インプ(小悪魔、小鬼等) 魔族性
インプ:小悪魔、小鬼、小夜魔、小夜子等
小柄な体に、一本から五本の角、あるいは虫のような触角を持ち、一対から三対の蝙蝠の翼、長い尻尾を持つ種族。ヒューマンに比べると華奢であり、男女共に細身である。ピクシーに似ているが、こちらの方が歴史は古いとされている。魔力の高さや、血統により角の数や尻尾の数が変わるらしく、インプ同士であれば身体的な特徴で氏族がわかるとも言われている。
属性は、全てが出現可能であり、割合は光と万能が稀であるのみで、その他は大体が同じ割合で誕生している。無属性は、生まれることがなく、遺伝子情報上にはその他が全て入っているため、親から子への遺伝は影響しない。
瞳孔は普通であり、ヒューマンと変わらないことが多い。特殊眼はごく稀に遺伝するが、他の種族とのハーフ等であればその種族の主な瞳孔が出現しやすい。また、男女共に睫毛が長いものが多く、可愛いや格好が良いと捉えられる容姿の者が多い。
魔族性を持ち、正式には魔奏族と呼ばれるシェンスー人である。シェンスー人のなかでは比較的人口が多く、悪魔系の種族のなかでは一番魔力が低く、いわゆる低級悪魔と呼ばれることが多いが、資格を取ることと実力で肩書きを得ることが可能であり、それによっては生まれながらに魔力の高い中級悪魔や上級悪魔とされている他の種族を上回る実力を持つことも可能。リリム達と同じく、サキュバス・インキュバス・ナイトメアー・レムレス等の睡眠魔法系統の適正が高いようで、資格を取りやすく夜の職業につく者が多い。また、バイトとして召喚術士の使い魔になったり、ダンジョン等で中ボス等を請け負ったりすることも多く、魔奏族のなかでは認知度が高い。その為、あまり魔奏族自体を知らない者は、「彼らこそが悪魔?」と思い込んでいることが多いらしいが、あくまで彼等はランクが低いことを知っており、修得した資格によってサキュバスやらインキュバスやらと名乗ることもある。
魔奏族の例に漏れず、楽器を幼い頃から習うことが普通であり、どんなに貧乏であっても国の援助を受けて中等部までは無料で教育が受けられるシステムがあるため、そこそこな音楽家に育つ。
すみません、あとで追記します。