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カエーリィア設定資料集  作者: 襾川いん
世界に住むあらゆるヒトとされる種族達
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ワーウルフ(人狼) 魔族性

ワーウルフ:人狼

Ex:フェンリル:氷狼、氷狼王、氷狼神、魔狼神等

Ex:マルコシアス:天人狼、堕人狼、堕狼王等

Ex:アルテミス:月女神、人狼女王、月狼王、月狼神等


大柄なヒューマンの身体に、獣じみた大きな耳、狼の尾を持つ月の魔力によって身体が変化する種族。大きな身体を行う種族はまとめるとライカンスロープと呼ばれているが、あくまでもまとめての総称であり、彼ら自身はまとめられる事を嫌う。また、各地方により俗称が異なるためか、一部の地域ではルゥガルーとも呼ばれている。

属性は親の血統により様々で、闇が殆どであり、稀に氷・土・風も出現する。一部の血統においては、光属性が出るという、血筋が色々と特殊な種族である。また、他の種族とのハーフやクォーターであれば、炎や水、雷属性も出現する。偏見による魔族狩りにより、個体数は年々緩やかに減っていっており、既に絶滅してしまっていたり、親兄弟しかおらず結婚相手を見つけるのに苦労している血統もいる。

瞳のバリエーションは殆どなく、基本的に獣眼と呼ばれる、瞳孔が大きく人が良さそうな印象を与える、ライカンスロープに多い瞳。血統によるが、琥珀色や焦げ茶色の虹彩を持つ者が多い。また、魔族とも呼ばれる魔奏族であるため、魔眼八種を持つものも比較的多い。

上位種族のフェンリルは、魔奏族の中でも一二を争うほどの強さを持ち、同じように上位種族指定されているマルコシアスは元々聖天族であったとされるが、堕天したと言われている。どちらの血統も現在は魔奏族の国では軍務に関わっており、ワーウルフという種族の象徴とも言われている。また、アルテミスと呼ばれる女性のみの神霊に近いワーウルフは、アルテミア族と呼ばれる聖天族の長が狼の神を身体に降ろす事によって、誕生する。その為、他のワーウルフとは違い、聖天族であり、一族を支える処女神となる。三種の上位種族全てが元々は食人の風習を持っていたが、フェンリルのみ完全に人を食べなくても子をなす事が出来るようになった。

通常のワーウルフの寿命は百年とされ、人を食らうことで寿命を延ばすとされている。男女の比率は15:1。女性の方が月の魔力と親しい為か、力や魔力が強い。また、月の満ち欠けで魔力の質が変わり、満月に近いほどフルパワーを出すことが出来る。完全な獣人化時は、月光によるオート回復や基礎体力の上昇、五感の感度が上がる、等の効果があるが普通のワーウルフでは、理性を保つことが難しいようで、逆に満月時は人前より隠れている事が多い。

魔奏族の国に住む彼らは、シェンスー人とも呼ばれている。ヒューマンが多い場所では、食人習性故の差別があるため、滅多にみられない。月の魔力に左右されるため、心を鍛える為に武術を嗜んでいる者が殆どであり、高い魔力を秘めていても魔法を使うものは少ない。また、彼らは滅多なことでは氏族を明かさない。

一夫一妻の魔奏族で、唯一女王から正式に多夫一妻や一夫多妻を認められている。しかし、真面目気質の者が多い為か、一度連れ合いを決めたら死んでも連れ添うと誓いをたてるため、中々別れたりしない。中には亡くなった相手と再び会うために、冥府とも呼ばれている幻霊族の国に通うものさえいる。

背が高く、男性で2m女性が175センチの平均身長を誇る。大抵は筋肉質で、がっしりとしており、武闘家のよう。

マルコシアスの当代は双子であり、内姉の方が当主を継ぎ、ワーウルフらしからぬ色気と可愛らしい小柄な身体で、アイドル的な人気を得て魔奏族の貴族達のランキングを駆け上がっている。

また、フェンリルの当主は、魔奏軍の右翼の長を担って、年若い息子を育てている。


基本データ

体力:A 魔力:D 技力:C

筋力:A 命中:B 回避:B

知力:E 丈夫さ:D 魔法力:E

器用:E 感覚:A 敏捷:B

初期所持能力:月の魔力(月齢により能力変化)

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