バードマン(鳥人) 妖族性
バードマン:鳥人
ヒューマンの身体に、一対から三対の鳥の翼を持つ。血が濃い者は、猛禽類の足のような手足を持っていたり、頬に羽毛が生えていたりもする。
ハーピィやセイレーンと似た容姿を持っているが、よりヒューマンに近い為か、彼女達を鳥女とさげずんだり差別したりする事も多い。どちらかというと、エンジェルなどの天使系の種族と外見が近い為に、そちらのグループに入りたいようである。実際は、テングと呼ばれる種族と近縁種であり、神通力は使うことが出来ないが、装備品は流用がきく。
よく誕生する属性は、風と雷であり、炎が続き、水と氷が極々稀に誕生する。土属性や光属性、闇属性のバードマンは滅多に産まれないとされている。また、水と氷属性のバードマンは数が少ないせいもあり、いじめの対象になることが多い。
瞳孔のタイプはヒューマン同様の普通の瞳孔を持つのが一般的だが、血が濃い者は鳥眼が出ることもある。稀に劣勢遺伝子である、鳥眼と通常瞳孔のオッドアイの子供も産まれる。
男女の比率は殆ど偏りがなく、妖怪族では珍しい男女平等な教育を受ける事が出来るらしい。マァイン人とも呼ばれており、美形が産まれることは殆どないが、その容姿が王族家系と近いからか、王族の警備や親衛隊に入隊を許される者が多く、種族柄優遇されている。しかし、婚姻は国が認めないと自由恋愛が出来ない国策ゆえ、一生を独身で過ごすものも少なくない。出生率が高いため、それでも種族的には殆ど困らない。
寿命は授かった鳥の翼の種類にも依るが、平均が50年とかなり短い。これは、軍務に就くことが多い気質ゆえである。梟などの夜間に動きやすい翼を得た者ほど、長生きしやすい統計結果が出ている。
傭兵家業と運送業を世界中で担っているバードマンの会社があるが、次期社長候補が魔族とのハーフであることから、妖怪族の女王からはよく思われていない。