表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/35

第23話 ゆっくりしたいです。

あの事件の後、俺たちは自宅へと向かっていた。

時刻は通常通りになって、夜へとなっていた。


「さすがに、眠たいな。」


強烈な睡魔が俺を襲った。

―――このまま、寝るか。



「オキロ。」


「......っ」


「オキロ。」


誰かが揺さぶってくる。


「オキロッ!」


「なっ、なんでアイロちゃんがここに.....」


「コレハ、オマエノ、ナカダ。」


「あぁ、確かにそうだったな。」


「オマエ、ニチヨウビ、キヲツケロ。」


「な、なんでだ?」


「......イエナイ。」


何か訳があると気を付けやすいんだが....

まぁいい。警告してくれたことにまず感謝だろう。


「ありがとうな、警告してくれて。」


「ベツニ、イイ。」


そう言うとアイロちゃんは消えていった。

……目が覚めてきた。


「ハッ!」


今何時だろうか。


「3時か。」


早起きしすぎだな。

寝たいところだが、二度寝すると更に狂った時間に起きるからなぁ。


「まぁ、寝ないでおこう。」


「あ、あのぉ、な、なんで起きたのっ?」


―――へ?


「ウクナこそなんで起きたん......いや()()()たんだ?」


「そらぁ、か、可愛い可愛い楓君の顔を見るためですよぉ♡♡♡」


……ウクナもやっぱりやばいやつだな。

ん、待て。他の奴らも起きてたりして......


ウクナは同じ部屋、真奈も同じ部屋、アリアだけ俺に何かしそうなので1階で寝させている。


「ど、どうしたのぉ?」


「おい。」


俺は真奈に呼びかけた。


「おい。」


再度。


「お......」


「うるさいよっ!」


完璧に目をぱっちりして、そう言った。

―――明らかに起きているような姿なんだが?


「お前、起きてただろ。」


「起きてたけど?何?起きてちゃダメなの?」


「ダメだろ。」


「.........」


デジャブ。


「ま、まぁ、いいじゃないですかっ。わたしの、な、《《仲間》》ですしっ!」


……は?仲間?


「ねぇっ!仲間って言ったらバレちゃうじゃない!」


……バレる?


「おい、お前ら.....」


「んー?」


「な、なんですかっ?楓君。」


「俺の寝顔を見るためにずっと起きてたろ?」


「........」


確定じゃねぇか。


「い、いや、アリアさんだって、そ、そうですよっ!」


―――ア、アリアも?

どうやって俺の寝顔見てんの?


「皆して俺の寝顔を......こ、怖いんだが.....」


「ひひっ♡」


「ふふっ♡」


うん、この子たち怖い。


********


「はぁ........♡」


一方、下の階の女性も興奮気味になっていた。

◆◆◆お礼・お願い◆◆◆


ここまで読んで頂いてありがとうございました。


もし、


「ヤンデレが好きだ!」

「続きが気になる.....っ!」

「応援したいっ!」


と思ってくださいましたら、


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。

何卒、宜しくお願いします。


もし良かったらカクヨム様でも、「なにやらヤバい目をした自作ヒロインたちが追いかけ回してくるんだが?」を投稿しているので、1話だけでも見てみて下さい!!!


https://kakuyomu.jp/works/16818792440601283051

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ