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42  脅し(209文字)

「これは、お願いじゃない。命令だ。・・・動くな。」


その俺は、スマホを自分に向けた。


「?・・・なんで仲間になりたいんだ?」


「そ、それは、自分を守ってもらうためだ。」


「守ってもらってどうすんの?」


「最後の1人になって生き返る。」


「でも、それって矛盾してるよ。


だって最後の1人ってのは


俺も消去しないといけないんだ。


お前は、俺を消去出来るか?」


「それは・・・」


「答えられないのか?って事は・・・ヤバい!」


自分は路地裏に逃げた。

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