フェアリー(妖精) 精族性
フェアリー:妖精、花妖精等
Ex:ティターニィア:妖精女王
Ex:オベロン:妖精王
小柄で気まぐれ、いたずら好きな昆虫の羽根を持つ、可愛らしい顔だちの者が多い種族。花妖精とも呼ばれている。基本的に花や草等の植物の加護を持つ者と、雨や雪等の自然に関するものの加護を持つ者で構成されており、加護は生まれた際に決まる。加護を受けた事象や自然、或いは植物に敬愛と畏怖を込めて、一生涯崇め奉り上げて生きていく、独特の宗教観を持つ。故に、奉っているものに関する特別な魔法が使える。
瞳の瞳孔は普通の人間と殆ど変わらない。しかし、ハーフ等で違う種族の特徴の瞳持つ者が産まれやすい。しかし、両目金眼は産まれることがない。
精霊族の国に住むものが八割、残りは世界各地に住む。あちこちを放浪することを好み、旅を苦とは思わない。種族全体が甘いものに目がない為か、御菓子の情報に関しては目ざとい。サヤクー人とも呼ばれており、サヤクー人の殆どがそうであるように、多くの妻や夫を持ち、重婚や比較的血縁的に近い者とも婚姻関係を結んでいる者が多い。サヤクー人は、同じ日に産まれた者同士で婚姻を結び、更に親族で年の近い者同士、成長してからは親族の格を上げる為に、可能であれば魔力が高かったり社会的地位の高い職務に就いている別種族等とも婚姻を結ぶのが普通とされている。その為か、産まれた子供の父親は特定することを禁じられ、平等に養育権と養育費が発生する。か、その制度に嫌気がさしてしまい、国から遠ざかる者もあとをたたない。
寿命は150年程と言われている。平均身長は男女ともに150センチ程度。
フェアリーの王族もおり、王をオベロン、女王をティターニィアと言う地位の名前で呼ぶ。キングをオベロン、クイーンをティターニィアと呼んでいるだけであり、実態は普通のフェアリーと大差はないが魔力の量が桁違いであり、戴冠式では過去の王族の魂を降霊術で喚び出し、儀式を行い更に魔力を増やす。その際に王の器でないものは、魔力を受け止めきれずに亡くなると言う。
深紅の薔薇の加護を強く持つ美人なフェアリーが、精霊族の国の王族分家の親衛隊長兼皇太子の第一夫人として、公私共に皇太子の身の回りを守っている。薔薇色の髪と同色の瞳は、見るものに優雅な印象を与え、非常に高貴な姫君のようだと評判が高い。
基本データ
体力:E 魔力:C 技力:C
筋力:E 命中:A 回避:B
知力:C 丈夫さ:F 魔法力:C
器用:C 感覚:C 敏捷:A
初期所持能力:飛行、属性加護(自身の属性魔法判定+1)