9 着信音
「あっ。メ、メールだ。誰だろう。名前は、アクロ・ウイニー?誰だ?」
シャイルはスマホをみている。
(メールを開けば、シャイルは死ぬ!開け!開け!)
「ちょ、ちょっと待ってください。」
「なんだ?」
「こ、このメールに「GameOver」と書いてあったら!私は、し、死ぬんですか?」
(ヤバい!)
「そうだな。だけど、その可能性は低いぞ。だって、お前の名前はニルキング・シャイルだろ。」
「そ、そうです。」
「じゃあ、頭文字は「N」。メールアドレスはABC順だろ。
だから、名前検索したってことになる。名前検索したってことは、知人かもよ。」
「そ、そう…ですね。」
シャイルはスマホをいじくっている。
(何とか、切り抜けた。)
ピロリン ピロリン
自分のスマホが鳴った。
「誰かな~」
名前は、エリゲンジ・タンク
自分は、メールを開いた。
┏ ┓
お前、いじめられてたんだ
よな。
最後、メールで「死ね!死
ね!死ね!死ね!死ね!死
ね!死ね!死ね!死ね!」
と送られてきた、
それで、首吊りで自殺か。
今回もメールで死ぬんです
か?まあ、お前は、
もうGameOverだよ。
┗ ┛
(えっ?)
そのメールを読んだあと、
ニルキング・シャイル、本名エリゲンジ・タンクがこう言った、
「あんたの負けですよ。アクロ・ウイニー。」