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カエーリィア設定資料集  作者: 襾川いん
世界に住むあらゆるヒトとされる種族達
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ハーフリング(小人族) 精族性

ハーフリング:小人族、半精霊、旅小人、等々


ドワーフよりやや小柄な、旅を愛し旅に生きる精霊族の一種族。ハーフエルフのように尖った耳を持ち、その耳自体が大きく存在感を放っている。くりくりとした眼は他の種族に比べて眼球自体が大きく、故に頭が大きいためか等身が低い。マスコットキャラクターや、子供の描くイラストのように、身長に比べて顔が大きい。また、手足はひょろりと長く、手のひらや足自体も顔とのバランスをとるかのように大きい。その特徴的な手の甲や、足の裏には獣毛のようなしなやかな細かい毛がびっしりと生えている。

背丈は男女共に平均125センチ前後。近縁種のグラスランナー族に比べると15センチ程平均より小さい。属性は万能属性を含めた九属性が、両親や親族の属性より遺伝することで決まる。サヤクー共和国の人種であるためか、風・土属性がやや多いが、その他は平均的に出現する。

小柄なわりに体力があり、手先が器用であるため、トレジャーハンターになるものが多い。また、吟遊詩人として、生涯を旅に費やしている者も少なくない。髭が生えず、声変わりをしないため、男女の違いがぱっと見だとわかり辛い種族であり、癖っ毛で生まれやすいのが男性、ストレートヘアーで生まれやすいのが女性、程度である。女性は妊娠~授乳時に掛けてのみ、胸が顕著に膨らむのみで、普段はあまり膨らみがない。

好奇心が旺盛な性格の者が多く、サヤクーの婚姻制度を上手く使いこなして、たくさんの相手と子をなすことが一般的である。故にハーフリングハーフの子供は、片親である別の種族の特徴を引き継ぎやすいが、背丈はあまり延びないことが多い。基本的にはヒューマン同様の通常の瞳を持っているが、親によって虹彩の色がオッドアイ等になりやすい。

寿命は約七十年と短く、生涯を通して殆ど老いることがない。残りの寿命が僅かになると、一気に外見の衰えや身体の能力が落ちると言われている。生まれや氏族を表すマニキュアを女性のハーフリングは年頃になると親から教えられ、死ぬまでこのマニキュア模様を引き継いでいくとされる。このマニキュアの模様は、一種の紋様のようなものであり、複雑で幾何学的な模様を描き込むハーフリングも多い。母系種族であり、基本的には跡取りは息子ではなく娘が行う。

土着の自然宗教を信仰しており、エルフ達とはまた違うが、森林や草原を大切に扱う事を由としている。あまり魔法や魔術の類いを学ぶ機会が少ないために、魔法系統の術を使う機会は少ないが、ハーフリングという種族自体は、魔力は低い方では決してなく、きちんと学ぶ気力と忍耐力さえあれば、並のエルフ族程度には魔法使いの適正があるとされている。が、基本的に忍耐力があまりないため、勉強嫌いが多い。一ヶ所に長時間、じっとしていることに耐えられないのだそうだ。

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