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カエーリィア設定資料集  作者: 襾川いん
世界に住むあらゆるヒトとされる種族達
17/41

コラム1 世界はどうなってるの?

書き途中の為、他の種族情報同様随時更新していきます。

世界のお話


カエーリィアの世界は、いったいどうなっているのでしょう。この場をお借りして、簡単な各国の紹介を致しましょう。


まず、中ツ國とも呼ばれる世界の中央に位置する、ヒューマン達の国。いくつもの王国や共和国等があり、ラ・カーエ(ここでは、ヒューマンの国に住む人の総称でもある)と呼ばれるヒューマン達が暮らしている。一夫一妻の結婚制度を主に採用している。王族の他、貴族や華族といった制度も残っている。

次に妖怪族の国。西側に位置しており、高い山や砂漠、火山等が多く存在している。妖怪族達が多く住んでおり、逆に他の民族は殆どいない。国民はマァインと呼ばれている。現在は女王が国政を敷いており、角か翼のないものを虐げている。多夫一妻の結婚制度で、位の高いものから夫を選ぶことが出来る、女尊男卑な性質を持っている。また、各種族の族長こそ居るものの、女王の独裁国家気味であり、軍事に力を入れている。大きく分けて六つの国の内、唯一の戦争屋であり、基本的に他の国からの移民及び旅行客を受け入れていない。奴隷制度すら、残っていると言われている。

北に大陸を抱くのは、精霊族達の国。こちらの国民はサヤクーと呼ばれており、合衆国っぽい色合いがある国である。各種族ごとの王国や、共和国があり、精霊族達の王様と呼ばれる者は、基本的に各種族に自治を任せている。多夫多妻の結婚制度を維持しており、父親が誰だとか母親が誰だとかはあまり気にしない国風。薬学や薬草学に強く、様々な国から留学制度を利用して学びに来る程。森林が多く、なだらかな山々があったり、湖や小川もある。人工的な建物が比較的少なく、建物の多くは木製である。人口が多く、一番バリエーションに富んだ国である。

南に位置する多くの小島で形成されているのは、幻霊族と死霊族の国。国民はメーリネと呼ばれており、幻霊族と呼ばれる生者と死霊族と呼ばれる死者が入り乱れて暮らしている、島国である。大きなひとつの王国ではあるが、各地の自治をその地毎に行っている。婚姻制度は、当人達の意思を何より重んじており、強制的な婚姻を結ぶことが一切出来ない。また、同性婚も可能で、当人達さえ良ければ、複数人の重婚も可能。医療技術が発達しており、同性同士の子供も科学的技術で作ることが可能。自然妊娠することが難しい種族ばかりで形成されているため、必然的にそうなった模様。またこの王国は、冥府とも呼ばれており他の国等で死んだ者を、特定の職業についている者が迎えに行き、魂が死ぬまでの余生を過ごす事が可能な、特殊な土地でもある。しかし、この国で行われる入国審査という名の死後裁判次第では、同盟国でもある東の双国へと送られる。各島は、海中にも水棲の種族のための街や住居があり、地上からではその全貌を拝むことは出来ない。死者が住まう国でもあるため、他国からはなかなか入ることが出来ないが、生者の為の入国審査もそんなに難しくはない為、他国からの留学生も年々増えている。

東にある双子のような島のうち、全体的に白や金色の建物が建っているのが聖天族の国。天国とも呼ばれ、ここの住人はワッカと呼ばれている。殆どが生者だが、稀に幻霊族の国から許可が降りた聖人が死者となって、魂が死ぬまでの余生を過ごす場所となっている。島の中央に凄く高い塔のような王宮があり、ここに現人神とも言われている王女が住んでいる。国全体が宗教色が強く、王女を崇拝するワッカ教が支配している。婚姻制度も特殊で、王女や神官、巫女等が度々占うことで、国民の婚姻関係を決定している。他の国からも、留学や旅行に来ることは可能だが、その殆どが他国のワッカ教徒であり、一部の研究者や医療者等を除き、信者ばかりである。

聖天族の国のすぐ隣にある、全体的に黒や銀色のシックな建物が建っているのが、魔奏族の国。聖天族の国に対して地獄とも呼ばれており、ここの住人はシェンスーと呼ばれている。殆どが生者ではあるが、稀に生前重い罪を犯した死者や、生きていても重い罪を犯して罰せられる事となった者が、監視・更正の目的で監獄へ入れられている。カエーリィアの世界の巨大な刑務所があり、故に警官のような訓練を全国民が受けていると言われている。また、地獄と呼ばれる所以の一つに、悪魔のような特徴を持った種族が多く住むことが取り上げられる。いくつもの階級や資格制度があり、やる気と努力さえすればそれなりの地位に就くことが可能。国全体で音楽活動に取り組んでおり、現在の女王陛下は超絶的な実力派のピアニスト。婚姻制度は、しっかりしており両者の意志が何より優先される。また、独身者も多く住んでいるが、血族主義ではないため、国内外の孤児院より養子をとるものが少なくない。幻霊国とは、法律や国民の性質が似ているせいか、国ぐるみで仲が良い。

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