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71 光る(255文字)
カシャッ カシャッ カシャッ カシャッ
ヤバイ!
自分は回し蹴りでスマホを蹴った。
「痛って!」
安藤のスマホは10㍍ぐらい飛んでいき、
エスカレーターを滑り降りていった。
安藤は右手を左手で押さえて、スマホを取りに向かう。
自分はそのうちにスマホをカメラに切り替え、『1』と書いてあるボタンを押した。
(危ねぇー死ぬところだったー)
扉が開く。
チーン
『一階です。』
誰もいないようだ。
-英島 陸目線開始-
病院に着いた。
「陸君って呼んでいい?」
病院の中から、眼鏡をかけた男性が出て来た。




