第60話:渦巻く思惑(3)
円形の地面を中心とし、その周りを取り囲むような壁があり、更にその上には観客達のために階段状の座席が設けられている建物があった。
イーグランドが持つ何年も前に建設された闘技場だ。
かなりの時間が経っているために装飾などは所々はげているものの、壁に残る傷跡や染みからはそこで幾度となく戦闘が行われた事を物語っていた。
既に満員となっている観客席ではこれから繰り広げられるであろう戦いに期待や興奮し、ざわめきは何時までも続く。
そんな中、観客席の一部に作られた他よりも一際高い席で立ち上がる者がいた。
頬を撫でる程度の風に金髪をなびかせ、顔の造りは彫像を思わせるほど整ったオーウェンだった。
『皆の者、静まれ!』
オーウェンの一声が上がる。
途端に観客たちは口を閉じ、さっきまでのざわめきが嘘のように消えてしまった。
それを受けて彼は仕切りなおすように小さく咳き込むともう一度声を上げる。
『本日はよくぞ集まってくれた!今年も各地より集まりし豪傑達による力、技の頂点を決める大会ができた事を嬉しく思う!残念ながら、我が父、アリラッタ・イーグランドは病の床に臥せているため、今回は私、オーウェン・イーグランドが代わりを勤める!・・・では、選手を入れよ!』
その言葉を合図に闘技場の舞台となる場所に隣接された扉が開いた。
薄暗がりの中から次々と装備で身を固めた者達が現れ、中心に向かって歩いて行く。
列となって歩いていく者達の中にオーウェンは瞬がいるのを見つける。
あれが未来からの来訪者か。
既に瞬の正体を知っているオーウェンの意識は自然と瞬へと集中してしまい、当然視線も瞬のみを捉えていた。
すると、その視線に気づいたのか瞬はオーウェンのいる特別観客席を見上げ、互いの視線が絡み合った。
『ッ!』
オーウェンは瞬に意識が向きすぎていたのに気づき、視線を外すと立ち止まった選手たち全員を視野に入れた。
選手たちに対するざわめきが起こる中、彼は自分のするべき行動へと戻った。
『ここにいる者達は皆、実力のある者達だ!必ずや後世に語り継がれるような試合をしてくれることだろう!皆もその戦いをしっかりと目に焼きつけよ!今よりイーグランド国闘技大会を行う!!』
オーウェンが叫ぶと同時に右腕を高らかに空へと掲げた。
それに続き、選手達も腕を掲げ、観客たちは一斉に抑えようのない興奮に湧き上がった。
まるで闘技場を揺らすかのような叫びが上がる。
オーウェンは観客達の盛り上がりに満足しながらも、その瞳は周りの雰囲気に流されず気恥ずかしそうに腕を上げている瞬へとむいていた。
手に入れる、必ずだ!
しっかりと目標を胸の内に刻み込んだ彼は、その場から下がり自分の席へと戻った。
来賓として招いた諸外国の重役達と軽い談笑をしながらも、彼の胸の内では瞬を手に入れるための算段が淡々と整えられていた。
「・・・何か怒らせる様な事したかな」
瞬は未だ歓声が上がる中心で顔を引きつらせていた。
オーウェンが間違いなく自分を、それも睨みつける様な目で見ていた事に彼は気づいていたからだ。
物を言っていた訳ではないが、強い意志の感じられる視線に瞬はそれが怒りではないかと考えた。
そう考えた瞬間、今もアンガスの家で眠っているヴァネッサの事が彼の頭をよぎった。
姫が偽者である事に気づいている・・・のか?
気づいているのか気づいていないのかも定かではないが、何より確かめるには直接会うしかないと悩む瞬の前に兵士が現れ、瞬は我に帰った。
瞬の前で兵士は手にしていた羊皮紙を広げて歓声に負けないほどの声を上げる。
『グラハム・ウィンゲル様、雨堂 瞬様を残し、他の方は戻ってください』
兵士の言葉に二人を残し、他の者達は入ってきた場所へと戻っていった。
ある程度の距離が離れたところで、兵士は声を上げて高らかに宣言する。
『ただいまより第一試合を行う!まずは、グラハム・ウィンゲル様』
名を呼ばれたグラハムはアピールせんとばかりに右腕を空へと向けてみせる。
観客たちから一斉に歓声が上がる。
『続けて雨堂 瞬様』
『あっ、はいはい』
意気揚々と掲げたグラハムに対し、軽く意気込みもないままに瞬は手を挙げた。
名乗りだとか、アピールだというよりは、待ち合わせた友達に向かって挙げた挨拶のような挙手だった。
その雰囲気はしっかりと観客たちに伝わり、期待に胸を膨らませていた者達の胸を縮ませ、戸惑う者も続出していた。
こんな調子では実力も期待できないのではないか、と。
『両者構えて!』
グラハムは以前と変わらぬ細剣を抜き、瞬も日本刀を抜くと兵士を中心として武器を構えた二人が対峙する。
観客達はオーウェンの開会宣言の熱気そのままに盛り上がり、興奮はまだ初戦と言うにもかかわらず高い。
なぜなら、観客の半分以上をアリウス民が占めているが、彼らにとってアイドル的人気を誇るヴァネッサに突然現れた謎の付き人と、彼女との結婚を以前から望んでいた他国の貴族が再び戦わんとしているからだ。
前回はグラハムが負けはしたものの、実際、噂でしか知らない者達ばかりなため、今回はどうなるか分からないと期待していた。
あくまで純粋な戦闘としてだけではあるが。
『騎士道精神に則った戦いをお願いいたします。それでは、試合開始!』
審判役の兵士が両手を大きく振ると、グラハムはすかさず飛び出した。
『くらえぇぇっ!』
そして、細剣の距離まで瞬へと近づいたところで、無防備に見える瞬へと突きを放つ。
十分な殺傷能力を持つ突きだった。
だが、その軌道を予測した瞬はその先へと刀を配置し、次の瞬間には細剣と刀が交差する事でグラハムの攻撃は止められていた。
『クッ!まだだ!』
一旦、細剣を引いたグラハムだが、引いた動作を反動とし、続けざまに突きを放つ。
さっきとは多少違う軌道で突きが襲い掛かる中、瞬は日本刀を回すように小さく振るう。
直後、グラハムの体が大きく揺れ、突きの軌道は瞬を掠めることすらなく外れた。
『チィッ!こしゃくな真似を!』
突き出された細剣を横から叩きつける事で、1歩も動かずに攻撃を防いで見せた瞬。
明らかに苛立っているグラハムに対し、瞬は姿勢を崩さず、真剣な面持ちでグラハムを見据えたままだった。
『おい、さっき言った事覚えているのだろうな?貴様は負けるのだぞ?』
兵士には聞こえないほどの声でグラハムは呟いた。
その顔には貴族とは思えぬほどの悪意が満ちていた。
対して、瞬は小さく笑い返してみせる。
『忘れました』
『そうだ、覚えていれば下手に手を・・・何っ!?』
『いや、ですから忘れたと』
予想外の返答にグラハムは動揺し、怪訝な顔の兵士に気づいた所で感情を押さえ込んだ。
『いいのか?貴様の家族に不幸が』
『残念ですが、僕には家族がいません。なので、さっきの脅しは通じないと思ってください。僕も忘れましたから。では、いきます』
『ま、待て!ならば、金をやろう。私が勝てば1年間遊んで暮らせるだけの金をくれてやる。分かったら、私にやられ』
『お断りします』
にこやかに笑って拒否した瞬は体を少しだけ沈め、グラハムへと横薙ぎに日本刀を振るう。
防御しようと細剣を上げたグラハムだが、間に合わず鎧で覆われた腕へと日本刀が直撃した。
その衝撃はグラハムがその場にとどまる事を許しはしない。
一瞬、体が地面から浮いたグラハムは数メートルほど飛ばされ、どうにかバランスを取って地面へと踏みとどまった。
咄嗟に細剣を構えた彼だが、右腕に痛みを覚え、顔を歪める。
瞬に対して沸きあがる歓声に加え、痛みと不覚を取った事にグラハムの苛立ちは高く積もっていた。
『こ、この馬鹿力め!』
敵対する意識はいささかも衰えていないグラハムに対し、瞬は静かに構えを取っていた。
その顔には油断している様子はない。
瞬の落ち着きぶりはかえってグラハムに冷静さを取り戻させる。
『・・・いいだろう、お前には私の真の力を見せてやろう!』
観客にまで届くほど強気で言い放ったグラハム。
堂々と宣言までしてみせた言葉なだけに瞬も少し興味が沸く。
『真の力、ですか?』
『見ていれば分かる。ただし、代償はお前の命だ!』
グラハムが構えを解き、大きく腕を振りかぶった。
何をするつもりか分からない瞬の前で、彼は腕を剣のように上げて下へと振りぬく。
途端にグラハムの方から瞬へと突風が吹いた。
これは・・・まずい!
全身の毛がざわつくほどの何か嫌な予感を感じた瞬はすぐさま左へと跳んだ。
すると、瞬が今までいた空間を何かが風に紛れて通り抜け、後ろの壁へとぶつかると破裂音を上げる。
後ろを振り向いた瞬の目に、石でできた壁に今までなかった縦の切れ込みが入っているのが映る。
「あれが真の力?」
『どうだ?私の魔法は?怖いか?あれに当たればお前がいくら力自慢の筋肉馬鹿でもただではすまんだろ!ほら、食らえ!』
幾度となく瞬に向かってグラハムが腕を振りぬく。
「くっ!」
見えない刃が迫るのを風で感じ取り、瞬は横へと飛んで交わす。
そんな瞬へと間髪いれずにグラハムは何度も腕を振るった。
効果範囲が曖昧な瞬は飛んで交わすしかなく、グラハムの周りを俊敏に回るように回避し続ける。
それにより、壁には次々と剣で切られたかのような切れ目が入り、近くにいた観客達は慌てて壁の影へと隠れる。
観客たちからは歓声とも悲鳴とも分からない声が上がる。
そんな観客などお構い無しにグラハムは見えない刃を瞬へ放ち続けた。
『フハハッ!逃げるしか出来ないだろう!お前には反撃すら出来まい!』
逃げ回るだけの瞬にグラハムは自分が優位に立ったと確信を抱く。
屈辱を受けた相手だけに表情も大分綻んでいた。
そして何より、この一方的な状況をヴァネッサに見せ付ける事で強い事をアピールできるのも彼にとってはおいしい事だ。
『さぁ、早く倒れてしまうがいい!』
「・・・大体、分かりましたよ。貴方の魔法」
『何だ?何か言ったか?』
何を言ったのか聞き取れなかったグラハムは攻撃の手を緩める。
日本語、それも後500年後に使われている言葉が分かるわけもないが、勝者の余裕と何を言うのかという興味からグラハムは一定の距離を保ったまま、瞬の言葉へと耳を傾けた。
魔法が止まった事で瞬もそれに応じ、足を止めると改めて告げた。
『貴方の魔法は理解しました。そして、弱点も』
『・・・ほう、逃げ回っていただけの奴が言うではないか!だったら、破ってみるがいい!』
思わぬ挑発に激高したグラハムは瞬に向かって腕を振り下ろす。
再び一方的な攻防が始まるかと思われた。
だが、次の瞬間、グラハムのみならず、その戦いを見ていた者達のほとんどが驚いた。
グラハムが腕を振っのたとほぼ同時に瞬がグラハムに向かって走り出したからだ。
『なっ!?向かってくる、だとっ!?馬鹿な奴だ!』
グラハムは魔法の餌食になるだけの無謀な瞬の行為に勝利を予感し、観客達は悲惨な画を見ることを覚悟し、気の弱い者は目を瞑っていた。
そんな皆の予想の中、瞬はグラハムへと走る中、冷静に体で風を感じていた。
『・・・今だ!』
見えないはずの刃が瞬を刻むと思われた瞬間、瞬は体を捻って変則的に下へと沈めた。
瞬の体を撫ぜるように風が吹きぬけ、風が完全に通り抜けると同時に瞬は走り、慌てふためくグラハムへと横薙ぎの一撃を見舞った。
魔法を放ち、構えすら取れていなかったグラハムは当然ながら、その一撃を防ぐ事もできずに受ける。
鎧の上からといえども、まるで大男にハンマーで殴りつけたかのような威力がグラハムを襲う。
『ぐがぁっ!!』
体中が軋む音に加え、骨が何本か折れた音を聞きながら、グラハムはさっきよりも高く遠くへと吹き飛ばされて背中から落ちた。
これで決まっただろうと、観客達は歓声を上げるが、瞬はまだ日本刀を構えたまま、グラハムを見据えていた。
『ゲホッ!ガ、ガハァッ・・・ハァッハァッ!』
それに答えるかのようにグラハムは体を起こした。
途端に歓声が下がっていく中、グラハムは体を生まれ立ての子馬のように震わせ、剣を支えにどうにか立ち上がる。
その表情は痛みによる苦悶の表情だった。
『もう止めた方が』
『だ、黙れ!私は、ヴァネッサを・・・手に・・・!愚民が、邪魔をするな!』
狂気にも近い執念を見せるグラハム。
瞬は落ち着いたまま、仕方ないとばかりに日本刀を下ろした。
『そうですか、ならば次で最後です』
下ろした刀をそのまま鞘へと納める。
そして、左手で鞘を掴み、右手で日本刀の柄を握り、グラハムに向かって左足を前に前傾姿勢を取る。
瞬が何をするのか観ている者達には分からないが、対峙したグラハムは口から地をこぼしながら笑みを浮かべ、震える右手を上へと掲げる。
『これが、我が全身全霊の・・・一撃、だ。食らえ!』
体内に残された全ての魔力を右腕へと集めたグラハムは、心の中で呪文を唱えて右腕を振り下ろす。
右腕が描いた円の軌跡に空気が圧縮していき、真空の刃を作り出す。
そして、目には見えないものの今までの物よりも一回り大きい刃が出来上がり、すぐさまグラハムはそれを放つと、気が抜けたように座り込んで突き立てた剣へと持たれかかる。
瞬はその全魔力を賭けた彼の一撃に答えるべく、目を閉じ、体で見えない刃の来るタイミングを感じ取りにかかる。
観客達が息もできないほど緊張する中、その一瞬はすぐに訪れた。
瞬が殺意に加え、体の全身に来る突風を感じ取る。
目を見開き、見えないながらもイメージで存在を確信した攻撃に対し、常人の目には捉え切れぬほどの速さをもって1歩進んだ。
『ハッ!』
そして、息を吐き出すと同時に勢いそのままに右腕を振りぬく。
神速とも言うべき速さの刀身が、グラハムの刃と真っ向から激突する。
その途端、周りに土埃が舞い上がり、何かが破裂したかのような音が辺りへと轟き、思わず耳を押さえる者達が続出する。
『や、やった、のか?』
いまにも意識を失いそうなグラハムだが、結果を見届けるべく、血を吐きながらも土埃の舞う場所から視線を外しはしない。
その内、土埃が自然の風に流されていくと、そこに一人の男の影が浮かび上がってきた。
グラハムの体を支える腕にありったけの力が篭っていく。
全員の注目が集まる中、土煙は完全に風によって完全に取り払われた。
「ゲホッゲホッ!土が口の中に。ゲホッ!」
『・・・そうか、負けた、のか』
そこにいたのは咳き込みながらも五体満足で傷一つない瞬だった。
己が負けた事を悟ったグラハムからは最後の力も失われ、剣から手が離れると地面に倒れて意識を失った。
『勝者、雨堂 瞬様!』
客席から一斉に歓声が沸き上がる。
地面を揺らすかと思うほどの大歓声に、どれだけ興奮したのかを測るのは簡単だろう。
『ふぅ』
グラハムが既に気絶した事を知った瞬は刀を納めた。
早速治療をされているグラハムを心配しながらその場を後にする。
出入り口から中へと瞬が戻り、ヴァネッサの様子でも見に行こうかと抜け出せる場所を探そうとした時だった。
『おい、貴様』
『え?』
瞬が振り返った先にいたのは黒鎧だった。
表情も分からぬものの、何となく雰囲気的に瞬へと絡んできているのは見る者が見れば分かる。
問題は瞬自身がまるで分かっていない事だ。
『はい、なんでしょうか?』
いつもと変わらぬ調子で返事をする瞬。
瞬よりも少しだけ身長が高い黒鎧は瞬を見下ろしながら、一歩詰め寄った。
『あの程度の腕しかないのか?常時、魔法を使っているようだが、それであんな貴族の端くれみたいな奴といい勝負をする程度なら、俺と当たる前に辞退しろ。その方が身のためだぞ』
明らかな挑発に対し、瞬も一歩詰め寄った。
『お言葉ですが、やってみないとわからないんじゃないですか?それに貴方も魔法使いであるのは分かりましたしね』
瞬なりに言い返すと、またもや黒鎧が一歩詰め寄る。
『これは善意で言っているんだがな。一度始まれば、お前程度の腕なら殺してしまうだろう。ついでにお前ごときに俺が魔法を使う必要などない』
瞬も負けじと一歩詰め寄った。
『それはご丁寧にありがとうございます。ただ、僕にはまだ見せていない物もありますし、それに・・・』
『それに何だ?言ってみろ』
大した事もいえないだろうと高を括った黒鎧だが、瞬は一歩詰め寄り、笑みを浮かべながら言った。
『・・・まだ全力は出していないですから』
『・・・』
黒鎧に得体の知れない重圧がかかり、瞬のいう事もおそらく本当である事を黒鎧も悟る。
もう間のない状態で二人は無言で対峙し、今にも戦いが始まりそうだった。
『申し訳ないですが、お二人とも一度お離れください』
そこへ何時の間にやら現れたタリスが間に割って入り、二人を無理やり放した。
『ふぅ、貴方方が当たるのは順当に行っても決勝しかないのですからそれまでお控えください。よろしいですか?』
『はい、すいませんでした』
『・・・』
無言のまま黒鎧はその場を後にし、後に残された瞬はタリスに頭を下げた。
『ありがとうございました。あのままではどうなるかと』
『いえ、構いません。ただ、こういった事は正式な場以外ではなさらないで下さい。喧嘩で勝敗が決まってもそれは正式な結果として受け付けませんから』
『喧嘩する気はないんですけど、あの人がどうも・・・』
『まぁいいです、今後気をつけていただければ。それより、大したダメージもないようですし、一緒に来ていただけませんか?』
突然のタリスの申し出に瞬は首を傾げる。
『どこに、ですか?』
『我が主、オーウェン様が貴方と会いたいそうです』
ここまで読んでいただきありがとうございます。
出来れば文法や書き方、ストーリー展開で意見を頂けるとありがたいです。
お気に入り登録いただけるともっとありがたいです。
何時の間にやら3周年でした。
自己満足小説として書き始め、思い浮かぶ内容を素人なりに書き続けた結果、ここまであっという間に来た気がします。
今回の分が60話なので、単純に考えれば1年20話単位で進んでいますが、最初にも書いている通り、頭に浮かんでいる分を書くだけでも100話を超えそうです。
あと最低でも2年はかかりそうですが、暇つぶし用小説としてでもお付き合いいただければ幸いです。
・・・上記で、2年は続くなんて言ったものの、ここ最近書く気が失せてます。
なので次回は目新しい物という事で、もう一つの小説、もしくは以前応募した原作者になろうの小説(1話のみ)でも投稿しているかもしれません。