表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエーリィア設定資料集  作者: 襾川いん
世界に住むあらゆるヒトとされる種族達
36/41

コラム2 特殊な眼

Q特殊眼って何ですか?


A通常ではその種族に発生しない、特殊な虹彩または瞳孔のことです。


と、言うわけで今回は少し、特殊な眼について説明いたしますね。


まずは、通常系の眼球から簡単に説明を。

通常眼:ヒューマンや殆どの人類の瞳のことをさしています。虹彩は種族によって様々ですが、大抵は黒色の瞳孔を持っています。魔力の量等にはあまり関係がありませんが、他の瞳孔よりも優性遺伝の可能性が高いです。

獣眼:主に犬系の種族に多く発生します。通常眼よりも瞳孔が広く、大きい楕円型の黒色の瞳孔が多いです。また、虹彩の色も焦げ茶色や琥珀色、橙などの茶色系統が優性です。暗闇でも、遠くを見渡す力があると言われています。

猫眼:主に猫系の種族に多く発生します。猫の瞳孔のように明るいところでは縦に長く細く見える瞳孔を持ちます。虹彩の色は様々ですが、稀に一つの眼球内で二色に別れるオッドアイが発生することがあります。

鳥眼:通常眼よりやや大きめの瞳孔を持ちます。その名の通り、鳥系の種族に多く発生しますが中には、全く真逆の性質を持つ瞳孔を持つものも確認されています。鳥眼の性質は日が出ている間は、光を強く捉えるため目がよいですが、夜間は逆にあまり見えなくなります。虹彩は、種族によって様々ですが青や緑が多く発生するようです。

魚眼:鱗のような瞳孔が特徴の、魚の特徴を持つ種族に多く発生する眼球です。水中でもよく見えますが、乾燥に弱いためか陸上では目薬が欠かせません。

蛇眼:蛇系の種族に多く発生します。一見すると猫眼とあまり変わらない印象ですが、瞳孔自体があまり変化せず、眼力系の魔術を覚えることが可能な瞳孔系の眼球です。基本的には竜眼とあまり変わりませんが、魔力の質が違うようです。

竜眼:竜系の種族に多く発生します。蛇眼との違いはあまりありませんが、ハーフ等でも発生することがある優性の眼球です。この竜眼を持つものは、眼力系の魔術以外にもブレス系の魔術にも、適正を持っていることが多いです。


次から特殊な眼球を説明致します。

虹七眼:レインボーアイズと呼ばれている、虹彩の特殊眼球です。その名の通り、虹の七色に変化する虹彩を持っていますが、通常の平穏時の色によって呼び名が変わります。虹赤眼、虹橙眼、虹黄眼、虹緑眼、虹青眼、虹藍眼、虹紫眼、の七種類があり、まとめて虹眼七種と呼ばれております。総じて魔力が高く、瞳孔との組み合わせによって恐ろしい適正を持つ者も居ます。種族の遺伝子に弾かれない限りはかなりの低確率で、どの種族でも発生します。

魔眼:八種類の特殊な能力を持った、瞳孔+虹彩の組み合わせで発生する眼球です。主に魔奏族の者に発生しやすい特殊眼球で、瞳孔は黒い渦巻きのようなもので、虹彩は血のような赤色をしています。魔眼八種と呼ばれています。種族の遺伝子に弾かれない限りはかなりの低確率で、どの種族でも発生する可能性があります。

聖眼:火・水・風・土・雷の属性によって呼び名が変わる、五種類の特殊眼球です。虹彩系の特殊眼ですが、瞳孔はヒューマンの通常眼が出ることが多いです。ヒューマンにしか発生しない特殊眼球で、女性の所持者が大多数です。また、聖眼五種と呼ばれ、聖なる魔術を扱う適性があり、一人の例外もなく白髪です。地域によっては不吉とされるためか、白髪を染めたり、産まれたときに流れる胎盤の血液を使った封印の文様を、背中に刻んだりする方法も伝わっています。

金眼:金眼血族と呼ばれる、極々少数の貴族家系に発生する虹彩系の特殊眼球です。魔力を扱うことができず、代わりにどんな呪いの武具だろうが扱うことが出来ると言われています。ヒューマンにのみ発生する眼球であるため、遺伝子のエラーで他種族に発生した際は、短命であったり、生まれつき何かの呪いに掛かっていたりすることが殆どで、そういった場合は片眼のみが金眼のオッドアイであり、他のオッドアイよりも高い魔力を持つことができると言われています。と言うのも、元々金眼血族の潜在的な魔力は高いようで、マジックアイテム等で無理矢理魔力をドレインすることは可能だそうです。

華眼:瞳孔が花のような特殊眼球で、主に植物系の種族に発生する特殊眼球です。華眼七種とも呼ばれており、花弁型の瞳孔の花弁の形によって花壹眼~華漆眼と呼ばれています。植物系の種族以外でも、極稀に発生することがあるため、数こそ少ないものの完全劣性遺伝子だとは考えられていないようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ