シーサー(獅子神) 聖族性
シーサー:獅子神、獅子狗、狛犬獅子等
犬のような猫のような架空の肉食獣の耳、もふもふとした巨大なしっぽ、四肢の手首足首にまとわりつくしっぽと同じ様な渦巻く獣毛が特徴の、お伽噺や神話に登場するとされるイヌガミ族の近縁種族とされる。髪の毛は真紅や、韓紅色と呼ばれるピンクが掛かった深い赤色で、朱色の髪の者もいる。七神獣とも呼ばれている種族の一種族であり、他にはワーウルフの上位種のフェンリル、大型草食動物に変化出来るビヒモス、冥府の案内人として有名なアヌビス、最凶でありながら輪廻と豊穣を司るとされるキュウビ、ジェリクシャーズ及び猫系の種族の王様ケットシー、そして同じく聖族性持ちの吉兆鳥コンゴウインコが入っている。
属性は、炎または光。聖なる炎のブレスを口から吐くとされ、生まれながらにして独特の仙術で、空を歩くことや駆けることも可能だとされる。
個体数が非常に少ないが、繁殖能力は高いと言われている。男性の平均身長は188センチだが、女性の平均身長は145センチ程度と低い。男女の出生比率は10:1であり、犬系種族の特徴が現れている。瞳孔は普通だが、瞳孔の色が瞳の光彩と同じような色になるためか、ぼんやりとした淡い印象の両目を持つ。特殊眼は、ほとんど出現しない。
聖天族のなかでも、王族の警備や親衛隊等に配属されるエリート種族であり、弓矢の扱いに特に高けている。が、性格はおっとりしておりマイペースな者が多いためか、時間にルーズであったり詰めが甘いところがあったりと、どこかコミカルな種族でもある。ワッカ人と呼ばれているが、熱心なワッカ教徒は殆ど居ないとされている。
寿命は、おおよそ千年。情が深いが、その分気も多く、多数の相手との同時交際もしばしば行われている。また、男女に関わらず両性を愛する種族気質でもある。男性はイケメン、女性は可愛らしい顔立ちの者が多いのも、不純な交際を重ねる要因のひとつと言われている。
現在の聖天族の国の防衛長官は、沢山の妻をめとっており、ワッカ人の癖にサヤクー人もビックリな一夫多妻の家族コミュニティーを作っている。娘ばかり生まれており、その内娘にも手を出すんではないか?と怪しまれているが、戦闘能力は随一であり、よく闘技場にて好みの女性を物色してエントリー、彼女らに勝負を挑み、勝つことで妻を増やすというはた迷惑な趣味があり、ワッカ教の現人神も頭を痛めているらしい。