表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

命日

第一話です。

宜しくお願いします。

8月3日――


今日は母の命日だ。


母は俺が3歳の時、死んだ。


父「シンジ――。俺は先に帰るから、後は宜しく頼む。」


今日で13回目の命日だが

父は毎回こうやって

足早に母の元を去る。




―――




墓参りが終わると、俺はいつもアイスクリームを買って帰る。


別に「暑いから」と、いう訳ではなく――。


この日は特別なんだ。



自転車の鐘「チャリンチャリン」


シンジ「……」



自転車の鐘の音を聞くと、思い出す。


母が死んだ

あの日のことを。




――母を殺したのは俺だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ