ワータイガー(人虎) 妖族性
ワータイガー:人虎
虎の耳、虎の尾、虎柄の手足と首を持つ、大柄な種族。ワーウルフ同様、数が少ないせいか余り見掛けない種族でもある。普段は上記の特徴を持った、獣人の外見であるが、特製の火酒等のアイテムを使うことにより虎の身体を持つ人間形態へと変化するという。
属性は、炎と風、土が多い。次に出やすいのは闇・光であり、雷や水属性は凄く少ないと言われている。一部の地域にのみ、氷属性のワータイガーが隠れ住んでいると言われているが、伝説とも言われるほど見掛けない。万能は遺伝子上は、産まれない。
殆どが猫眼持ちで、稀にハーフ等によって他の瞳孔が産まれることもあるという。シャープなイメージのワーウルフと違い、可愛らしい丸顔が多く、男性でも可愛らしい外見の者が産まれやすい。男女の比率は同じであり、女性はそこまで大柄にはならない。男性の平均身長は185センチくらいだが、女性は160センチ程度。また、拳法を幼い頃から嗜んでいるとされている。
火酒で変化するのは、酒を呑むと虎になる、という言葉より設定されたと言われている。元々は、虎憑きと呼ばれる呪われた者が虎に変化していたが、すっかり種として定着した。故に人を食らうこともあるという。
寿命はまちまちであり、妖怪族故に軍務に就くものが多く、角持ちでも翼持ちでもない彼等は前線に送られて戦死することが少なくないそう。また、特に美形なワータイガーは、十代後半くらいで女王に仕える事となる。
珍しいホワイトタイガーカラーのワータイガーの青年が、ヒューマンの男性と共にあちこちを旅していると最近噂されている。その雪のような髪や毛皮から、氷属性の者ではないかとも言われており、珍しい物好きの妖怪族の女王が側近を使って捕らえようとしているらしい。