表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/35

第16話 まだ死にたくはないなっ!

「まぁ───とりあえず怖がってよ。」


そう言っていつの間にか背後を取られていた俺は、彼女の持っている包丁が刺さってしまった。


「あぁっっ!」


痛い。

やっぱり痛みには慣れねぇ。


「でも........」


この為のアイロちゃんなんだよっ!


「ぶ、ひっー!」


アイロちゃんは刺された所を回復魔法で癒してくれた。


「ふっ。」


刺された用にアイロちゃんを携帯していたけど......まさか本当に使う日が来るとはな。


「へぇ~?なにそれ。」


「親切じゃないから、俺は教えないぞ?」


誰が自分の情報をベラベラと喋るものか.....


「まぁ、いいけどねっ!」


赤立は俺を刺す.........のではなくアイロちゃん目掛けて包丁を振りかざそうとした。


───目論見通りだよっ!


「なっ?!」


凶器はアイロちゃんに刺さった.....が、特段変わったことは起きなかった。


「ははっ。」


アイロちゃんは()()()()作った魔物だ。

───死ぬはずがないだろう?


「おらぁっ!」


俺は彼女を吹き飛ばした。

⋯⋯意外と華奢だな?


「でも君さぁ、どうやって僕に勝とうとでも思ってるんだい?」


「勝とうだなんて、まさか。」


「...........?」


「俺はただ、死にたくないだけなんだ。」


「別に僕は殺す気はないよ?君の怖がる姿が見たいだけ。」


「それが嫌だって言ってんだ.......よ.....?」


⋯⋯え?

俺の隣に、いかにも魔物って感じの化け物が居た。


「もしかして、アイロ......ちゃん?」


アイロちゃんは───あの可愛い姿から一変して、凶悪で恐ろしい姿へとなっていた。


───こんな設定施してないんだけど。

まぁ、俺の自作したやつらは全員設定崩壊してたりするから、今更感ではあるが。


「一応言っとくけど、アイロちゃんって回復魔法を使ってくれるから傍に置いてるんだ......こんなになるとは思ってなかったぞ。」


やべ、思わずベラベラと話しちゃったじゃねぇか。


アイロちゃん、懐けば可愛いが.......その反対、嫌ったらこうなる........のか?


「っ?!」


無音だった。

───アイロちゃんは、赤立の背後に立っていた。


「うぐっっ!はぁっ!」


アイロちゃんがパンチして彼女は吹き飛ばされた。

⋯⋯すんげぇな。


「オ、イ。」


え?アイロちゃんがなんか喋ってる?


「ヒ、ノシミ、ヤ。」


「な、なんだ?」


「オレ、オマエニ、ナル」


⋯⋯は?


「っっっ?!」


アイロちゃんが消えたと思ったら、急激に心臓が痛くなってきた。やばい、意識が...朦朧として....き.....


───倒せ。倒せ。倒せ。

俺の頭の中で、無限にその言葉が出てきた。

◆◆◆お礼・お願い◆◆◆


ここまで読んで頂いてありがとうございました。


もし、


「ヤンデレが好きだ!」

「続きが気になる.....っ!」

「応援したいっ!」


と思ってくださいましたら、


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。

何卒、宜しくお願いします。


もし良かったらカクヨム様でも、「なにやらヤバい目をした自作ヒロインたちが追いかけ回してくるんだが?」を投稿しているので、1話だけでも見てみて下さい!!!


https://kakuyomu.jp/works/16818792440601283051

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ