第25話 あっぶねぇ~
どう頑張ろうが、ここから切り抜ける未来が見えない。だってこいつは、俺が書いた中で1番強いんだ。どんだけかと言うと...........
《《地球をも破壊させるほどの力》》を持っている。
「.............」
ありがとう。今まで俺を支えてくれた友達や家族よ。
(アキラメルナ、ヒノシミヤ。)
……ん?
(アキラメズニ、タチムカエ。)
とは言っても........
(イイアンガアル。シジドオリニ、ウゴケ。)
……わかった。
(ヨコヘイケ。)
「っ....なぜ避けるの?」
(トビラヲアケテ、アリアヲ、オオゴエヲダシテ、オコセ。)
「逃げる.....なっ!」
あぶねっ!
こいつの魔法当たったら即死だろうからな.....
「おいっ!アリアっ!アリアっ!起きろおおおおおおおおおっ!!!!!!」
「ど、どうされましたかぁ?リグ様ぁ。」
下の階から、聞こえてきた。
「やべぇやつに襲われてるっ!助けてくれっ!」
「なっ..........今行きますっ!」
「援軍か。でも勝てないのは君自身が1番分かっているだろう?」
「..............」
(ソレデイイ、オマエ八モウ、タスカッタ。)
「リグ様ぁ!しゃがんでください!」
「ああっ!」
しゃがむと、豪炎が彼女へ直撃した。
―――あれ?なんで直撃してんの?
「な、なぜ避けないんだ?」
「ほぉう。私は今、《《動けないようになっている》》のか。なるほど、なるほど。」
「.....?」
「ちょっと、おさらばするよ。」
時空が歪んで、彼女は消えた。
……どういうことだ?
というか、アイロチちゃん、普通に詳しく話していた気がするが、災厄について語らないんじゃなかったのか?
(コイツハ、オレノイッテイタ、サイアクジャナイゾ。)
……は?
これより上のやつがいるの?
「........そもそも、動けなくなってたり、あれよりも災厄なやつがいたりと、情報が多すぎるんだが......」
頭が追いつかない。
「ふぁ~。」
真奈の声だ。
「起きたのか?」
「うん.....ってなにこの惨状?!」
まぁ、ボロボロになってんだもんな。この廊下。
―――修復するの、めちゃくちゃ金かかるんだよなぁ。
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