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記憶。  作者: テト。
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記憶。

始めて小説を書いたので拙い部分がありますが大目に見てください



僕の人生って何だったのだろうか

本当に…



瞳を閉じて耳をすませば小鳥の囀りが耳をくすぐった

それを聞き僕はくすりと苦笑を零した。

「やっぱり、鳥はいいなぁ」

その翼で自由に空を駆け回ることができるから。

「鳥になるつもりはないけどね」それとこれとでは話が別である。

でも、いつか自由に空を飛んでみたいなぁと思いつつ、病院の窓から景色を眺めていた。


病院にいる理由、それは交通事故にあったらしい。

大きな夕焼けに向かって自転車を漕いでいてそこで車に轢かれたらしい。

僕は、頭を強く地面に打ち、記憶喪失になってしまったのだ。

「はぁ」もうため息しか出てこなかった。

つい先ほど、宣告されてしまった。

「記憶はもう戻らない」とな。

この先まだ何があるかわからないのに、記憶がないまま生活するのは、苦労するだろうと思ってしまった。


いつしか、自分の人生があまりにも空っぽな人生だったのかなと思うようになってしまった。

「僕の生まれた意味って、何なんだろうな」

窓から見える青空に向かって、僕はそんなことを考え、口から呟き続けるのだった

そんな時、窓から、1人の少女が病院に入っていくとこを、視認した。

「あれは・・・」そう呟いた途端、頭に頭痛が走った。

何か大切なことを忘れている気がした。


僕がぼーっとしているうちにガラガラとドアが開く音が聞こえた。そして、さっき見た少女が僕の病室に入ってきた。その少女が僕に近づいてきて、何も言わずに僕の目の前に立ち尽くした。

一体誰なのだろうと思い聞いてみると

「本当に記憶がないのね」と言われてしまった。この少女はいったい誰なんだ?僕はそう思ったが心にしまっておいた。「とりあえず、ここに何しに来たの?」と尋ねたが彼女は何も言わずに病室から出ようとしていた「最後に一つ、長生きしてね」と言い病室から出ていくのであった。


一か月たったころ、僕は退院した。変な少女に会うし病院の飯はあまり美味しいとは言えないものしかなかったが退院できたことに一安心できた。退院したはいいものの、これからなにすればいいのかわからなかった。そんな時、タイミングを狙ったかのように病院にいた謎の少女が僕の家まで来ていた。

なぜ僕の家を知っているのだろうかそう思いつつその子を玄関に入れた。「学校に行かないか?」とその少女に言われた。僕はこんな状態で学校に行けるとは思えなかったがその子は上目遣いで頼んできたので断る気にはなれなかった。でも新しい人生を始めるためには大切な一歩だと思い学校に行くことにした。


学校についたが、クラスのみんなは僕に興味がないようで、だれも僕を心配していた人はいなかった。

なぜか僕の席はあるのに謎の少女の席はなかった。なぜ席がないのだろうかと思ったがほかのクラスなのだろうと思い学校生活をスタートした。そして謎の少女から名前を聞くことができた。名前は「夢子」というらしい。クラスでは誰とも関わることもないので図書室で本を読んでいた。やはりここは何となく落ち着く気がした。記憶がなくても体が覚えているようだった。そんな時当然、図書室のドアが開いた。

すると、とてもかわいらしい容姿をした少女が入ってきた。「図書室使っている人久しぶりに見たわ」とその少女は目を見開いていた。「そんなに珍しいことなのか」と尋ねると少女は「最近はみんなスマホとかで本を読める時代だからね」と言った。


僕が独り言で「夢子か~」と呟いたとき図書室の少女はまた目を見開いて僕をみた。

少女「あなたなんで夢子を知っているの?」

僕「知ってるもなにも夢子は僕が病院に居るときにお見舞い?に来てくれた人だからね」

少女「あの子はもう亡くなっているのよ」

僕「亡くなっている?いやでも確かにこの目で見たはず…」そう思った時、また頭痛がきた。


???「私を忘れないで」


目が覚めるとそこは保健室のベッドの上だった。

少女「あなたが夢子の話をしたとき急に倒れたからびっくりしたよ」

僕「心配かけて申し訳ない、けど僕は夢子をみたんだ」

少女「もう亡くなった人の話をしないでくれる?」

僕は夢子を見たはず、でもなんでここまで夢子に必死なんだろうたかが病院で会ったことがあるだけなのに…この記憶は思い出さなければならないと思った。

とりあえず家に帰った僕はやることもなかったのでそのまま寝てしまった。


次の日学校に行き夢子がどこのクラスなのかを探していたがどこにも夢子の名前が見当たらなかった

本当に夢子は亡くなっているのだろうか、僕が見たのは幻覚だったのか、でも僕は夢子がいなかったらこの学校にいなかっただろう。

そんなことを考えながらまた一日が始まった。 

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