ウンディーネ(水妖精、水妖、水精等) 霊族性
ウンディーネ:水妖精、水妖、水霊、水精等
通常時は青白い肌に青系統の涼しげな髪、瞳孔がうっすらとしか輪郭を見せない淡い色の妖しい瞳、背が高くハーフエルフのようにやや尖った耳を持つ、水棲の種族。耳の上辺りから額に掛けて、鱗のような紋様を持つものや、魚の鰭のようなものを持っていたり、王族に近い血統では竜の角にも見えるような立派な鰭がついているものもいるらしい。また、成人する前までは、魚の尾のような尻尾が出現している事が多い。成人する頃になると、高い魔力をコントロールするために特殊な紋様を身体に刻む儀式があり、その過程で尻尾がなくなっていくという。一説には、尻尾が自身でコントロール出来ない魔力の具現化であると言われてもいる。
属性は水と氷の二種類のみ、瞳孔の種類は様々で、基本的には竜眼をベースにした淡い瞳との境が曖昧な瞳を持つものが多い。女性のみの種族であり、夏期は太陽光のせいか青白い肌が一変して小麦色となり、一気に外見のイメージが変化する。紫外線から肌を守るため自然と変化するようで、国外へよく旅行や仕事に出ている者は、年間を通して小麦色の肌を持つらしい。
幻霊族の国の王族に選出されているため、本来の水の精霊としてのイメージよりも、ロイヤリティの象徴のような上品で柔らかいイメージが強いが、伝承に伝わるウンディーネに代表されるように、激情型の性格を持つ。淡水だけでなく、海水にも住まうことが可能であり、水中では人魚のような下半身へと変化させることも可能。本来は感情を持つ液体であるため、魔力を使用することにより本来の水の身体に戻ることも可能である。また、一部の王族のみリヴァイアサンとも呼ばれる、巨大な海竜の姿に変化することが可能。水状の体とは言え、女性であることからより月齢に左右される。
背丈は平均が172センチ程。半分水棲生活を送っているせいか、体温を保つため胸の大きな女性が比較的多い。寿命はおおよそ千年程と言われているが、激情型の性格故にキレて魔力を暴走させて亡くなったり、恋に破れて自殺したりする。非常に厄介であり、五神体の内哀しみや死と再生、流転を司るとされている。全てのメーリネ人の祖であると言われている。
冥府とも呼ばれる幻霊国の王でもあるため、聖天国や魔奏国に別名の役職がある。
有名なのは現女王の孫娘二人であり、両方とも女王と同じ虹眼七種の一種類虹黄眼を両の眼に持ち、死者を愛するネクロマンサーでもある。噂によると、アルテミスの血も混じっているそうだが定かではない。
基本データ
体力:C 魔力:S 技力:D
筋力:D 命中:A 回避:B
知力:A 丈夫さ:G 魔法力:A
器用:B 感覚:A 敏捷:C
初期所持能力:潜水、水神の血(水属性吸収)、水乙女の歌(歌成功判定+2)