ケンタウロス(人馬) 精族性
ケンタウロス:人馬
人間の上半身に、馬の下半身を持つ、天体や天候の動きに詳しい思慮深いも荒々しい種族。オリーブ色やカーキ、フォレストグリーンやモスグリーンの深い緑色の髪を持つ者が多く、他の種族とのハーフになるとその種族の特徴が比較的顕著に出てくる種族でもある。知性が高く、騎馬民族ではあるが(移動は自身の馬の部分で行うことが当たり前だが)、夜空の星の動きを読んで、現在の位置や方角を推測し、今後の動きを占うことが得意である。手先が器用な者は、占い師をやりながらも自身で作った呪いグッズを売ったりもしている、ちゃっかりものでもある。
属性は、主に風・土・光・闇の四種類が生まれやすい。次に水・氷が続き、炎と雷は滅多に産まれることがないとされている。瞳は通常の瞳孔か、獣眼が殆どであり、ハーフのみその他の瞳孔が産まれる。ごくごく稀に覚醒遺伝で特殊眼などが産まれることもあるというが、精霊族であるためか父親不問の婚姻制度があるせいか、あまり気にしていない。また、酔うことで現れるそうだが、男性の殆どに乱交の性癖があり、好色で軟派な若者が多いともいう。逆に女性のケンタウロスは一人に執着しやすく、酒に酔うことは滅多にないとされている。真逆の性質を持っているが、性的マイノリティーにはあまり優しくない。また、男女の中も同族同士ではそこまでよくないとされている。
精霊族であるためか、サヤクー人と呼ばれている。高い山々や、比較的高地に住むとされているが、ドライアド等が多く住んでいる森林に居住地を持つものも少なくない。また、街で配送業に就いている者や、占い師として生計を立てているもの、闘技場の闘士として戦いに身を置くもの等、様々な職種に就いているものがいる。中には、薬学の知識を高めるため薬剤師になるものもいるという。研究家肌であり、幼い頃から何かしらの研究を個人的に行っているものが多く、ケンタウロスの個人研究を発表する雑誌も、何誌か刊行されている程。
平均身長は、男性で2・5メートル、女性で2・3メートル。キャメラインに比べるとやや小さめであるが、他の種族と比べると充分大柄である。平均寿命は約百年程度。