ブックワーム(蟲悪魔) 魔族性
ブックワーム:蟲悪魔、紙喰悪魔
巨大な黒系の一対の角、大きめの蝙蝠の翼を一対持ち、これぞ悪魔!という出で立ちでいることの多い、魔奏族の貴族の一族。人数はさほど多くなく、大きな御屋敷に住んでいる血族のみが生きている。とがった耳や、やや色黒であったり逆に色白過ぎていたりするが、緑系統や青系統の髪と瞳を持つことは変わらない。が、人型の姿は仮の姿であり、本来は巨大なドラゴン系のワームである。
属性は土属性のみが確認されている。本が好きな為か、炎が弱点であり、また氷属性にも少し弱い。防御能力が非常に高いが、動きは鈍い。魔奏族の中でも俗に悪魔と呼ばれる種族の中では、七獣神と呼ばれるビヒモス族と同じくらいの強さを持つと言われている。あちらが肉弾戦を得意とするなら、こちらはより魔法に特化した戦術をたてると言われているが、正体を現した場合はどちらも同じように危険である。
数々の不動産と出版社を持っていると言われているが、詳しいことは不明である。わかっている僅かな事は、現在の当主はまだ年若い女性であること、ここ十数年の使用人募集において美形から可愛い系、はたまたワイルド系の顔を持つ、様々な種族の男性ばかりが採用されていること、精霊族の美女と親交が深いこと、等の些細なことばかりだ。