トリトーン(海神) 霊族性
トリトーン:海神、海人、海王、海将等々
引き締まった筋肉質のからだと、涼しげな青や緑の髪、思わず見とれるような均整のとれた顔を持つ、海に住まう男性のみの種族。セイレーン族の亜種にあたるのか、セイレーン・シレーヌ及びバーディストと、婚姻を結ぶことが多く、中でもセイレーン・シレーヌ族との間には、遺伝子組み換え等を行わなくても、トリトーンの子供が産まれてくる程。
水・氷、稀に闇属性を持ち、ほぼ貴族クラスの生活を送るものが多い。瞳は基本的には魚眼で産まれてくるが、竜眼持ちや蛇眼で産まれてくる者も少なくない。肌の色は、紫外線の強い場所では健康的な褐色の肌に変化するが、基本的には青白く、メーリネ王国内の海中街からあまり外に出ない者は、淡い水色の肌の者もいる。
平均身長は187センチで、耳が鰭のような形状をしており、手首や足首に同じような鰭を持つ。防御力が幻霊族の中でも高く、ゲンブ族などの堅い甲羅を持つ種族と共に、戦争時には身を挺して国民を守る。基本的にシャイで人見知りが激しい性格の者が多く、いわゆる"イケメン"にもかかわらず十~二十代の頃に異性と積極的に関わる事が出来ず、職場結婚をすることが多い。無口で、研究者気質である、とも言われている。
平均寿命は幻霊族故に不明だが、年を取りにくいとされているが、出生率の低さからか子供や幼児は国内でもあまり姿を見かけない。
メーリネ王国の王女付き親衛隊の、盾役でありあらゆる武器を操る武器使師のトリトーンがおり、何度も国際武闘大会で守るべき王女本人と勝負をしているが、その腕は互角であるがゆえに「お前を倒すのはこの俺だ・・・」と中二病を拗らせ続けている。