バントライン:覇王樹人 妖族性
バントライン(覇王樹人)
サボテンのような独特の肌を部分的に持ち、人の姿を持つ少数民族。棘は常にあるものではなく、特別な条件下でのみ顕現する。男女問わず、発情期には頭に綺麗な花を咲かせてアプローチするという。砂漠地帯に住んでいる。サボテンを祖先の生まれ変わりとして、崇める特殊な自然崇拝宗教を持つ。元々、サボテンが人型に化けて通る人々を襲っていたモンスターだったが、世代を重ねることで知能が上がり、意思の疎通が簡単に図れるようになったため、人類の仲間に入った。その理由としてモンスターとして生きていくと、種の絶滅が予想できたからだと言われている。
属性は、土と水、稀に闇属性の三種類が生まれる。他の種族と関わりが殆どなかった為か、遺伝子サンプルがあまりなく種族の特徴も現在研究途中だと言われている。どの属性であっても、水属性の攻撃を吸収する特殊な生態を持つ。
瞳は準特殊眼クラスである、華眼と呼ばれる瞳の光彩の模様が花のように見えるもの。黄土色や橙等の黄色系統から焦げ茶色や琥珀色等の茶系統までの、色が光彩に現れやすい。髪の色は肌よりも濃いモスグリーンや、青みが掛かったエメラルドグリーン、より青いサファイアブルー等の緑から青系統。肌の色が薄い緑であるため、全体的にサボテンに似ている。
妖怪族の仲間に入ったが、マァイン人とは呼ばれることはあまりない。植物系の人種であるトレントやドライアドが居るサヤクー人と間違われやすい。
性質は普段はおとなしいが、お腹が空くと本来の性質である人食いの衝動が出やすい。種族的に人類の歴史が浅いため、人食い許可証を発行されていない。その為、隠れて人肉を買ったり、衝動を抑えるためにざくろやいちじくを主食にしているものが多い。
男女比や寿命は、不明だが確認できた一番長寿なバントラインは400歳程度であるため、平均寿命は、恐らく300年前後ではないかと言われている。