…安心しろいつも近くで見守ってやるから」
「ありがとう」
そう言って木から飛び降りる
「ほら、2人でなんとかした」
「今後旅に出るならあれくらいパッと討伐できないと意味がない」
「だから育てるんでしょ?」
昔先生に言われた言葉をそっくりそのまま返す
「ちっ…まぁ頑張れよ」
そう言って消えていく…ツンデレがと思いつつ2人の方へ走る
新シリーズ!
え〜ぶっちゃけると魔法系フリーレンしか見たことないので、フリーレンに魔法似て来ますね
あぁ、後呪術廻戦ハマってるんでそれにも似て来ますね多分
開き直ります。
パクリまでは行きませんが一部参考にさせていただいている部分があるのでご了承ください




